伊勢神宮の神宮式年遷宮

平成25年12月24日
旅行らしい荷物は歯磨きガム、歯ブラシ、イヤホンのみ。後から寝間着、タオル、靴下位持って行けば良かったと気付く。

1530 家

1545 JR市川駅 総武線快速 東京行き

1610 JR東京駅 東海道新幹線 名古屋行き
・3980円で買った切符の他に、もう一つ別に乗車券が要ると説明され窓口にて追加で6300円支払う。市川駅で乗ったSuicaの情報は削除された。乗り慣れていて新幹線の相場が分かっていれば値段で気付けたかも知れない。
・新幹線は16時台に10本出ている。
・東京駅の自動販売機はSuicaの他にTOICAも使える。
・駅員はみんな誇りを持って仕事をしているように見えて頼もしい。
・途中名古屋に停まる博多行きののぞみ51号にもこの切符で乗れると駅員に説明された。名古屋行きと分かり易いこだま673号を選ぶが、のぞみ51号は3駅1時間50分で着くのに対し、こだま673号は各駅停車の為12駅2時間50分かかってしまうと乗ってから気付いた。

1656 こだま673号
・自由席1〜7の7に乗る。結構空いている。
・何気無く列車の先頭席に座ったら、プラグを挿せるコンセントが有った。電圧が変動する事が有るという一文が怖いが携帯電話を充電してみる。問題無く充電出来たが手持ちの電源ケーブルは短く充電しながらだと使い難い。
・窓際の席に座るが、もう暗いので景色は殆ど見えない。
・結構揺れる。
・新幹線に乗るのが10年以上振りな上独りで乗るのは初めてなので、新幹線の列車を間近で見たりといった些細な事がとても新鮮で楽しい。来日直後の外国人の様な気分。

1950 JR名古屋駅
・お腹が空いているのと、今後名古屋駅以上に大きな駅は無く食べ物屋が少なく成るのと、人生初名古屋を記念して、名古屋名物を食べに下りる。
・方言は僅かに感じる程度。温度湿度は千葉県と変わらず。

2107 JR名古屋駅 関西線快速 亀山行き
・中途半端な時間に成ったし、この周辺は宿屋が多いので今日はここに泊ろうかと思ったが、時間を潰しては勿体無いので、この先の駅周辺にも宿屋が有る事を期待して先に進む。
・今日がクリスマスイブであるからか、気が付いたら電車の中の俺の周りには20代のカップルが4組居る。
・JR河原田駅で下りて伊勢鉄道に乗り換えた方が伊勢市駅迄の距離は短いが、駅の数は同じなのでJR亀山駅迄乗る事にする。

2200 JR亀山駅
紀勢本線に乗り換えてJR津駅迄行こうと思っていたがその電車は22時で終わったと言われる。JR亀山駅にもビジネスホテルが何件か在る事は事前に携帯電話で調べていたので、今日の移動はここ迄とする。
・この駅ではSuicaが使えないと言われたので駅員に名古屋からの運賃950円を現金で支払う。確かに自動改札機にICカードを翳す箇所が無い。Suicaには入場情報が未だ残っているので、次回使う前に使う駅の駅員にその旨を説明してくれとICカード処理連絡票なる紙を貰う。
・駅前は閑散としていて寂しい。信号機が点滅するだけで機能していない状態は初めて見た。駅前の地図を参考にビジネスホテル目指して暫く歩くが、人と擦れ違わない。最寄りのマックスバリュは21時に閉店していた。こんな街でも繋がるNTTdocomoのXiは頼もしい。
・それでも小振りな繁華街は見付けられた。コンビニエンスストアで明日の朝食を買い、近くのビジネスホテルに入る。

2330 ホテルエコノ亀山
・駐車場が満席では無いので空室が有るだろうと考えたが、これは当たっていた。宿泊料はJR名古屋駅周辺の相場より約1000円安い5000円。禁煙部屋を指定出来た。9階建て。
・宿に独りで泊まるのはこれが初めて。大層な贅沢をしている気分がして少し楽しい。
・チェックインは3時迄に、チェックアウトは10時迄に済ませないといけない。ビジネスマン向けだからかチェックアウトの時間が早い点は厳しい。
三重県亀山市にはシャープの有名なディスプレイ工場が有る縁からか、テレビはシャープのAQUOS。ドライヤーはパナソニック。冷蔵庫は三洋ハイアール。エアコンはダイキン。電話機は日立コミュニケーションテクノロジー。灯りはナショナル。浴室の灯りは東芝。換気扇は三菱。便器はイナックス。電気ポットはツインバード工業。煎茶はお伊勢参り本舗株式会社。1階では朝日新聞の朝刊が無料配布されている。
・今日は諦めていたがこの部屋は料金が安いのに風呂が備わっていた。熱湯と冷水しか出ず温度は両方を出しながら勘で調整するしか無い。たまに他の部屋の水の流れる音がして驚く。
・空調は部屋に入る前から23度で起動しており温かい。カードキーでオートロック。インターネット用LANケーブルと無線LAN完備。暗号形式はWEP。気付かずLTEで繋いでしまった。
・携帯用歯ブラシは持って来たが部屋に備え付けのを使わせて貰う。
・寝間着を持って来ておらず用意されていたガウンを着て寝るのでエアコンの温度を27度にする。枕は硬軟2つの枕がくっ付いた形状。枕元で部屋の灯りを操作できる。目覚まし時計付き。
・6時30分から9時迄は朝食が提供される。価格は宿泊料に含まれている。コンビニエンスストアで何か買う必要は無かった。

0830 起きる。朝食を食べに急いで下りる。飲み物はコーヒー、緑茶、牛乳、オレンジジュース、野菜ジュース。食べ物は食パン、ロールパン、コーンパン、サラダ、ポテトサラダ、ヨーグルト、スクランブルエッグ、ソーセージ、ご飯、納豆、味噌汁、鰹漬け、漬け物。どれもおいしくないのに、多くの種類を食べようと頑張ったので吐きそうな位苦しい。
1000 受け付けにカードキーを返しホテルを出る。便器のシャワートイレ機能と冷蔵庫は使わなかった。何か地図が欲しかった。郵便局と、中古フィギュアを扱う本屋に行く。

1100 亀山市
・何も考えずつい駅前迄戻って来たが折角なので亀山市を観光する。昼の亀山市は結構日射しが暑い。亀山城跡を観る。土日祝日にしか開いていないと書かれているが見物は出来る。隣には小学校と中学校と神社と公園が在る。
12時を報せるサイレンがうるさい。中学校の野球部は傍を通ると挨拶をして来る。
亀山神社には明治天皇が泊まられたという部屋が保存されていた。
ますみ児童公園には機関車と小型飛行機が展示されている。

1230 JR亀山駅に戻る。紀勢本線の電車は1時間に1本しか来ない。駅の改札内側に長椅子が設けられている理由はこの待ち時間のせいか。伊勢市駅迄の切符を950円で買う。紙の切符を数年振りに買った。

1314 JR亀山駅 紀勢本線 鳥羽行き
・1両編成の電車。ドアは乗客がボタンを押して自分で開閉する。ワンマン運転との事だが駅員は途中迄2人乗っていた。運転席傍は運転手の確認がうるさい。バスの様に整理券発行機と運賃箱が有る。俺の切符は改札口に入れる様言われる。乗り降り口は前後に有るが駅に依って利用が制限される。初めは大きく揺れたがその後は収まる。
1330 高校生が大勢乗り込んで来て途端に混み出す。津駅で大半が下りて行く。

1456 JR伊勢市駅
2日がかりで目的駅に到着。JR伊勢市駅から伊勢神宮迄の街道は建物が綺麗に統一されている。土産物店にクリスマスソングが流れていて違和感を抱く。この周辺には赤福世界真光文明教団霊友会館伊勢、立正佼成会伊勢道場、金光教伊勢教会、天理教神路山分教会、念法真教伊勢念法寺、東海占術協会、カトリック伊勢教会、伊勢市役所、伊勢税務署、津地方裁判所伊勢支部津地方検察庁ハローワーク伊勢、伊勢拘置支所と小さい神社が幾つか在る。真珠関係の店が多い。
まずは先に宿をとる事にする。

1530 適当に駅前を歩いて宿を探す。ビジネスホテルは既に泊まったので趣を変えて瑞穂館という和風の旅館を選ぶ。
・受け付けは80代の老婆。愛想が良い。予約無しの飛び込みの客であると驚いていた。訊いてみたところ、客は予約客が多く、混んでいたのは8月と10月らしい。1部屋余っていた29号室を4500円で借りる。後払いで良いと言われたが先に支払って領収書を貰う。
・民宿といった感じで部屋は狭く畳と布団。昔家族旅行で泊まった旅館を思い出す。コンセントは5つ。部屋の鍵はかけ難く頼り無い。テレビ台の奥の目立たない場所に宿の案内書が有った。この季節なのに蚊取り線香が置かれている。部屋の簡素さにビジネスホテルを選ばなかった事を軽く後悔する。初め換気扇の音をエアコンの音だと勘違いし部屋が温かく成らない事を疑問に思っていた。窓は2つ有り1つはすぐ前が民家の壁。
・チェックインは本来は16時から。チェックアウトは10時迄。23時〜6時は玄関施錠。冷蔵庫と風呂と便所は共用。室内禁煙だが廊下が喫煙所に成っている。どたどた忙しない従業員の足音がうるさい。朝食は別料金。
・風呂は17〜23時の間戸の前の札が空室と成っていれば利用出来る。一世帯が入り、札を入室中に反転させ、脱衣所と浴室の灯りを着け、戸の鍵をかけて利用する。タオル、泡立て用タオル、シャンプー、石鹸、ドライヤー等道具は一通り揃っている。大きな湯船が1つ。シャワーが4つ。中央のダイヤルを左に回すと水の出口が蛇口からシャワーに成る。水を一度止めると出口は蛇口に戻る。黒い2つのダイヤルが有り、左は熱湯、右は冷水が出る。色分けされて無いので分かり難い。適温にするには両方のダイヤルを適当に調整するしかない。左のダイヤルは火傷する温度の湯が簡単に出て危険。これは事故を誘発させる事を目的としたデザインである。利用後はタオルを使用済みタオル籠に入れ戸を開け放して札を空室に反転させ灯りを消す。
ソフトバンクWi-Fiとそれ以外にパスワードのかかっていないWi-Fiが用意されている。パスワードの無いWi-Fiは階毎に3つ用意されている。通信を覗き見される危険性が怖いが、LTEの通信量を既に1/3使ってしまっているので已む無く使う。

1630 先に細かい名所を見て回ろうと豊受大神宮別宮 月夜見宮に行く。広い割に見る物は無いのだが、空間の厳かな雰囲気は楽しい。
・入り口前には檜が置かれており良い匂いがする。
・奥には白い稲荷が2体置かれている。犬に見えるが稲荷だと言われた。
・17時で閉館。
宮司さんに話を訊く。式年遷宮暦法には左右されないとの事。お喋りな人だった。

1730 伊勢神宮の入り口に迄行く。開館時間が季節毎に変わり12月は5時から17時迄とは知らなかった。中に入れず残念。
・早く宿に帰ってもやる事が無く折角なので、伊勢神宮の周囲を一周しようとする。途中道が途切れたのでそのまま進むと道を外れた伊勢やすらぎ公園に来てしまった。仕方無く道を戻る。

1900 伊勢神宮入り口前で人懐っこい黒猫を30分程撫でる。

2000 30分程飲食店を探すが殆どの店は閉店していた。折角なので現地のご飯を食べようと思っていたが已む無く全国にチェーン展開しているファミリーレストランでご飯を食べる。
TOICAの使えるファミリーマートSuicaも使えた。

2100 宿に戻る。携帯電話の電池残量は11%。
・部屋の電灯が点かない。少し弄った結果ボタンではなく紐で電灯が消されたからだと判明した。俺は紐を弄ってないので、従業員が一度部屋に入ったのだろう。
・風呂が空いていたので急いで入る。戸に鍵をかけられるのなら貴重品を部屋から持ってくれば良かった。湯船の湯は沸いていないのでシャワーで済ませる。2119〜2137の20分程で出る。
・2130〜翌日0030迄日記を書く。

平成25年12月26日
0200 寝る。喉の乾燥が怖いのと寒い方が眠れると思いエアコンは消す。
0700 起きる。寝る。
0800 起きる。布団を畳む。
0900 朝食が有料だと知り食べるのを止める。チェックアウトする。