機動戦艦ナデシコ

点数:4/5
総評:人が死んだりするが基本的にギャグ中心。明るい反面あまりにも命が軽んじられている。やり過ぎな位徹底して昔からのオタク向けに作られている。良く分からない理由で主人公とヒロインがキスし、幾つか謎を残し戦争が続きっ放しという終わり方はすっきりしない。本筋に関係無い話を削って詰めれば終戦迄描けたのではないか。

・キャラクターデザインはアニメ版『らんま1/2』と似ている。
・生き死にをかけているのに緊迫感が全然無い。背景では大勢の人間が死んでいるのにギャグで流されている。
・火星でも地球と同じ重力や夕日が有る。
・火星から地球に戻ってからは宇宙戦艦なのに地球内での活動が多い。
・『ゲキ・ガンガー3』が宗教の様な役割を果たしている。葬式から地球には宗教が多数存在している事が分かるが、木星の宗教はどういう状況なのか。
・戦闘時の「ヒルッヒリッヒルッヒリッピピプー」という音楽は『天空のエスカフローネ』の音楽に似ている。
・OP最後の点滅が眩しい。

・ミナトとゴートは喧嘩の後仲直りするかと思っていたらそんな事が無いまま新しい男が現れてしまった。別れ方があっさりし過ぎている。
・乗組員はみんな若いがどういう基準で選んでいるのか。
・新提督は徹頭徹尾嫌われ役で提督らしい所を見せなかった。どういう理由で提督に採用されたのか。
・緑髪は好意がはっきりしていて気持ち良い。
・押しかけ女房的なユリカは可愛い。
・主人公がもてる理由をちゃんと提示して欲しかった。特にエリナはどこで惚れたのか分からない。主人公がユリカを本当に好きなのかも疑問。ただ懐かれたから情が湧いているだけではないのか。
・イネスの説明好きという性格は面白い。
・妹は『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリスに似ている。


平成26年2月15日
1
火星から脱出し地球で幼馴染みを追いロボットで敵を撃破する
・展開が早くて小気味良い。
・青い宝石の首飾りが不思議な力を発揮するという展開は『天空の城ラピュタ』の様。
・テレビが分厚い。
・あっさり宇宙戦艦に就職できている。

平成26年2月16日
2
連合軍に拿捕されたナデシコ木星人を倒し逃げる
・早くも顔の作画が変わった。
・主人公は何故ユリカが両親の死に関係するとそこまで強く疑っているのか。疑っているのならもっと話を求めるべきではないか。
・第2話にして早くもクーデターが起きた。
・MOドライブはMELKO。
3
連合軍のジュンはナデシコ制止に失敗し仲間に戻る
・パロディで駆け足ながらきちんと感動的なお約束を描けている。
・次回予告で『ブルーシード會川昇』と、宣伝の様な紹介がされる。
4
山田二郎が死に新パイロットが3人現れメグミとキスする
・山田二郎の死が早過ぎる。自分の宣言と違って格好悪い死に方をしている。どこまでがギャグなのか分からない。
・識別コードを忘れるなんて事が有り得るのか。
・アマノヒカルは昔のオタク女そのもの。
・蛇遣い座
・メグミとキスする迄の経過が短い。
・通信員 関智一
・次回予告は『戦国魔神ゴーショーグン』のしどうたけし、とスタッフ紹介混じり。
5
葬式を続け恋愛禁止契約に社員が反対し火星手前に着く
・やや作画が良く成った。
・「あ、煩悩」
・ひげの艦長っぽい人の役職は何なのか。
6
火星で収容を拒否する生き残りをバリアで殺してしまう
・短刀一本であっさり敵を倒している。バリアはゴムの膜の様。
・作画が良く成った。
・敵襲を予想せず呑気に過ごして来たつけを、地下に住む生き残りに押し付けている。ユリカとメグミはついさっきのこの出来事を、恋愛事ですっかり忘れてしまっている。
7
提督はナデシコをチューリップのゲートに送り自爆する
・ユリカのローマ字綴りはYURICA。
・恥ずかしがるルリは可愛い。
・イネスはノリが良い。
・作画はやや落ちた。
・主人公は火星での戦いについてどの程度知っていたのか。イネスからはどの程度話して貰ったのか。
・何故緑髪は危機に陥った時主人公の名を呼んだのか。
8
ナデシコは連合軍に編入されアカツキと新提督が訪れる
・作画がやや良く成った。
・「敵、2割方消滅」
ナデシコと連合軍と本社の連携が全然取れていない。
・ゲキガンガーの放送時間がちゃんと5時台に変わっている。
・主人公と長髪の戦闘服は胸の印の位置が左右逆。
・主人公は自分の未熟でエステバリスの部品の殆どを惜しげも無く捨てている。
9
地球北方の親善大使を助けに行く
・主人公が何の伏線も必然性も必要性も無くいきなり危機に陥っている。

平成26年2月17日
10
まずい料理に苦しみ海で遊びアクアの自殺に付き合わされる
・美人は料理が下手というネタ。
・アクアマリンは可愛い。
・アクアと主人公の中が深まるのが早い。
・記号的なあかほりさとる作品。ギャグの作風がこれまでと違う。
・緑髪のお盆の幅が次の場面では小さくなっている。
11
エステバリスで戦車と戦う
・VictorのパロディでVistar。
火星ソーダ
・乗り物の外でも空中に映像が現れている。
・戦車対人型兵器の戦闘を描くのかと思ったがそんなに現実的な戦闘ではなかった。
・戦車の中の緑髪は胸が大きく成っている。
12
味方を攻撃する誤作動を起こす思兼をデバッグする
・そろばん電卓はCASIC。
・「よせやい」
・ゲキガンガー対ゲキガンガーという燃える展開。知識の多寡で勝敗が決る辺りオタクらしい。
13
主人公は軍属に成ったナデシコから解雇されるが戻る
・生体ボソンジャンプは動物実験で十分なのではないか。
・作画が良い。
・主人公が戦艦から去り戻る展開は『機動戦士ガンダム』の様。
・自転車の大きさが変化している。
・新しいパイロットは挨拶だけで死亡。相変わらず死があっさりしている。
・敵に対しては、アキトが巻き込まれなくても何かでCCだけを投げ付けるだけで良かったのではないか。
14
総集編
・本作はゲキ・ガンガー3の劇中劇という扱いにされている。アイキャッチもゲキ・ガンガー3のもの。
・死んだ筈の人間も参加している。
・ゲキ・ガンガー3の長髪は声が聞き取り辛い。
・次回予告はミスマル・ユリカではなく桑島法子が担当する。
15
ミナトとメグミはダイゴウジ・ガイ似の木星人捕虜と逃亡
・説明と聞いてイネスが反応した。
・「小さな虫の物真似、コンドーです」というギャグはどういう意味なのか。
眼鏡っ娘は眼鏡をかけたままサウナに入っている。
16
メグミ達を捕虜としていた木星人の秘密がみんなに明かされる
・作画が落ちた。
・真相が明らかにされたのに木星人の性格が極端過ぎて両者のやり取りが進展せずもどかしい。
木星人側に女が描かれなかった。
17
ウリバタケはヒカルに振られ提督はストレスから狂い死ぬ
・ウリバタケは新兵器を作るならきちんと申請すれば良かったのではないか。何故使い込みをしたのか分からない。
・ヒカルは18歳だが同棲は高校時分にしていたのか。
18
ホシノ・ルリがピースランドの姫であると判明
・はあどこあ
・魔女っこプリンセスナチュラルライチの声は『魔法少女プリティサミー』で主役を演じていた横山智佐
・あらあらまあまあ
・イネスさんにクマさん。
・ピザ屋でのホシノ・ルリの発言は実際営業妨害。
・余所行き衣装のホシノ・ルリは可愛い。
ホシノ・ルリの生育環境はびんたをする程酷いとは思えない。別に助ける義理も無い受精卵を生育させ、理想の教育を施してくれ、そのおかげで現在の操縦士しての職を得られている。その上口座への貯金を全てとっておいてくれた研究者は立派な人ではないか。喩え最初の記憶の父母が単なる映像だったとしても、今のホシノ・ルリには生みの父、養父母、実の父母と、自分を大切にしてくれる大勢の大人が居る。
19
美人コンテストが開かれる
・作画が今迄で一番綺麗に成った。
・「突然ですが歌います」
・みんな遊び呆けている中緑髪だけ一人頑張っていて健気。
20
瞬間移動で爆弾を送り付ける敵に対して待ち伏せを行う
・ウリバタケは「こんな事も有ろうかと」のセリフを一度言ってみたかった、と言っているが以前にも言っていなかったか。
・敵の副長の着る学生服は左側にボタンが付いている。
・敵の副長は別に出撃しなくても良かったのではないか。艦長との連携が取れていない。

平成26年2月18日
21
Yユニットがやられみんな性格が変わり木星は和平使者を送る
・エリナは主人公を本当に実験体としてしか見ていない。
・敵部隊を一掃する相転移砲は威力が強過ぎる。ユリカが言う通り反則に近い。
・意図的に時間の構成を変えているので分かり難い。
22
両親を殺したのはネルガルでアカツキが会長だと判明
・イネスは規則を緩く考えていてあっさり私物を返している。
・妹はギャグに見えて爆殺という物騒な事を考えている。
・妹の身長は13歳にしては小さくないか。
・戦時下なのに木星人とあまりにも仲が良過ぎる。
23
ネルガルに監視されるみんなはナデシコに戻る
・テレビはViktar。
・プロデューサーの声は素人。
・逃亡中の女の子3人は派手な服のまま。
・「はい、ルリです。にゃお」
・ジュンが何故か女の子扱いされている。
・屋台のラーメンが1200円もしている。
ホシノ・ルリとひげ眼鏡だけの活躍で戦艦が一つ奪われている。
24
ミナトがキスした白鳥は長髪に殺され和平は決裂する
・妹に決めセリフを取られて悔しそうにしているホシノ・ルリは可愛い。
地球連合の代表どころか反旗を翻しているナデシコとの和平交渉に意味は有るのか。
・元彼女の彼氏を助けるゴートは立派。
25
ネルガルと組むが反旗を翻し火星遺跡の破壊を試みる
・作画が良く成った。
・将校の葬式をだしにした敵軍の演説は『機動戦士ガンダム』の様。
26
イネスはアイちゃんで提督が復活しユリカとキスする
・何故突然キスするという話に成るのか。
・終わり際ではアカツキが説明役に回っている。
・提督が生きていた事する必要は何か有ったのか。
・戦争に使われるワープ装置を奪取し戦争を延期させたというだけで、何の解決もしていない。


劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- 令和6年2月15日
A級ジャンパーを拉致して来た火星の後継者がテンカワ・ユリカをボゾンジャンプ用翻訳機にして2201年にボゾンジャンプを占有する
味覚 テロリスト 漫画家 少女漫画
角川書店テレビ東京セガXEBEC、ING、movic、スターチャイルド東映と始まる迄の社名表示が長い。
劇団四季に因んだ劇団口季。オペラ座の怪人に因んだオペラ座の怪獣。Panasonicに因んだBanasonic。アコムに因んだマコムとケコム。むじんくんに因んだむじんさん。プロミスに因んだブロミス。白木屋は実名で登場。UCCは頻繁に実名登場。ダライアスグラディウスに因んだDARADIUS。フランク永井に因んだ「ブランク長いです」。
・0900 「データ検索きのうし」とは何と言っているのか。
・リョーコは髪が緑色から紺色に変わっている。
・ハリーは見ず知らずの相手とすぐ親しく成れている。
・「逆にエッチじゃない」
・火星の後継者はあっさりやられて降参している。クサカベ・ハルキは潔過ぎる。A級ジャンパーが地球側に1人でもいたら失敗するという杜撰な計画。
・友情協力

・画面には情報量が多い。
ホシノ・ルリが主役。
・ウリバタケ・セイヤとミスマル・ユリカとラピス・ラズリはセリフが1分程度しか無い。
・折角の劇場版だが盛り上がらない。全体が緩いし火星の後継者はあっさり負けている。テレビ版の1話相当の内容。
・テンカワ・アキトはテンカワ・ユリカが目覚めた事を知っているのか。
・脇役の7人衆がやけに目立つ。