アニメ版 AIR

原作未プレイ
点数:3/5
分類:居候 夢 法術 呪い 姉妹 医者 流産 離婚 片親 継子 犬 烏 精神障害者 記憶喪失 宇宙人 先祖
粗筋:人形使いのゆきとは知り合いの抱える問題を解決し先祖の因縁からみすずを治して烏に転生後少年に転生し同じ時空を3度生きる
総評:登場者はみんな不思議ちゃんで詩人。性格がおかしいので展開も納得いかない。泣きを無理矢理作る為に病気、死別、流産、養子、障害者、記憶喪失等泣けるネタを食い合わせを無視して幕の内弁当の様に詰め込んでいる。特にはるこは理不尽に不憫な目に遭わされている。せいぜい1箇月程度の間の出来事なのに多人数の人間関係が深く成っている。前世が宇宙人だったという物語は日常の人間関係を描いた後では噛み合わない。

・OPは元々の歌を短く切り過ぎ。

・この世界に『Kanon』の相沢祐一がいたらここの女の子達も1〜2箇月で攻略されそう。
・『Kanon』の母親水瀬秋子の「了承」に対する『AIR』の母親神尾晴子の「却下」。
・『Kanon』とは長期休暇中が舞台、雲印アイスクリーム、リストカットをする妹、主人公は女の子相手に願い事を叶えると言い切っている点、主人公が夜中忘れ物を取りに戻って隠された事実に気付く、という点が共通している。
・別れが辛いから相手に冷たく当たるというはるこは『Kanon』のかおりと同じ。
・みちるの突然体当たりをする点と実は幽霊である点は『Kanon』の月宮あゆと似ている。
・しらほは『Kanon』の永瀬名雪と似ている。

・「みすず」「みなぎ」「みちる」と「み」から始まる名前が多い。
・ぽてとは後半出番が無い。これも誰かの転生体だったりするのか。
・みすずの靴は夏なのに冬物の様。
・みちるがゆきとに絡む理由が分からない。
・はるこ一人関西弁。
・みなぎの優等生設定と白米好き設定は特に使われなかった。
・結局ゆきとの芸で金を稼げる事は無かった。
・ゆきとはみすずとトランプで遊ぶくらいはしてあげたら良かった。
・みすずの父親は何故長年みすずを放置していたのか。年に数回会う位はできたのではないか。情報が描かれず突然登場するので違和感を覚える。みすずの死に際を看取れなかったのは可哀想。

平成28年7月5日
1
宿無し文無し人形使いの旅人ゆきとはみすずの家に泊めて貰う
森永乳業に因んだ森水乳業。
・『Kanon』に続いて天使の人形。
・小学生が金を持っているのか。
・ポニーテールの女は腰が細い。
・銀髪男は腹が減っているのに桃ジュースを捨てている。
・展開が強引に早い。
・「めー」
・黒電話
・女の子はみんな初対面の人間に対して人懐っこい。
・羽根が舞っている中に立つとダニを吸い込みそう。
・奇人しか出て来ないのに音楽だけ不釣り合いに感動的。
2
翼を持つ女を母の様に探して旅していると告白し夜中神社を徘徊するかのの姉の診療所で働く
・みすずは寝る前にもリボンを着けている。
・はるこは出会ったばかりのゆきとに身の上話を始めている。
・みすずの家は2人暮らしなのに台所には椅子が4脚有る。
・小学生のTシャツの柄は『ハッピーツリーフレンズ』。
・「ぴこーっ!」
・いきなり仕事が見付かっている。
・ゆきとははるこから貰ったナマケモノのぬいぐるみを翌日には他人に渡している。
・みすずは唐突に詩人。
・『Kanon』の3人が意味無く登場。
・ゆきとは高校に入り込んでいる。

平成28年7月6日
3
かのは二重人格と判明する
・「でもそれって、お姉ちゃんにはずっとお母さんがいなかったって事だよね」という理屈はおかしい。姉は数年先に生まれた分母親と一緒に過ごせていた筈。
・みすずは母親の猥談を嫌がっている様に見える。
・割れた西瓜の断面が綺麗。
4
かのは神社の羽根を触って以来二重人格に成ったと判明
・みんな夜中の神社で怪しい事をしている。
・何故しらほはたまたま手に入れた羽根の為に住み慣れた村や家を捨てて当ても無い旅に出ているのか分からない。
・たかが痣ごときで大袈裟。
・村人は痣を忌んでいると言われているのにしらほが自害した所で身代わりに成るのか。
・自殺 しらほ 村から忌まれているやくもの身代わりとして 剃刀で体を切って
・意味の分からない話でかのの心残りが解消されている。
・しらほは結局の所、かのと姉を何年も無駄に苦しめていただけ。母親との再会程度では割に合わない。
5
次女みちるを流産したみなぎ母は娘の存在を忘れみすずは突然泣き出しはるこは義母と判明
・子供の頃のゆきとは可愛い。
・みなぎはゆきとをおこめ券で餌付けしている。
・高校生の遊びに付き合うゆきとは本当に暇人。
・「ちゃってます」
・『機動武闘伝Gガンダム』のパロディ。
・ゆきとは泊まる所にも食べる物にも事欠いているのにみすずの為に無理して家を出ている。泣き出す発作が有るとしてもゆきとが家を出る必要は感じない。
・みなぎも無意味に詩人。
6
父が再婚したみなぎの母は記憶を取り戻しみちると会食しみすずは倒れる
・「痛い」
・廃駅に電気が通っているのか。
・ゆきとは折角の親子水入らずの場面に上がり込んで夕飯を貰っている。
・みちるは何故突然高校の屋上に移動したのか。
・ゆきとは風呂にも入れていないのか。
7
近々死ぬ筈のみすずをゆきとが治しはるこは旅に出て平安時代によくじんが降って来る
・ゆきとは書いた本人の目の前で他人の日記を読んでいる。
・ゆきとは願いを叶えてやると男前な事を言い出している。
・ゆきとの母は子供相手に居もしない女の子の事を語っている電波女。ゆきとも、みすずが倒れただけでその内死んでしまうと突飛な事を言い出している。
・みすずが大変な時に町を出ると言い出すゆきとは酷い。ゆきとが離れたらみすずの病気が治るという理屈は解らない。
・ゆきとの母親はゆきとに変な負担を担わせている。
・ゆきとは出会って1箇月も経っていないみすずが自分の幸せだと言い出している。展開が早過ぎてついていけない。と思っていたら突然舞台が平安時代に切り替わって面食らう。
8
りゅうやとうらははかんなを母八百比丘尼に会わせる
・「あらあらまあまあ」
・からかい甲斐が有るというだけで職を捨てて命をかけてかんなを連れ去っている。
9
死ぬ寸前の八百比丘尼祝詞を教えたかんなは呪いがかけられうらはは法術を学ぶ
八百比丘尼は無理矢理連れ出された結果死んでいる。かんなとの再会が良い事だったとは言えない。
・りゅうやは八百比丘尼から体に触るなと言われたのに触っている。
・話がえらく壮大。今は小遣い稼ぎに使われている法術の由来がとても神聖。
・「は?」
・「わたくしがお手伝い致しますわ」
・うらはは自分達の問題を子孫に押し付けている。
10
みすずは烏にそらと名付け時が巻き戻り同じ世界が再開始する
・烏込みで同じ話をやり直している。また話が急展開。
・「めー」
・別視点から物語を見せて裏側を描いている。
・みすずは独り言が長い。
・そらとゆきとが同一人物なのに同時に存在するという理屈は理解できない。
11
はるこに引き取られたみすずは記憶喪失に成り父親からの引き取りを拒否する
・みすずとはるこばかりの回。
・みすずはそらの事は覚えているのか。
・マルフクに因んだマルハク。
・みすずはそらを求めて戻った様にも思えた。
・みすずの記憶喪失もはるこが母性に目覚める事も父親が迎えに来るのも唐突。何故ぴったり時期が一致したのか。みすずが父親を拒否する理由も分からない。視聴者を泣かせようとする脚本の都合でみんなが唐突に変化している。そもそも何故みすずは死ぬのか。みすずが病んだ事をきっかけにはるこは母性に目覚め父親も引き取る気に成った、という様な合理的な流れが欲しい。
12
みすずは誕生日プレゼントを受け取り死にゆきとの記憶は同時期の少年に受け継がれる
・若し予定通りひよこを買われていたらそらの立場が無いのではないか。
・みすずとはるこは賽銭泥棒に見える。
・みすずとはるこが大変な中平然としているそらは場違い。
・「うちゴールか」
・AIRTシャツ。
・はるこはみすずを失った悲しみで精神を病んだのか烏相手に大袈裟な事を語り出している。
・生物史を俯瞰するいう壮大さが、親子の死別という話とは全く噛み合わない。
・閉鎖された時間と空間で延々同じ物語が再生産されているという落ちなのか。
AIRのロゴは男の子だけがトリミングされてしまっている。