特別お題「青春の一冊」

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小説や随筆、ノンフィクション、評論など、国内外を問わず、あなたにとっての「青春の一冊」と、その本にまつわるエピソードをぜひブログに投稿してください。なお、漫画・コミックの類は対象外とさせていただきます。

本は好きだが本にまつわるエピソード、というものは中々無い。
強いて言えるのは『シャーロック・ホームズ 最後の事件』。
ネタバレに成るが、名探偵シャーロック・ホームズと宿敵モリアーティ教授が殺すか殺されるかという死闘を演じるハラハラドキドキの場面が有る。
この本を2度目に読んでいた時、自分は中学三年生で、教室のベランダでは担任の先生が生徒を一人ずつ呼んで高校の推薦入試の結果を告げていた。
シャーロック・ホームズとモリアーティ教授はどう成るのか!?」と「自分の推薦入試の結果はどう成っているのか!?」が重なってドキドキもひとしお。
この本を読むのは2度目だから結果は分かっているのに、文章の面白さと自分の人生の決定が加わって1度目に読んだ時よりも興奮した。
そういう意味で記憶に残っている一冊。