ノブナガ・ザ・フール

総評:1/5。何を見せたいのか分からない。話がよく分からない。偉人の名と関係を引用してはいるが、必然性が無く引用が無くても話が成り立つ。登場人物が多いが出る必要の無い者が多いし各人の目的がはっきりしない。アーサー王は何がしたかったのか。誰が真の救世王なのか、という謎が引っ張られたが明らかに成った所でその設定は生かされなかった。

・企画は9人。
・コンセプトデザインはロマン・トマ、ブリュネ・スタニスラス、ニエム・ヴィンセント。
・制作進行カルキ・ラジープ。
河森正治作品なので『創聖のアクエリオン』の製作者が多い。音楽の雰囲気、2つの惑星という設定、2本の棒を持つ操縦方法、その他作風も同じ。
・偉人ごっちゃ混ぜの空想科学もの。
・ノブナガのイクサヨロイは腕が細過ぎる。デザインが格好悪い。
・会話には通訳が不要だが、外国の文字は出て来る。
・タロットカードはいつも逆位置で引かれる。
・西の星の住人は当主が東の星にかまけている事をどう思っているのか。
ダヴィンチの扱う機械はスチームパンク

・主人公はあまり周りから尊敬されていない。
・市姫の付き人3人の声優はみんな演技が下手。
・ヒミコのペットは大きさが不定
・シンゲンとケンシンはあまり絡まなかった。
・ジャンヌがいつどういう理由で主人公に惚れたのか分からない。
・まともな人間はヒデヨシとヒミコ位。

1 平成26年1月19日
ジャンヌダルクの夢を見る織田信長は武田軍に負ける
・イギリス人のアーサー王に仕えるイタリア人のレオナルド・ダ・ビンチがフランスのジャンヌダルクに英語のタロットカードを引かせている。
・宇宙船はちゃんと竹取物語に因んだ竹の様なデザインをしている。
・原画ハンミンギ。第二原画金延姫。恐らく韓国人の制作者なのだろうが、片仮名と漢字の使い分けに基準は有るのだろうか。

2 平成26年1月19日
ジャンヌ・カグヤ・ダルクを森蘭丸としヨロイにザ・フールと名付ける
・ジャンヌ・カグヤ・ダルクという酷い名前。
・ジャンヌは織田信長と会話が通じているが、西の星には英語が有る。織田信長は西の星の言語を知らない様だったが、西の星の住人は西の星の言語と東の星の言語両方を知っているものなのか。

3 平成26年1月31日
急襲したタケダシンゲンに追い詰められるがヒミコと結婚し力を得る
・武田城には巨大な頭骨が有るが、巨大生物が居るという事なのか。
・妹はさっき迄軍議が行われていた
・男装には無理が有る。
・イクサヨロイが弓矢に負けるのは納得行かない。
・顔の作画が濃い。
・突然結婚したが、ただ兜に角が生えただけ。
・武田は声ばかり大きな単なるザコキャラクター。

4 平成26年2月1日
ヒミコと西の星流の婚約式を挙げる
・結婚に対しクーリングオフを持ち出すダヴィンチは酷い。
・ヒミコは「金色もろこし頭」と言っていたが、ヤマタイにはとうもろこしが有るのか。
・背景が一部写真の様。
プロジェクションマッピング
・妹は何度も歌っている。
・婚約式の際ザ・フールは誰が操縦しているのか。
・婚約に1話使い切る辺り河森正治作品らしい。

5 平成26年2月13日
武田軍と戦闘中参戦したカエサルが父を殺す
・父親のイクサヨロイは格好悪い。
・顔の作画がたまに濃く成る。
・アケチミツヒデはタロット占いをすっかり信じている。

6 平成26年2月19日
主人公を庇ったヒミコが敵にノブカツがミツヒデに撃たれる
・主人公が桜吹雪を出したのは一体何なのか。
・ヒミコの小動物は小さい犬の様で尻尾は海豹の様。
・弟は、みんなでできるだけやってもらおうと思う、と想定している織田家の治め方が曖昧。
・鬼の面を被って銃を構えた光秀は間抜け。

7 平成26年3月4日
主人公に倒されたタケダシンゲンがカエサルに殺される
・一気に3人も仲間が倒れている。
上杉謙信も居るらしいが、出番は有るのか。

8 平成26年3月11日
ヒミコと行き一夜城を造りカエサルを倒し風の神機を取り戻す
上杉謙信が女。
・市姫は構わずに歌いまくり。

9 平成26年3月21日
カエサル率いる武田軍が上杉軍と組み蘭丸の神機が起動する
・作画が落ちた。
・ヒミコの料理が下手というネタ。
・ピンク色の髪の脇役は演技が下手。

10 平成26年3月26日
ヒデヨシは過去を話し敵のイクサヨロイを奪い風の神機とする
・猿繋がりで西遊記迄混ぜている。
カエサルは只の無能。
・イクサヨロイの中と外とで会話が成立している。
・副題の節制らしさは感じない。

11 平成26年4月3日
カエサルを作戦で追い詰めるが発現した力でやり返される
・主人公は「オーバーヒート」という難しくない言葉で詰まっている。
・あっさり鼻でかがやられる。
・市姫が下っ端として働いている。
カエサルは敵すら知っている弱点を知らないでいる。
カエサルは唐突なイヤボーン展開で命を繋いでいる。
・何故か殺されかけている主人公がカエサルを茶会に招くという意味の分からない展開。

12 平成26年4月16日
カエサルが同盟条件として市姫を得た事でミツヒデは挫ける
・主人公は場面毎に座り方が胡座と正座とで何度も変えている。
・ライオンの絵が下手。

13 平成26年4月16日
龍脈が乱れている西の星を討つ為船を強化し敵が来る
・結局主人公はヒミコと風呂に入ったのか。
・「安土」という単語が唐突に出て来る。
・ヒデヨシがミツヒデに気を使う良い奴に成っている。

14 平成26年4月25日
シャルルとハンニバルカエサルとウエスギにやられる
・OPとEDが変わった。
・「だんねつぼーちょー!!」
・冬化は別に断熱膨張ではない。
・凍った人間は融かせば生き返るのか。
・イクサヨロイからの音声は遠く迄聴こえるのか。
・ウエスギが漸く活躍。主人公は出番無し。

15 平成26年5月3日
マキャベリに処刑されかけたジャンヌを救う
・ヒデヨシだけは蘭丸ではなくジャンヌと呼んでいる。
・精神攻撃は大した事無い。
・選ばれし者に成り済ます方法が、ジャンヌを殺し自称するだけで良いというのは単純。
・相変わらず主人公の弓は強過ぎる。
・右手の包帯がイクサヨロイに乗った時無くなっていた。
・また都合の良いイヤボーン展開。
・村人があっさりジャンヌ側に回っている。

16 平成26年5月9日
村からヘラクレスの柱が現れカエサルミツヒデが残される
・作画が落ちた。
カエサルがすっかり良い奴に成っている。

17 平成26年5月15日
アーサーが顔を出しジャンヌが告白しヒミコは寿命に気付く
・小さい動物は操縦士の肩の上に居たと思ったらヒミコの元に移動している。
・主人公は水面で人間を持ち上げている。
・幼少時の主人公は性格が素直。

18 平成26年5月24日
アレクサンダーにウエスギケンシンとヒデヨシと主人公がやられる
・展開が早い。急展開。
・チャンドラグプタは出番無くやられている。
・ウエスギケンシンは演説が長い。
・アレクサンダーの「ずんずにするならぬ」とは「前座にすらならぬ」と言っているのか。

19 平成26年5月29日
黄泉平坂に行きジャンヌは天啓を受け入れる
・黄泉平坂迄簡単に行き来できている。
・竜の息づかいA 竜の息づかいB

20 平成26年6月6日
アーサーが女と判明しトヨトミヒデヨシが復活する
・やまたい国は琵琶湖の上に在る。
カエサルは随分性格が変わっている。
・顔がおかしい。
・今が寒い季節だと説明が無いので家を焼く行為が唐突に思える。

21 平成26年6月8日
双子とカエサルとイチヒメが死ぬ
アレキサンダー軍は兵士を密集させ過ぎ。
・双子が久し振りに登場。
・顔が少女漫画風。
チェーザレがやけに目立つ。


22 平成26年6月20日
敵が復活しミツヒデがノブカツ殺しを自白し西の星へ
・ヒデヨシは良い奴。
・「ブルータスおまえもか」
・ヒミコは便利な電池。
・顔の作画が濃い。
ミツヒデはあっさりアーサーに会えている。

23 平成26年6月22日
ヒミコは死に脅されたジャンヌはアーサー王が救世王だと宣言する
・謙信が唐突に登場。前回はどう登場していたか覚えていない。
・独眼竜謙信
・あづちを使うとあっさり本拠地に入り込めている。

24 平成26年6月29日
みんな死に救世王ミツヒデは生き残りジャンヌと主人公が学生に転生する
・チェザーレはあっさり殺されてしまう。
・あまり主人公等と絡まなかったケンシンがまさか最終話迄共闘しているとは思わなかった。
・「あんたの武器がその筆だってなら、あたしの武器は技術の詰まったこの腕だ。だから描きな」というセリフは文脈が繋がっていない。ダヴィンチが避難せず絵を描き続ける事と、ゲンナイの腕に技術が詰まっている事と、避難せずに付き合う事には何の関係も無い。ダヴィンチの描いたこの世界の真理はアニメ絵で尊厳さが無い。
・アレクサンダーの金色で目が赤い龍は『ウルトラセブン』の宇宙竜ナースの様。
・後半に現れて主人公と何の因縁も無いアレクサンダーがどういう訳か最後の敵という形に収まっている。と思ったら対決の途中どこかに消えてしまった。生きてはいたが、何をしていたのか。
アイキャッチの代わりにOPが入る。
アーサー王は死に際が呆気無い。何をしたかったのか分からない。愛する人を復活させる為に聖杯を必要としていたのか。ジャンヌに救世王として宣言されたがどういう意味が有ったのか。
・「敵は本能寺に在り!」
・ヒデヨシは助け損ない。
・いつの間にか主人公は機体から降り、アレクサンダーを放ってミツヒデとちゃんばらで決着をつけようとしている。ミツヒデは刀で闘っているが銃は弾切れだったのか。ミツヒデの手が凍ったのは神機の首飾りの力が反映されたのか。イチヒメの櫛は頑丈だが金属製なのか。
ミツヒデ破壊王だからという理由で主人公を討とうと決めていたが、主人公に対峙した時には主人公が天地統一を破壊すると言った事が討つ理由に成っている。主人公は何故だかミツヒデに討たれても満足しているが、話し合いをすれば回避できた闘いなのではないか。展開を史実に沿わせようとして唐突な部分が目立つ。
・救世王であるミツヒデを見抜けなかったジャンヌは無能。
ダヴィンチの存在は最後迄謎。
・久し振りにマゼランが現れた。
・展開が激しくて突っ込みが追い付かない。