妊娠 胎児 育児 先天障害

■世界のお母さんの現状を調査した「母の日レポート2015」を発行、「お母さんにやさしい国ランキング」日本は179カ国中32位(2015.05.07) http://www.savechildren.or.jp/scjcms/press.php?d=1956
子ども支援の国際NGOセーブ・ザ・チルドレンは、世界のお母さんの置かれた状況を通して子どもについて考えるきっかけを作るため、2000年から毎年母の日にあわせて「母の日レポート(State of the World’s Mothers)」を世界各国で発行しています。レポートでは「お母さんにやさしい国ランキング (母親指標:Mother’s Index)」*1を発表しており、今年は179カ国中1位はノルウェー、最下位はソマリア、日本は昨年と同位の32位でした。上位は北欧諸国が、下位は11カ国中2カ国を除いて西・中央アフリカの国々が占める結果となりました。

(中略)

東京は乳児死亡率が世界でも最も低い都市の一つですが、日本では職業による保健格差があることが改めて分かりました。例えば、乳児死亡率が最も高い無収入世帯は、国家公務員や企業の上級管理職などの高所得世帯より、子どもが1歳未満で亡くなる可能性が7.5倍になります。(1,000人当たり10.5人対1.4人)

(中略)

発展途上国の都市部において、富裕層と貧困層の間で最も大きな保健格差がある10カ国は、ルワンダカンボジアケニアベトナム、ペルー、インド、マダガスカル、ガーナ、バングラデシュ、そしてナイジェリアです。ルワンドとケニアは乳幼児の死亡率を下げることに成功している国ではありますが、都市における保健格差は約2倍となっています。

運に任されるいのち:すべての子どもに生きる可能性を(2015.02.09) http://www.savechildren.or.jp/scjcms/press.php?d=1876
ニジェール では、 2012年、 乳幼児死亡率が最も高い地域に生まれた子どもは、 最も低い地域に生まれた子どもと比較すると、 5歳の誕生日を迎えられずに亡くなる可能性が 5倍近く高かった ことが分かっています。 この生存可能性の不衡平は1998年から倍増しています。
インドネシア では、 2012年、 40%の最貧困層の家庭に生まれた子どもの死亡率は、 10%の最富裕層の家庭に生まれた子どもの死亡率の 2.5倍 となっており、 この不衡平は2002年から倍増しています。
ホンジュラス では、 2012年、 イスラス・デ・ラ・バイア県に生まれた子どもの死亡率は同国の最も発展した地域に比べて 3.5倍高く 、 2006年以降この不衡平は大幅に拡大しています。
ベトナム では、 2010年、 多数民族であるキン族の子どもの死亡率は、 キン族以外の少数民族の子どもに比べて 3.5倍低かった ことがわかっています。


■「2歳未満の子供にはテレビを見せないで」、米国小児科学会が指針 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News http://www.afpbb.com/articles/-/2836362
【10月22日 AFP】米国小児科学会(American Academy of Pediatrics、AAP)は18日、2歳未満の子供にはテレビを見させるべきではないとする指針を発表した。1999年に出した前回の指針を改定した。
 学会は、子供のテレビ視聴に関する50以上の研究のうち、テレビ視聴が言語発達の遅れに結び付く可能性を示したものが複数あると指摘している。
 学会は、親のテレビ視聴が子供に悪影響を及ぼす可能性についても警告している。指針をまとめた小児科医のアリ・ブラウン(Ari Brown)氏は、AFPの取材に対し、「テレビがついていると、親はあまりしゃべりません。子供のおしゃべりの時間が短ければ短いほどその子の言語発達が遅れるという科学的証拠もあるんです」と話した。
 なお、指針が対象とするのは、ビデオゲームなどのインタラクティブ(双方向性)なゲームではなく、テレビやパソコン、携帯電話などで受動的に眺めるメディアだ。


■「全ての異常が検査で分かるわけではない」 胎児クリニック東京院長に聞く、日本の「出生前診断」の現状|ウートピ http://wotopi.jp/archives/7150
昨年4月、母親の血液から胎児の染色体異常の有無を調べる「新型出生前診断」の臨床研究が開始された。これまでの出生前診断と異なり、採血だけで3種類の染色体異常を調べることができるという簡易さが特長だ。今年の6月までに7,740人が検査を実施し、そのうち142人が染色体異常である可能性が高いと判定。その後、羊水検査(※1)で異常が確定した113人中97 %にあたる110人が人工中絶を選択した。

「中絶について、今こそ真剣に議論されるべき」 胎児クリニック東京院長が語る、「新型出生前診断」の課題|ウートピ http://wotopi.jp/archives/7155
新型出生前診断の開始から1年弱。全国的な普及と年齢制限(※3)の解除を求める声が後を絶たない。

※3 : 新型出生前診断の場合、出産予定日の年齢が35歳以上であることが検査の条件 (凍結胚移植による妊娠の場合、採卵時の妊婦年齢が34歳2か月以上であること)。胎児の染色体異常は妊婦の年齢に関わらず起こる可能性がある。


■性格は「腸内細菌」によって決まる:研究結果 « WIRED.jp http://wired.jp/2015/05/01/bacteria-and-mental/
クライアン教授によれば、マウスを使った研究では、腸内細菌が行動にまで影響を与える場合があることがわかっている。例えば、腸内細菌をまったくもたないように繁殖させたマウスは、通常の腸内細菌をもつマウスと比べて非社会的な行動が多くなり、ほかのマウスと過ごす時間が少なくなるという。
同様の影響は、動物の糞を別の個体に移植して腸内細菌を移す「糞便移植」を行ったケースでも見られている。不安傾向の強いマウスに大胆な性格のマウスの糞便微生物を移植したところ、移植されたマウスはより社交的な行動をとるようになったことが確認されたそうだ。


母の腸内菌が少ないと、子供に発達障害か 福井大、マウス実験で確認 - 産経WEST http://www.sankei.com/west/news/160121/wst1601210050-n1.html
2016.1.21 17:30
母の腸内菌が少ないと、子供に発達障害か 福井大、マウス実験で確認
 母マウスの腸内細菌の減少やバランスの変化が、子マウスの脳の発達に影響を与える可能性があるとの研究結果を福井大「子どものこころの発達研究センター」のチームが発表した。20日付の米オンライン科学誌プロスワンに掲載された。

 腸内には多くの細菌が定着し、栄養素の合成などさまざまな機能を持つ。センターの栃谷史郎特命助教は「母体や子の腸内細菌の状態を良くすることで、子の脳の健全な発達を促し、発達障害の一部の症状を予防できるかもしれない」と話している。

 研究では、腸内細菌の増殖を抑える抗生剤を妊娠9〜16日目にかけて母マウスに投与。このマウスから生まれて4週の子の行動を調べると、正常な母マウスから生まれた子より、夜間の活動量が少ないなどの異常が確認された。

 一方、正常な母マウスから生まれた子を生後すぐに抗生剤を投与した母マウスに預けると、行動に同様の異常が見られた。逆のパターンでは子に異常はなかった。センターは母の腸内細菌の状態が、出産後の養育行動にも影響を与えているとみて研究を進める。


腸内細菌が「不安」「うつ病」「気分障害」の治療にも、「サイコバイオティクス」に動き | Medエッジ http://www.mededge.jp/a/psyc/9977
 妊娠中に高熱が続いた女性は子どもが自閉症になる確率が7倍という研究結果に着目したある研究では、妊娠中に発熱状態を誘発した雌ネズミの子が、コミュニケーションの低下や反復行動など人の自閉症に似た特徴を示した。腸壁の透過性上昇(バリア機能の低下)まで見られた。自閉症の子どもでは40〜90%が胃腸障害を伴うという。

 さらにこのネズミでは腸内細菌叢に異常が見られたが、抗炎症作用が知られているバクテロイデス属の一種を投与すると、腸壁透過性が改善して細菌叢が正常になったばかりか、反復行動とコミュニケーション低下の緩和が見られた。マウスの結果とはいえ、自閉症の症状は逆転できることが証明された。


ニュース - 科学&宇宙 - 自閉症、腸と脳のつながり明らかに - ナショナルジオグラフィック式日本語サイト(ナショジオhttp://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141117003&source=rss
Melissa Pandika
for OZY
November 17, 2014
 一方、頼もしい手掛かりが腸で見つかっている。これまでの研究により、自閉症児と健常児では、微生物叢と呼ばれる腸内に生息する膨大な数の微生物に著しい違いがあることがわかっている。そして今回、カリフォルニア工科大学で行われた研究の結果、微生物が自閉症の一因となる可能性が初めて明らかとなった。「Cell」誌に先月掲載された論文によると、試験的なプロバイオティクス療法によってマウスの自閉症様行動が軽減し、すでに臨床試験の準備に入っているという。

 現在、自閉症に対しては主に行動療法による治療が行われている。しかし、今後はプロバイオティクス(ヨーグルトなどに含まれる、生きた“体に良い”微生物)による治療に取って代わる可能性が出てきた。

 自閉症は、コミュニケーション及び社会相互交渉の障害、反復的な行動という3つの基本的特徴を有する一連の疾患を指す。

 自閉症を持つ子どもに最も多い健康上の訴えは胃腸障害だ。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、自閉症児が慢性的な下痢や便秘を経験する可能性は、健常児より3.5倍以上高いという。

 これらのヒントに基づき、アリゾナ州立大学の研究者らは、自閉症児と健常児から採取した便検体に含まれる腸内細菌を分析。その結果、自閉症児の腸内細菌の種類は極めて乏しく、腸が病原体による攻撃の影響を受けやすくなっている可能性が明らかとなった。また別の研究でも、自閉症患者と健常者では腸内細菌の種類と数が大きく異なることが判明している。

 今回は、腸内微生物叢が自閉症の原因かどうかを調べるため、カリフォルニア工科大学の博士研究員エレイン・シャオ(Elaine Hsiao)氏が実験を行った。妊娠中にインフルエンザにかかった母親から生まれる子どもは自閉症を発症するリスクが2倍になるという先行研究に基づき、シャオ氏は妊娠中のマウスに偽ウイルスを注射し、自閉症様症状を呈する仔マウスを出産させた。

 その後、仔マウスは “腸管壁浸漏”と呼ばれる症状を示した。腸内細菌によって作られた分子が血流に入り、脳に到達する可能性もある状態だ。

 それでは、腸内細菌はいかにして行動に影響を及ぼすのだろうか? シャオ氏がマウスの血液を調べたところ、 “自閉症”マウスの血液には腸内細菌が作り出す4EPSと呼ばれる分子が46倍も多く含まれていた。さらに、健康なマウスに4EPSを注射すると、不安行動の増加が見られた。自閉症患者では、これと似た分子が高いレベルで検出されている。

 次に、シャオ氏はマウスの胃腸障害に効果が認められているバクテロイデス・フラジリスを餌に加えた。

 5週間後、“自閉症”マウスの腸管壁浸漏は解消し、血中4EPS値も大幅に低下。腸内微生物叢は健康なマウスの状態に近づき、行動にも改善が見られたという。

 しかし、治療を受けたマウスのケージに新しいマウスを移しても相変わらず相互交渉は見られなかった。


■「カンガルーケア」と「完全母乳」で赤ちゃんが危ない【1】│NEWSポストセブン http://www.news-postseven.com/archives/20141229_295081.html?PAGE=3
この研究が世界にも類がないのは、同市のこども病院などで発達障害と診断されたすべての子供たちのカルテの記録をデータベース化(氏名、住所は除く)し、1989年までさかのぼって、生まれた病院によって発達障害の発生率がどのくらい違うかを比較調査したことである。

 研究目的が書かれた文書には、チームの問題意識がこう綴られている。

〈新生児初期の低体温や低血糖が障害児発生と密接な関係があるのではないかという仮説がある。私たちは多数の小児神経患者の診療を行っている中で、新生児の低体温や低血糖に対する予防対策を厳重に行っている医療機関では、障害児の発生が少ないという印象を持っている。

 障害児の周産期歴を調査して、分娩施設間で障害児発生に差があるか否かを検討することは、障害児の発生原因を追求する上で非常に有意義なことと考える〉

 驚くべき結果が見られた。

 報告書には、同規模のA、B2つの個人病院の比較で、発達障害の発生率に約5倍の違いがあった。また過去5年間分を比べてもその差はほとんど変わらなかったと報告された。


■ソグド人 http://www.y-history.net/appendix/wh0402-014.html
 『旧唐書』などによると「(ソグド人は)子供が生まれると、かならず、その口中に石密(氷砂糖)をふくませ、掌中に明膠(よいにかわ)を握らせる。


■【閲覧注意】戦慄、生まれた我が子は一つ目だった…! 単眼症の原因と非情な現実|TOCANA http://tocana.jp/2014/09/post_4798_entry.html
しかし「ベイビーメッドコム」によれば、妊婦がアル中や糖尿病の場合、胎児が単眼症になる確率は健康な妊婦の200倍だという。


■病気になるのは遺伝?それとも環境?:日経メディカル https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/david/201312/533596.html
今では、妊娠中の母親が太りすぎていると、子どもの糖尿病のリスクが増すこと、アルコールをよく飲むと、子どもの障害が誘発され得ること、子どもが低体重で生まれると、心血管疾患になるリスクが高くなることがわかっている。最近の研究では、妊娠と妊娠の「間」の子宮内環境さえ、胎児に影響することが明らかになった。

 2011年初頭、コロンビア大学の研究者は、第1子の誕生から12カ月以内に宿された第2子は、自閉症になるリスクが3倍以上高くなることを発見した。さらに、第1子の誕生後、12カ月から23カ月の間に宿された第2子さえ、3年後に宿された第2子に比べると、そのリスクは2倍高かった。栄養不足のせいなのか、生化学的な違いのせいなのかはわからないが、子宮内で次の妊娠に影響を及ぼす何かが起きているのだ。過去の研究でも、妊娠と妊娠の間隔の短さと、統合失調症などの精神疾患との関連が示されている。

 自閉症には遺伝と環境の数多くの要因が絡んでいるはずだが、この発見は、環境が遺伝子とは無関係に、多くの親を悲しませる結果をもたらすことを語っている。世界保健機関(WHO)は、健康な赤ちゃんを産むには、出産から次の妊娠まで24カ月空けることを推奨しているが、世界の多くの地域で、このアドバイスはほとんど無視されている。