地震

地震津波のエネルギーを吸収し、それで発電が出来ないだろうか。俺なんかを揺らす地震のエネルギーが勿体無い。

いつも地震に身構えているので、地震が起きると漸く来たかという気分に成る。

揺れているのか気のせいなのか迷う微妙な揺れははっきり認識出来ないのがもどかしいし、体感出来る小さな揺れも、大きな揺れになるのではないかと緊張してしまうのが悔しい。どうせ揺れるのなら「揺れたっ!」と言える位大きく景気良く揺れて欲しい。

変な体勢をしている体が震えるので地震かと思ってしまうが電灯の紐が揺れていないので気のせいだと分かる。

地震の動画を観ている最中にも家が揺れていて無駄に臨場感が有る。地震津波といった揺れる現象を、素人が手振れまみれで撮った動画を観ていると何だか酔ってくる。

今回の地震に関して今迄に無い位東北地方の動画を観まくったが、言葉に方言や訛りが出て来るのは中年以上の人だけだと分かった。動画内では女性ばかりキャーキャー騒いでいてうるさい。

津波から避難する動画には、周囲の人達が狂った様に「早く逃げろ!」と声をかけているにも関わらずちんたら歩いたり度々後ろを振り返ったりする呑気な避難民達が多く映されている。年寄りは体が弱くて走れないという事情も有るのだろうが、中高年以下の人間にもせいぜい小走りしかしていない人が多い。これが学校の避難訓練だったら校長先生が説教をしている筈だ。何故必死になって逃げないのかと観ていて腹が立ってくる。
この被災者に対する自分の苛立ちは人が必死に逃げ惑う様を見て楽しみたいという視聴者としての他人事な感情なのかも知れない、と思っていたが、避難者もやはり同じ疑問を感じていた様だ。

暇つぶしに避難所で生活してたときの日記書いてく - まめ速 http://mamesoku.com/archives/2761854.html
今でも理解できないのが、そういう放送が流れてるのに、歩きでのんびーり避難してくる人たちがいたこと。
まあ足とか悪かったのかもしれないし、俺らが神経質になりすぎてるのかもしれないけど…。
避難しようともしない人たちもいた。

今回の地震の被災者は外国から「日本人は災害時も冷静だ」と高く評価されたが、反面他人を押し退けてでも自分だけは生き残るという動物的醜さが余りにも足り無さ過ぎるのではないか。慌て方を知らないだけに思える。

今回の東日本大地震での最大震度は宮城県震度7地震に慣れてくると、震度4以下程度の地震・余震で構造物の損壊、怪我が発生しているのは建物や設備に問題が有ると思えてならない。この程度の小さな地震であれば無事故が責任者に課せられた当然の責務であると法律で規定して欲しい。