宇宙のステルヴィア

総評:間の取り方、天才という設定をセリフで語ったり舞台や時間経過を字幕で説明するやり方、演出の堅苦しさ等稚拙な点が目立つ。全体的な完成度は素人制作の様。人類の命運を左右する作戦を学園の先生が指揮して学生が実行するという舞台設定は納得いかない。軍隊が無いにしても大人は何をしているのか。主人公と擦れ違った彼氏が困憊して、仲直りする描写も無いまま突然2年後に成るという展開は全然すっきりしない。

・企画は2人。
・第1話の動画を継ぎ接ぎしただけのOPと、その回の劇中を再生するEDは全く人に見せる工夫が無い。製作者名も単なるゴシック体。やる気の無さが強く現れている。
・作画は並。
・顔の半分が目。頭はおでこより上の面積が大きい。
・3DCGは情報量が少なく立方体の組み合わせに見える。
・間がおかしい。テンポが悪い。起承転結をそれぞれぶつ切りで並べているだけで、全体として見た場合流れがぎこちない。話に関係無く何か意味が有るのか戸惑わさせる描写が多い。
・AパートからOPの入り方が突然。
・宇宙での学園ものという点は『バトルアスリーテス大運動会』の様。

・インフィニティの貧相なデザインは格好悪い。
・先生が軽んじられている。
・本科生の制服の首元のリボンが可愛い。
予科生の部屋は狭い1人部屋ではなく広い2人部屋。人間関係を学ぶ為なのか。

・みんな腕が細い。大量の涙を頻繁に流す。
上田祐司の脇役が多い。
・主人公は無能な時も有能な時も落ち込んでばかり。人の話を聞いておらず集中力が無い。何度も問題行動を起こしていて退学に成らないのが不思議な位。先生は甘過ぎる。
・主人公の母親とビッグ4は個性的な割に活躍が少ない。
・大食い男は何気に有能。
・青髪男は小柄な割に声が太い。
・リンナは髪型がクワガタの様。
・茄子男が冷めていて優秀で能力を隠していた理由は何なのか結局明らかにされなかった。八つ当りする主人公に振り回されっ放しで可哀想。
・銀髪先生は自分の国でどういう立場だったのか。詳細が描かれ足りない。宇宙人は危機を助けてくれても良いのではないか。
・天才ハッカー

平成26年2月8日
1
宇宙学園ステルヴィアへ入学する
・主人公は可愛い。
・珍しくペルーが舞台。
・赤髪は遠慮が無い。突然主人公をウェンディ呼ばわりしている。
2
飛行訓練の最中主人公機が迷走する
・顔がやや崩れた。
・折角宇宙に来て迄宇宙服に抵抗を持つ理由が分からない。
・走りの動きがおかしい。
・学生の命を危険に晒す訓練はおかしい。
・只訓練して失敗しただけで1話が終わった。
3
みんなで勉強会を開きマシンルームをハッキングする
・生徒はバリアの枚数等基礎的な事を知っていない。
・ボタンを押してしまった男は何故マシンルームへの道に詳しいのか。
・ハッキングした罰が単なる訓練。
4
眼鏡は二度目の入学だと告白し飛行訓練には助言で成功する
・先生はハッキングよりも運転失敗の方を重く叱っている。
・マチダは何故主人公に厳しいのか。
5
体育祭に向けて練習する
・みんな体育祭と言われて急にやる気を出している。普段それだけ怠けていたという事か。
・作画が崩れた。
・ビッグ4という上位生が出来の悪い予科生に負けるという展開はさすがに不自然。
6
アストロボール1回戦で負け2回戦目で勝つ
・赤髪はいつの間にかアナウンサーに成っている。
・架空の競技。
・参加選手は規則の理解すらしていない。
・紫髪が登場。
・作画が良くなった。

平成26年2月9日
7
成績が上がるもののライトニングジョーストで先輩に負ける
・眼鏡は首が太い。
・主人公を褒めつつみんなが食事代を強制的に奢らせる行為は只の苛め。
・好きな男に自慢話しをする主人公は可愛い。
・赤髪は諦めるのが突然だし早過ぎる。
・劇中でOPが流れるが別に盛り上がった場面でもない。
8
リンナが転入し主人公がグレートミッションに選ばれる
・「自分が信じられないなら私を信じて!しーぽんをライバルと認めた、私の目を!」
・茄子頭が教授から注目される。
9
地球のみんなが避難した後グレートミッションに挑む
・入学したての問題児で、重責に泣く様な主人公が人類の命運を託されるのは理解できない。他に人は居ないのか。
・母親は強がっている割に簡単に涙を零す。
・戦争が無い世界観だと明かされる。
・話の終わりに制限時間が表示される演出は『宇宙戦艦ヤマト』の様。
10
バリアで防げなかった隕石をインフィニティで防ぐ
・地球の命運を託された組織の面々は責任感が無く喜ぶのが早過ぎる。
・話の展開が乱暴。インフィニティを出す為にバリアで隕石が防げなかったという展開にしたのだろうが、何故計算が間違ったのか理由が欲しい。あまりに都合が良過ぎる。
・教授は学生パイロットの運に隕石を任せていて大変無責任。
・只の学生が地球を180年以上苦しめていた問題を解決してしまった。
11
DLSでみんな気落ちしマチダが主人公を潰そうとする
・作画がやや落ちた。
・何故マチダは主人公を潰そうとするのか。
・EDが変わった。
12
マチダは蹴落としを告白し主人公は茄子男と恋人に成る
・緑髪はのりが悪い。
・リンナと両親は全然似ていない。
・これ迄茄子男が主人公を好いているはっきりした描写は無かったのでキスは唐突。
・EDが元に戻った。
13
正月に帰省するがウルティマが攻撃され緊急招集される
・青髪男は案外はっきり緑髪に告白ができている。
・青髪男と手を繋げて喜んでいる緑髪は可愛い。
・茄子男は荷物を持って来ていない。
・未来世界なのに鎌倉から東京に出るのに4時間かかるのはセカンドウェーブの影響なのか。
・EDが変わった。
14
みんな招集に応じ茄子男は新OSの被験者に選ばれる
・茄子男は帰省の時には持っていなかった荷物を、招集時には持っている。
・正月だが半袖半ズボンで季節感が無い。
・先生は帰省しないのか。
・赤髪はちゃんとまとめていつもの髪型を仕上げているのか。
・「なんだろう未確認物体って。UFOかな?」
・宇宙軍の創設を大した事でない様に提案している。
・「すべからく危機意識に乏しいのだ」

平成26年2月10日
15
リンナの帰投が決まり茄子男は宇宙紐の向こうに声を見付ける
・2箇月もの休みは長過ぎないか。
・アンドロポトフ
16
襲われたウルティマを救出しに行った隊員が殺される
・字幕で時間経過や場所が説明される。演出が下手。
・「宇宙の裂け目、コズミックフラクチャー」
・人命がかかっている救助作業中、無抵抗の敵機の攻撃を提案する隊員はどうかしている。
・唐突に隊員が殺される。
17
襲いかかる敵機を撃退するがウルティマは奪われる
・パワーアップパーツは急いで取り付けたから壊れたのか。
18
80日後赤髪は転科し天才扱いするみんなと擦れ違っていく
・時間の経過が早い。
・未来なのに写真のアルバムが有る。
・緑髪は突然妬み事を口にしている。
19
みんなで喧嘩する
・てれこんぶ
・口パクが合っていない。
・眼鏡はいつもそっとしておこうと提案している。
冷却期間を置くにしても、同じ部屋の赤髪とは嫌でも顔を合わせる事に成るのではないか。
・全人類で2人に選ばれてるという設定は極端。
・みんな金平糖の心配をしている。
・拗れた関係を泣いて解決するという安直な脚本。
・EDが戻った。
20
リンナの家でパーティーを開く
・突然の娘自慢で会議が静まっている。
21
みんなは主人公と茄子男の仲を取り持とうとする
・作画が良くなった。
・主人公は自分の能力が原因で恋人の眺めが見えないからといって恋人を悩ませている。
22
敵が訪れて銀髪先生が正体を明かす
・突然人類が生き残る確率の低さが説明される。
・「世界とはすべからく曖昧なものだよ」
23
主人公は2号機を任され避難の中みんなはこっそり居残る
・結局茄子男は何故主人公に惚れたのか。
・主人公の母は政治家に食って掛かった後に涙を流して娘に告白をしている。
24
基地が破壊され予定を前倒しして発進する
・ゲロ
・主人公は感情的。
・入学からもう1年近く経っているのか。
・生徒の1/3に声をかけていたら話しが漏れないか。
・うまくいったら何でも1科目優をやるという先生はけち。
・会話を切られる茄子男は可哀想。
25
ファウンデーションを犠牲に攻撃するが主人公がやられる
・主人公の下睫は黒目に合わせて動いている。
26
保健の先生が緑髪先生にキスし破壊に成功し2年後を迎える
・OPとEDが変わった。
・作画が良く成った。
・DLSの利用すら初めての予科生徒に武器を運ばせる判断は無責任。
・第1話のピーターパンとウェンディの喩えがまた出されたが、この比喩は何か意味が有るのか。
・黒人が2度目の登場。
ステルヴィアから脱出した小型艇は『機動戦士ガンダム』の脱出艇に似ている。
・突然2年後という事にされる。