スペース☆ダンディ

総評:作画と手間を惜しみ無く使い様々な表現に挑んだ『21エモン』。挑戦は評価するが作品として面白くはない。優秀な製作者の無駄遣い。初めの6話辺り迄は古臭いアメリカドラマのできそこないの様で、何をやりたいのか分からない純粋な駄作。誰に何を見せたいのか分からなかった。実験的な作品を作りたいのだと分かって来て初めて意義が見い出せた。全編に亘り真面目な脚本を書くつもりが無く、投げっ放しや爆破落ちばかり。

・おっぱいネタが多い。
・作画は綺麗。
・宇宙人デザイン担当が豪華。

・OPは『機動戦士ガンダム』と『伝説巨神イデオン』のパロディ。
・EDの冒頭はピンクレディーの『UFO』のパロディ。
・架空文字が有るが日本の文字も使われている。
不二家ネクター
・登場人物が少なく寂しい。
・宇宙人ハンターは只の人攫い。

平成26年2月2日
1
盗撮宇宙人を誤解から捕まえ宇宙人狩りに行く
・「おっぱいおっぱいと誰もが言うさ」
・アグナス・ラム
・爆破落ち。

平成26年2月3日
2
幻のラーメンを作る幻の宇宙人を探す
・主人公は何故猫を仲間にしているのか。
・スカーレットの格闘描写は同監督の『カウボーイビバップ』に似ている。
・敵に襲われた店に居た時は無一文だったが、それ以降の店に入る前にお金は稼いだのか。
・主人公等は襲われる事をさして疑問に思っていない。
・ラーメン三郎
・これが永井一郎の遺作なのだろうか。
3
謎の星に不時着しデスゲリア星人にミャウが食われる
・助けた相手が真の敵というありがちな落ち。
・「おっぱいがいっぱいじゃねーか!」
・巨人に食われる様子は『進撃の巨人』の様。
4
全生命体がゾンビ化して世の中は平和に成る
・主人公は寝間着に着替えていない。
・死んでいるゾンビは頭を撃たれれば死ぬという設定は良く分からない。
・役所はゾンビを死者として受け付ける事を初め拒んでいたが、死と認める国と認めない国とが有るのではないか。

5 平成26年2月13日
幼女宇宙人を売る予定だったが家族の元に送り届ける
・これ迄と違う雰囲気の話。
・全く中身の無いどうでも良い回。

6 平成26年2月17日
パンツ派とチョッキ派とで争う惑星からサーフィンで脱出する
・「なんかわかんないけど、パンツ履いてなくて良かった〜」
・話に何の意味が有るのか分からない。

7 平成26年2月28日
レースに参加しアロハオエ号が人型に変形し弥勒菩薩に成る
・光速のプリンスはキャラクターデザインが木村孝黒っぽい。
アイキャッチが古臭い。回数が多い。
・しゅうまいはじけた

8 平成26年3月5日
敵が解雇され捨て犬と出会い蚤型宇宙人を殺してしまう
・意味の無い展開の後、背景音楽が無い寂しいやり取りが続く。
・ロボットが説明ゼリフで伏線も何も無い危機を語る。星の管理人が死んだからといって星が壊れるという理屈は解らない。

9 平成26年3月15日
植物惑星でコードDを探すがそれは隕石で宇宙人は植物に戻る
・ミャウと違い主人公は物を食べる描写が無い。
・いつもとは違い幻想的でお洒落で物悲しい世界観。醜い怪物の様な宇宙人は出て来ない。
・音楽はコンピューターゲームっぽい。
・世界観は細菌の世界の様。

10 平成26年3月21日
ミャウの星に降り立ちループを解消する
・日本の田舎町が日本語も含めてそのまま描かれる。
・主人公は居候の癖に図々しい。
伝説巨神イデオン機動戦士ガンダムジャスコヤフー知恵袋等が堂々と出て来る。ゲストメカデザインは大河原邦男
・はっきりとしたレズビアンが出て来た。
・主人公は右綴じの雑誌の右ページを左に捲っている。

11 平成26年3月28日
本型宇宙人が主人公等と敵を操り敵艦を爆破する
・今回も記憶喪失とループネタ。
・また変わった画風に挑戦している。
・茄子博士が活躍する。
・敵は本を図書館惑星の館長に盗まれて困っているのに何故督促が続いているのか。
・浦島太郎の様なお土産話。
・投げっ放しな落ち。やっぱり面白く無い。

12 平成26年4月4日
カメレオン星人を捕まえるが仲間に化けられる
・ハエ、コオロギ、ツチノコ、カメレオンは存在する。
・カメレオン星人はナレーター。
・よくある展開が始まって最後迄続く。釣りに嵌るという展開は要らなかった。

13 平成26年4月9日
QTは惚れたコーヒーメーカーの為に恋敵と巨大化して闘う
・主人公とミャウの出番は無し。
・結局レジスターは生き残ったのか。

14 平成26年7月14日
宇宙紐を引き平行世界が混同する
・漫画の世界のQTは『スーパーミルクちゃん』のロボットの様。
・ミャウの声優の女役はやはり男の声に聞こえるもののそれでも相当頑張っている。
・登場者が多いのに声優がみんな同じという点は凄い。
・面白くも何ともない話。

15 平成26年7月26日
ウクレレが固まらせたミャウとQTを時の河に流して戻す
・何故ウクレレ弾きは主人公の写真を持っていたのか。
・「さらばのあばよ」
・ゴリラの母親はどこから現れたのか。小型宇宙艇に遺骨でも乗っていたのか。
・宇宙服のまま弦を弾いている。

16 平成26年8月2日
体が転送された先の星で新種の宇宙人を見付ける
・画風が大きく変わった。
・脚本の無茶苦茶な展開はまるで落ちを決めずに書き進めているかの様。
・ゴリラがダンディと接触した。

17 平成26年8月3日
学校に潜り込み宇宙人を探す
・展開が早い。
・学生証はどう偽造したのか。
・眼鏡を外しても不美人。
・各種アメリカ映画のパロディが幾つも詰め込まれている。
・ミュージカル作品。

18 平成26年8月14日
幻の魚を釣りに行く
・また釣り回。
・QTとミャウはおまけ扱い。
・作画と物語はまるで別作品。『まんが日本昔ばなし』の様。
・原画と作画監督は一人。

19 平成26年8月24日
スカーレットが恋愛する
クラウド星人の耳は赤塚不二夫風。
・またアメリカドラマ風。
・雰囲気星人の声優は表示されず。

20 平成26年8月29日
ジャイクロ帝国の総帥とバンドを組む
・魚民、ギャラガイデオン
・ゴリラが出ない。

21 平成26年9月6日
死の世界の惑星の意思に惚れられ戻る
・赤の水玉服のおばさんは草間彌生っぽい。
・主人公はためらい無くゲテモノを食べている。
・ゲロ 主人公 ゲテモノを食べて
・幻想的な回。話は有って無いが如し。
・「おいしい物食べてから餓死したいです」
・ダンディが何故か惚れられている。
・またゴリラが出ない。ミャウもQTも殆ど出番無し。
・EDが変わった。
・脚本渡辺信一郎
作画監督3人。

22 平成26年9月13日
ダンシング星人に成り済まして踊る
どおくまんプロ、ダンス☆マン、ガロ、漫☆画太郎世界名作劇場ミスター味っ子、愉快なロンドンのCM、ふなっしーキングギドラはじめ人間ギャートルズ江頭2:50のパロディ。
・『はじめ人間ギャートルズ』っぽい女の宇宙人のおっぱいと尻を強調した踊りは色っぽい。
・前回ダンシング星人が来た時には爆発は起きなかったのか。

23 平成26年9月18日
スカーレットの恋人の振りをしキスする
・恋人の振りを頼む、怒ったかと思いきや笑い出すというありがちな展開。
・昭和50年代風の装い。
・未登録エイリアンが簡単に見付かる。
・スカーレットの家は安っぽい。

24 平成26年9月24日
昔の彼女が別の彼氏に狙われ二次元世界に飲み込まれる
・箱仲間

25 平成26年9月28日
裁判にかけられる
・13月12日
R2D2
・『サザエさん』の磯野カツオと中島
陪審
・ISSEINIETYANN HA HANNKOUKI DEHA NAITONO SITEKI ARIGATOU GOZAIMASU●
・ジャコビニ流星打法

26 平成26年10月12日
助手に裏切られたゲル博士が攫ったダンディが神の座を捨て145億年が経つ
・前回から続く。
・宇宙空間から扉が回転して飛んで来る場面は『センチメンタル・ジャーニー』のOPの様。
・神の後継者を断るという展開は『装甲騎兵ボトムズ』の様。
・これが家弓家正の遺作なのだろうか。
・EDが変わった。