普通の日記 平成25年9月

平成25年9月1日 日曜日
ブックオフ 本八幡駅前店が去年の9月30日に潰れてから行く機会の無かった市川市八幡を約1年振りに訪れる。店舗の在った場所は居酒屋に成っていた。肉眼で閉店を確認できたのでもう諦めをつけないといけない。
あまり通わなかった事が悔やまれる。もっと頑張って定期的に通うべきであった。
八幡駅周辺は色々と工事が行われてさっぱりしていた。

平成25年9月4日 水曜日
平成25年9月1日の防災の日にスーパーマーケットで買った非常食を整理した際、これ迄買い溜めていた非常食を確認する。
幾つもの食品の賞味期限が、半年から数箇月過ぎてしまっていた。きっと他の家庭も今頃こういう失敗に気付いている頃なのだろう。

平成25年9月8日 日曜日
買い溜めたアイスを食べ終わる間も無く扇風機が要らない位涼しく成ってしまった。

平成25年9月15日 日曜日
煎餅をおかずにご飯を食べる。

平成25年9月16日 月曜日
ふと台所のごみ箱の蓋を開けてみると、縁が斑に茶色く汚れている。何かの汁が飛び散って乾いたのかと思って放置する。
少し経ってごみ箱を開けるとやはり汚れ方が尋常ではない。
よく見てみるとこれは蛆虫が茶色く固まったもので、ごみ箱全体を白い蛆虫がうねうねと活発に動き回っている。コバエそのものはあまり見かけない。
こんな光景を家で見るのはこれが初めて。2年前台所でコバエが大量発生した時にもここまで酷い光景は無かった。まるでここだけ『はだしのゲン』の世界の様で直視に耐えない。
父は旅行中で片付ける人間は俺しか居ない。ここ迄酷いと正直ごみ箱毎捨ててしまいたいがそうもいかない。
覚悟を決めて、まず蛆虫が付着しても被害を抑えられる様に服を室内着から屋外着に着替え、慎重にごみ袋を引き上げて別のビニール袋で3重に包んで屋外に一時捨てる。蛆虫はごみ箱の隅々迄行き渡っている。麦茶のパックがごみ箱の底に落ちた時の様に風呂場で洗い流すしかない。
蛆虫が移らぬ様風呂場のタオルを室外に移し、蛆虫を零さぬ様慎重に風呂場迄運び、45度の熱湯をごみ箱いっぱいに流し込む。茶色い蛆虫はきつくへばりついておりシャワーの水流では全然流れない。
これを拭う為にトイレットペーパーを取って来て、改めてごみ箱を確認するとまだ白い蛆虫が元気に這っていた。生命力の強さに驚く。手にビニール袋を被せて即席の手袋にして、トイレットペーパーで内側を拭う。茶色い蛆虫は体長2〜4mm程度の割にプラスチックに対して相当強くへばり付いていて、拭う度にブツブツと何かを千切る様な感触が伝わって来る。粗方拭い取るが細かい隙間の蛆虫は拭い切れなかった。
ごみ箱の水を切り内部に虫こないアース あみ戸・窓ガラスの気体を充満させて掃除完了とする。室内着に着替えた後、持ち込んでしまった蛆虫がいたとしても低温で死ぬ事を期待して、自室のエアコンの温度を26度から24度に下げる。
予想外に1時間も時間を取られてしまった。この蛆虫大発生の原因は、父がバナナの皮をそのまま捨てていた事、麦茶のパックを捨てていて水分が豊富であった事、台風の影響で温度がやや上がり湿度が最近に無い位上がった事、だろうか。麦茶のパックやバナナの皮は今迄にも捨てられていたので、恐らくは湿度が一番の原因だろうと思う。今後はごみ袋がいっぱいに成らずともこまめに捨てよう。
調べてみると、茶色いものは蛆虫の蛹らしい。
大量の蛆虫よりかはまだごきぶりが1、2匹出て来た方がはるかにまし。責任の一端を負う父にごみ箱の内部を見せてやりたかった。