性差 医療 臓器移植

脳死下の臓器提供、1千件に 1例目から26年 ドナーなお少なく:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/sp/articles/ASRBN63BNRBLUTFL00J.html
 JOTが9月末までに公表した提供者(ドナー)991件のデータを朝日新聞が分析したところ、性別は男性が約6割、女性が約4割だった。50代が225人(23%)と最多で、40代が196人(20%)、30代は128人(13%)だった。15歳未満の子どもは47人(5%)、60代以上は144人(15%)だった。


ファクトブック|医療者の方|一般社団法人 日本移植学会 http://www.asas.or.jp/jst/pro/factbook/
2022臓器移植ファクトブック http://www.asas.or.jp/jst/pdf/factbook/factbook2022.pdf
Ⅱ.心移植
18ページ
国内の小児心臓移植症例(67人)
男児33 女児34

19ページ
国内での心臓移植が非常に困難な 10 歳未満の小児を含めて 118 人が、1984 年から 2017 年 12 月末までに海外で心臓移植を受けています。男児 59 人、女児 59 人と同数で、移植時の平均年齢は 7.7 歳でした。


Ⅲ. 肝移植
28ページ
4.肝移植患者の性別・年齢と生体ドナー続柄
l レシピエントの性別と年齢の分布は、脳死肝移植では50歳代をピークに成人症例が多く、生体では10歳未満が最多で、成人では50歳代がピークでした。性別の偏りはありません。


Ⅳ. 腎移植
38ページ
4. 移植患者の性別・年齢、生体腎ドナーの関係 (図 1, 2, 3)
l 2022 年 8 月 1 日時点での 2021 年腎移植実施症例登録情報(詳細登録)にデータ
入力された 1,773 例での集計結果を示します。
l 腎移植レシピエントの性別は、生体腎では男性 984 例(64.1%)、女性 552 例(35.9%)、
献腎移植では男性 82 例(65.6%)、女性 43 例(34.4%)といずれも男性が多くなっています。


Ⅴ. 膵移植
51ページ
3.移植待機者数
下表のように、2022年11月30日現在、全国で179人の登録待機患者がいます。原疾患は膵全摘後の2名以外はすべて1型糖尿病患者です。性別は男性74人、女性105人で、

52ページ
6.ドナー・レシピエントプロフィール
ドナー;性別は男性262例、女性199例でした。
54ページ
レシピエント;性別は女性278例、男性183例で、女性が60%を占めました。


Ⅶ. 小腸移植
70ページ
4. 移植患者の性別年齢
レシピエント 33 名の性別は男性が 22 名、女性が 11 名でした。


年間報告|日本肝移植学会 http://jlts.umin.ac.jp/report/index.html
2021年までの肝移植症例についての登録報告 http://jlts.umin.ac.jp/images/annual/JLTSRegistry2021.pdf
222ページ
Number of Liver Transplants in Japan, 1964-2021.

Table 3A Age and Sex of Recipients: Deceased-donor Transplantation.
Male 385
Female 333

Table 3B Age and Sex of Recipients: Living-donor Transplantation.
Male 4815
Female 5306

226ページ
Table 6A Age and Sex of Donors: Deceased-donor Transplantation.
Male 437
Female 280
Unknown 1

Table 6B Age and Sex of Donors: Living-donor.
Male 5428
Female 4695

227ページ
Table 7 Living-donor.
Son 1,925
Daughter 893
Nephew 72
Niece 14
Grandmother 69
Grandfather 27
Wife 866
Husband 722


腎移植臨床登録集計報告(2022)2021年実施症例の集計報告と追跡調査結果 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jst/57/3/57_199/_article/-char/ja
204ページ
表 6 レシピエントの背景
性別 (n=125)*
男性 生体腎984(64.1%) 献腎82(65.6%)
女性 生体腎552(35.9%) 献腎43(34.4%)

212ページ
表 15 ドナーの背景
男性 生体腎534(34.8%)献腎78(62.4%)
女性 生体腎1,002(65.2%)献腎36(28.8%)
(非公表) 生体腎0(0.0%)献腎11(8.8%)


日本における腎移植の性差の検討 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jst/56/Supplement/56_s116/_article/-char/ja/
はじめに: 近年糖尿病性腎症の腎不全の増加に伴い、腎移植を希望する患者も男性が多く占め、夫婦間腎移植も増加している。必然的にドナーの女性の占める割合も多くなる。腎移植における性差によっての予後の違いやリスク因子に性差の関連性について検討したので報告する。
対象:2010年1月から2019年12月までに日本で行われた14604症例の生体腎移植にてついて解析した。
結果: 血清Cr, eGFRは女性ドナーの方が良かった。男性ドナーは女性ドナーに比べ、Body massindex とBody Surface Area は優位に大きいが、喫煙者が多くなる、高血圧、糖尿病の割合が多く、ハリスククドナーが多かった。ドナーの性別によってのレシピエントの生存率、生着率ともに、男性ドナーの方が女性に比べ優位に予後が良かった。


パートナーへの腎臓提供、多いのは「妻から夫」 研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News https://www.afpbb.com/articles/-/3166635
2018年3月8日 18:48 
発信地:パリ/フランス [ ヨーロッパ フランス ]
【3月8日 AFP】腎臓移植では夫が妻に提供するよりも、妻が夫に提供する傾向が高いとする研究が8日、「世界腎臓デー(World Kidney Day)」と「国際女性デー(International Women's Day)」に合わせて発表された。

 国際腎臓学会(ISN)と腎臓財団国際協会(International Federation of Kidney Foundations)が欧州で集められたデータを分析したところ、臨床的に適合した事例では女性の36%が夫に腎臓を提供していた。一方、同じく臨床的に適合した男性が妻に腎臓を提供した事例はわずか7%だったという。

 カナダのブリティッシュ・コロンビア大学(University of British Columbia)医学部のアディーラ・レビン(Adeera Levin)教授は、「夫より妻の方が腎臓提供者(ドナー)になることが多いのはなぜか、具体的な理由を特定するのは難しいが、利他主義や家族が生き延びる手助けをしたいとの強い願いが女性の動機となることを示唆する結果だ」と述べている。

 この研究によると、腎臓移植を受けた患者のおよそ3分の2は男性だった。しかし、世界規模でみると慢性腎臓病の患者は男性12%、女性は14%という結果だった。


■数値で見る血液事業|血液事業|活動内容・実績を知る|日本赤十字社 http://www.jrc.or.jp/activity/blood/data/
平成30年 血液事業統計資料~血液事業の現状~ http://www.jrc.or.jp/activity/blood/pdf/20190419_H30ketsuekijigyonogenjyo.pdf
2
献血方法別献血申込者数
男性3,648,001
女性1,705,277
3
献血方法別献血ができなかった人数
男性 6.3%
女性 24.3%
6
出産で女性が輸血を経験する事が他の年代より少ない
16~19歳
は男女比が全国合計では154,050:111,228と他の年代に比べて小さいが、中四国と九州だけは16~19歳の年代でも男女差が2倍以上有る。
8
(6)年代別 ・男女別献血者数(年代合計・年代別構成比)
男性 3,417,066人
女性 1,290,885人


若年層献血意識調査-結果報告書- https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000020ipe-att/2r98520000020j6a.pdf
平成23年10月
未経験者編
2.献血に関する認知・関心度
(1)献血に関しての認知程度 (Q1)
性別では、男性の認知率(83.5%)が女性の認知率(89.0%)と比べて6ポイント低い。
(2)献血の種類の認知 (Q2)
性別では、男性の認知率(31.4%)が女性の認知率(38.9%)と比べて8ポイント下回っており低い。
(3)献血できる場所の認知 (Q3)
性別では、男性の認知率(79.5%)が女性の認知率(89.4%)と比べて10ポイント下回っており低い。
(4)献血への関心度 (Q4)
性別では、男性(34.8%)に比べて女性(52.8%)の関心度が高く、関心あり層の割合は男性を18ポイント上回る。
(5)献血が病気の治療に役立っていることの認知 (Q5)
性別での大きな差はみられない。
(6)輸血用血液製剤の有効期限が短く、絶えず献血が必要なことを知っているか (Q6)
性別では、男性の認知率(43.0%)に比べて、女性の認知率(50.2%)が7ポイント高い。
(7)献血された輸血用血液製剤の使い道認知 (Q7)
性別での大きな差はみられない
(8)輸血の治療を受けた患者の感謝の気持ちを目や耳にした経験 (Q8)
性別での大きな差はみられない
(9)若年層の献血協力者の減少傾向認知 (Q9)
性別 の大きな差はみられない


2.献血に関する認知・関心度 【経験者編】
(1)献血が病気の治療に役立っていることの認知 (Q1)
性別での大きな差はみられない。
(2)輸血用血液製剤の有効期限が短く、絶えず献血が必要なことを知っているか (Q2)
性別では、男性の認知率(68.3%)に比べて、女性の認知率(76.0%)が8ポイント高い。
(3)献血された輸血用血液製剤の使い道認知 (Q3)
性別では 男性の認知率 性別では、男性の認知率(36 8. %)が女性の認知率 が女性の認知率(32 6. %)に比べてやや高い。
(4)輸血の治療を受けた患者の感謝の気持ちを目や耳にした経験 (Q4)
性別では、男女で大きな差はみられない。
(5)若年層の献血協力者の減少傾向認知 (Q5)
性別では、男女で大きな差はみられない。


東京都輸血状況調査結果 東京都福祉保健局 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/k_isyoku/yuketsutyousakekka.html
平成29年 輸血状況調査結果(PDF:491KB)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/k_isyoku/yuketsutyousakekka.files/29shuukei.pdf
4ページ
年代及び男女別輸血状況
合計
男 61,242
女 56,167

女の輸血患者数が男の輸血患者数を上回る年代は20~40代の出産適齢期。