催し事 平成24年8月

平成24年8月12日
1年で最も大きな催しであるコミックマーケット82の3日目に行く。
ゆりかもめ新橋駅改札口でSuicaを翳したら赤い灯りが点って改札口が開かなかった。こんな事態はSuicaを利用し始めてから初めてである。Suica内の金額は8000円前後有るから金額不足に成る筈は無い。何度翳しても変化が無く、傍に居た駅員に相談すると、もうこの改札は翳された事を認識しているから通って良いと言われた。
・JR新橋駅を出た所で小雨に遭遇。東京国際展示場は10時半から11時半迄土砂降りだったらしい。
・家を11時に出て12時半に到着する。後から思ったがやはり1時間早く家をでるべきだった。

・東館M-31aODDSTARが前回発売した『コワコワ』は12時頃に売り切れたが再録を考えているらしいと売り子のおばさんに言われる。やはりとらのあなで見かけた時に買っておくべきだったか。
G=ヒコロウ先生はメロンパンを頬張っていた。挨拶をするが「ヒコロウさんですか」「はい」「頑張って下さい」という短いやり取りだけで終わってしまって物足りない。今度はまた何か差し入れを持って行ってきちんと挨拶をしよう。道満晴明先生は太っていて髭を蓄えていて結構な強面に成っていた。G=ヒコロウ先生の元には結構女性読者が多く訪れている。
・東館M-27六道館では目当てにしていた、前回のコミックマーケットで発売された『エクセル・サーガ終了記念本』が売り切れていて買えなかったが、とらのあなの方には委託分が有るかも知れないと売り子に言われる。
「六道先生は来ているんですか」と軽い気持ちで訊いた所、後ろの人が六道神士先生で、思いもがけず握手して貰った。身長は180cm前後、団子鼻で眼鏡をかけ茶髪で健康的で、ひょろひょろした細身の自画像とは全然違った。
・たまたま見かけたアニメ版天体戦士サンレッドのスタッフ本を、予定には無かったが買ってみる。
・西館え-35b光速船の『コミティア100記念 漫子』がコミティア同人誌評論サイトで褒められていたので買ってみたいと思ったが、試し読みした所200円とはいえ微妙な出来なので逡巡した挙句買うのを止める。
・東館O-28福島大学SF研究会が冊子『STUFF60』を無料配布していた。福島県でSF、という事だから時節柄原子力発電所事故に関する話が有るのかと期待して貰ってみたが、原子力はおろかSFに関する話題すら載ってなかった。地元民としての真面目な評論誌も読んでみたい。
・企業ブースを一応周ってみるがやっぱり気になるものは無かった。

・工学系の展示会は、見る度に自分も何か面白い物を作って同じ土俵に上がらなければ、とやる気と焦燥感に駆られるが、同人誌即売会ではそういう気持ちは極僅かにしか湧かない。自分は創作より工学寄りの人間かも知れないという事に今回気付いた。
・去年同様水で濡らしたタオルを首にかけて500mlのペットボトル2本とサンドイッチ1つを持って行くが、冷夏なのでこんな装備は必要無かった。朝御飯さえ食べていれば500mlのペットボトル1本で十分事足りる。
・首から携帯扇風機を下げた人が結構多い。
iPadにスライドショーを表示させてクランプ付きアームで固定してデジタルサイネージにしているサークルが幾つか有った。あれは結構効果的だと思う。
・屋上展示場の第2コスプレ広場で最前線君と擦れ違った気がする。
・帰る際、乗り換える筈の都営地下鉄大江戸線両国駅をうっかり乗り過ごしてしまった。次の駅で降り反対方向の電車に乗り直して無事乗り換えたのだが、俺と全く同じ行動を、向かいの席に座っていたおたくっぽい女性もとっていた。
・地元の市川駅迄、アニメ絵の紙袋を提げて帰る客がちらほら見える。同士としての親近感が湧く。
・結局気付いたら3800円も使っていた。普段3800円分も本を買う機会は無いからまあ使った方か。

平成24年8月13日
コミックマーケットに関するスレッドをまとめたウェブサイトを読むと虚しく寂しい気持ちに成る。もう夏も終わりか。