月経知識

■『葬られた「第二のマクガバン報告」』要約文:第5回 - Togetter https://togetter.com/li/185334
村井ニボシ @niboshi2000
「中国の農村部では、初潮がかなりおそくなってからである」ということは注目に値する。調査した130か村のそれぞれ25人ずつの女性たちに、最初の月経がいつだったかを聞いたところ、15~19歳で、平均17歳だった。アメリカの平均はなんと、およそ11歳である。
2011-09-07 23:52:50


初潮年齢の違いでわかるトラブルの背景 ( その他美容と健康 ) - 新・イメージの詩 - Yahoo!ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/polone035/15251941.html
 たとえば中国の少女たちの初潮年齢は15歳から19歳(平均17歳)です。欧米の食習慣の影響はまだ少なく、彼女たちの脂肪摂取量は表1(35ページ参照)が示すように、アメリカ人に比べて半分以下、動物性タンパク質は7分の1、食物繊維はおよそ3倍も摂取していることなどが、その理由です。その結果、血中のエストロゲン・レベルはアメリカ人女性の半分です。


日本の青年期研究(6)日米の青年の心理的相違 https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/9929/1/jinbunkagakukiyo_22_1.pdf
第2次大戦終了前後には,アメリカの白人女性は初潮平均年齢で,日本女性をちょうど1歳ひき離し,世界のトップであった。
ところがアメリカに占領され,生活がアメリカナイズされたこと等の影響もあってか,日本女性の初潮年齢は僅か30年余りの間に,2年も早まった(図2)。
そしてその間にこれまた1年程早まったアメリカ女性とほぼ並び,両者は今やともに世界一の早熟民族になっている。
このようないわゆる発達の加速現象はむろん世界中で起こっているのだが,それにしても日本のこの短期間の早まり方は異常で,GNPと同じように,今やアメリカに追いっき,追いこすいきおいを示している(1)。


初潮時期と栄養 〜小学生でも巨乳の理由〜|貴方のこゝろにバンドエイドを。 http://ameblo.jp/uclabo/entry-11145120486.html
世界保健機構(WHO)の調べでは1850年の欧米の少女の平均初潮年令は17歳です。今と比べるとかなり遅いです。しかし今では11歳です。

アフリカ系のアメリカ人の少女は8歳で初潮を迎えます。これは貧しいため栄養素のあるものが食べられずファストフードばかり食べているためだと推測できます。


「子供の歴史」をめぐる諸問題(Ⅰ) http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/4479/1/37-1-1B-01.pdf
18世紀フランスでは「晩婚」が一層進行し,1770年頃の初婚年齢は女性で26~27歳,男性で28~29歳にまでなるとのことです.
また,「肉体的な早熟」という点も大いに疑問で,例えば当時の女性の初潮年齢は17歳頃ないしはそれ以後だったようです(ソレ,前掲訳書,18頁;志垣嘉夫「近世生活史覚書き」,同編,前掲『近世ヨーロッパ』所収,18頁).


日本赤十字社参考館報 第8号 - 国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/pid/1176518/1/40
40ページ
各民族月経初潮年齢
グリンランド 20歳
ラプランド 18歳
英吉利 16歳
独乙 15歳
日本 14 2/3歳
西班牙 12歳
土耳古 10歳
オーストラリア 9 1/2歳
女子の成熟期は人種に依つて一様でない.
又暖地は寒國よりも、都市は村落よりも一般に早い.


月経とパフォーマンスの関連性 https://nishibeppu.hosp.go.jp/files/000066935.pdf
初めての月経は「初経」と言い、10〜14歳の間(平均では約12・8歳)に見られます、早期に運動を始めている場合は、13・8歳と約1年、初経が遅れる傾向があります。


両親の離婚の影響 | 臥竜https://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2020/05/%E4%B8%A1%E8%A6%AA%E3%81%AE%E9%9B%A2%E5%A9%9A%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF.html
発達心理学では20年近く前から、子どものとき、とくに5歳以前に両親が離婚すると、女の子は早めに初潮を迎えることが知られているそうです。離婚家庭の女の子は、セックスを経験するのも早く、より多くの相手とセックスをする傾向があり、10代で妊娠する確率が高く、最初の結婚は離婚に終わる確率が高いと言われているそうです。初潮を迎えることは、生物学的には生殖キャリアが始まるということだそうですが、早めに初潮を迎えた少女たちが、早い時期にセックスを経験し、多くの相手とセックスし、早い時期に妊娠するのは、進化的には理にかなっているとミラー氏は言うのです。しかし、進化的に理にかなっているからといって、よいとか望ましいとはかぎらないということは肝に銘じてほしいと言います。しかし、なぜ子ども時代に父親がいないことが、初潮を迎える年齢、ひいては活発な性行動の開始時期に影響するのでしょうか。

これについては竸合する二つの説があると言います。一つは、初潮を迎える時期が早いか遅いかは遺伝的に決まるという説です。もう一つは、環境によって決まるという説です。どちらのモデルが正しいのでしょうか。

初潮の時期については、両方のモデルが部分的に正しいようだとミラー氏は言います。初潮の時期はかなりの割合で遺伝することを示すデータがあり、5~8割方は遺伝で決まるとされているそうです。このモデルでは、初潮を早く迎える娘たちは、性的に活発であるために、離婚率が高く、その遺伝子が娘にも受け継がれると説明できると言います。そのため、母親が離婚し、父親なしで育った少女たちは初潮を早く迎え、性的に活発になるわけだというのです。

遺伝モデルはデータで裏づけられているのですが、環境要因も無視できないとミラー氏は言います。遺伝子が決めた一定の幅の中で、環境要因によって初潮の時期は早くなったり遅くなったりするようです。
初潮の時期 | 臥竜https://www.caguya.co.jp/blog_hoiku/archives/2020/05/%E5%88%9D%E6%BD%AE%E3%81%AE%E6%99%82%E6%9C%9F.html
多様な文化圏で実施された調査で、一夫多妻の社会と一夫一妻制ではあるが離婚率が高い社会では、少女たちが初潮を迎える時期が早いことがわかっているのです。アメリカでは近年、平均的な初潮年齢が大幅に早まっているそうです。これも、離婚率が高まり、事実上の一夫多妻社会になっているためと考えられているそうです。


■〈おとな〉 vol.06 更年期障害について - 独立行政法人国立病院機構 四国こどもとおとなの医療センター https://shikoku-mc.hosp.go.jp/news/ohisama_basics_a_vol06.html
日本女性の閉経年齢は平均49.5歳、中央値で50.5歳、最近の報告では中央値52歳とされています。


DUAL世代は秒読み 6~7割が悩む更年期症状 (2/4) :日経DUAL https://dual.nikkei.com/article/102/03/?P=2
なお、閉経には「45歳以上で、1年以上月経を認めなければ閉経としてよい」という定義があります。


■統計局ホームページ/人口推計/人口推計(2019年(令和元年)10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐ http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2019np/index.html
第1表 年齢(各歳),男女別人口及び人口性比―総人口,日本人人口(2019年10月1日現在)(エクセル:22KB)

2019年10月現在の
日本の総人口は1億2616万7000人。初経平均年齢13歳~閉経平均年齢52歳の女性の総人口は2886万4000人で総人口に対して22.8%。


■「生理用品」に関するアンケート/ネットリサーチDIMSDRIVEの公開アンケート調査結果【DIMSDRIVE】 https://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2013/131129/
女性に対して、「現在、自分自身用に生理用品を購入・使用しているかどうか」を尋ねたところ、
『ナプキン』では68.0%、
布ナプキン(洗って繰り返し使用できるタイプのもの)』5.3%、
『タンポン』21.6%、『おりものシート(パンティライナー)』45.4%、
『吸水パッド』は5.9%の人が購入・使用していると回答した。


■家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2021年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20210&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330022&tclass3=000000330023&cycle_facet=tclass1%3Atclass2%3Atclass3%3Acycle&tclass4val=0
表番号 10
男女,年齢階級別
単身世帯・勤労者世帯
調査年月 2021年
公開(更新)日 2022-05-10

年間支出額
~34歳
保健用消耗品 男2,824円 女11,058円


小売物価統計調査 小売物価統計調査(動向編)調査品目の月別価格及び年平均価格-県庁所在市及び人口15万以上の市(2015年~) | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口 https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003139654
6101 生理用ナプキンの
2019年の81政令指定都市に於ける平均小売物価は173.6円。


【Rinenna×MWU プロジェクト#3】~みんなの"女の子"事情~ - 武庫川女子大学 学生広報スタッフブログ 「Muko Log」 https://mukogawa-news.jp/mukolog/2019/04/rinennamwu-2.html


毎月使うのになぜこんなに高い!? 女性が生理用品購入にいくらかかってるの?|「マイナビウーマン」 https://woman.mynavi.jp/article/160213-39/
Q.毎月の生理用品購入にかかっている平均金額を以下より選んでください。
1位 500円以下 44.0%
2位 500円~1,000円 36.5%
3位 1,000円~1,500円 16.0%
4位 1,500円以上 3.5%

(中略)

※『マイナビウーマン』にて2016年1月にWebアンケート。有効回答数171件(22歳~34歳の働く女性)


日本のユース女性の生理をめぐる意識調査結果 https://www.plan-international.jp/activity/pdf/0413_Plan_International_Ver.03_01.pdf
2021年 4月
2021年 3月、公益財団法人プラン ・インターナショナル ・ジャパン(以下、プラン ・インターナショナル)では、15 ~ 24 歳の女性(以下、 ユース女性)2,000 人を対象に、生理と生理に関係する日常生活に関する調査を実施した。

(中略)

職業別に生理用品の購入を自分で行っている割合を見ると、 学生1,151人中 298 人(25.9%)、 就労者665人中 419人(63.0%)、専業主婦および無職・休職中・求職中は 184 人中 75人(40.8%)だった。また、生理に必要な薬(低用量ピルや痛み止めなど)の購入を自分で行っているのは学生1,151人中187人(16.2%)、 就労者 665人中 296 人(44.5%)、 専業主婦および無職・ 休職中・求職中は 184 人中 32 人(17.4%) だった。

(中略)

ユース女性のひと月にかける生理用品の購入は 300 ~700 円程度であり、生理用品の購入の優先順位は中位程度である


生理用品は一生分で200万円超! 「ピンク税」論争とは (1/2):日経doors https://doors.nikkei.com/atcl/wol/column/15/122400041/041800024/
 生理用品への毎月の出費は、多くの女性が感じている「地味な出費」である。

 一回当たりの支払いはそれほど大きくないが、数十年にわたって払い続けると考えると、かなりの額になる。アメリカのメディアが算出した結果、一生分の生理関連の出費は200万円を超えるという(アメリカの場合)。


目指すは生理用品の無償化。「生理の貧困」と向き合うフランス | ランドリーボックhttps://laundrybox.jp/magazine/poverty/
突然ですが、みなさん毎月の生理用品にいくら使っていますか?

女性はだいたい10歳から14歳に初潮を迎え、50歳ごろの閉経を迎えるまで、平均しておよそ39年間生理があるそうです。それを踏まえて、フランスのル・モンド紙が独自に計算をしたところによると、鎮痛剤と生理用品だけで7.5ユーロ(900円)程度だそうです。これにはもちろん、産婦人科に通う費用や汚してしまう下着にかかる費用などは入っていません。


衝撃! 女性は生涯、生理用品にいくら使う? https://www.womenshealthmag.com/jp/wellness/a30069977/average-cost-of-20191205/
月経カップブランド『Intimina』が市場調査会社『OnePoll』を通して2千人の女性にアンケートを行い、平均的な女性がタンポンとナプキンに費やす金額を算出した。その結果をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

女性が生涯に生理用品に費やすお金は、月々1,450円、生殖期間(12~52歳)全体で約70万円だという。

これなら、アンケートに参加した女性の半数以上が「生理貧乏」を経験済みと答えたのにもうなずける。

また、回答者の60%は生理用品を月々の予算に計上しており、79%は生理用品を買うために他の何かを犠牲にしたり、生理用品なしで済ませたりした苦い経験がある。そして彼女たちの大半は、学校や職場で生理用品が無料で使えるよう国が制度を整えるべきと考えている。


「切り抜いて生理用品として使ってください」――先進国で靴下や新聞紙をナプキン代わりにする少女がいるという現実 | ワールド | for WOMAN | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2018/08/post-54.php
ニュースメディア「リファイナリー29(Refinery29)」によると、イギリスの若い女の子の約10人に1人は、生理用品を購入するのに苦労している。イギリスに本部を置く国際NGOプラン・インターナショナルの実施した調査では、女の子の12%が靴下、ぼろ布、トイレットペーパー、さらには新聞で代用しているという衝撃の実態が明らかになった。昨年、英メトロ紙も靴下を使うケースを伝えている。


■女性の活躍を推進し社会保障のニーズを減らすための包括的な女性の健康支援~女性活躍加速のための重点方針2018策定に向けて~ http://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/jyuuten_houshin/sidai/pdf/jyu13-02.pdf


■いまだ9割弱の女性が男性に気をつかう…「生理」への理解、進まぬ社会 “個体差”あるため同性からのバッシングも|eltha(エルザ) https://beauty.oricon.co.jp/special/101464/


■「日本のユース女性の生理をめぐる意識調査結果」レポート発表|国際NGOプラン・インターナショナル 寄付・募金で世界の女の子を支援 https://www.plan-international.jp/news/advocacy/20210413_28138/


■生涯で月経のある期間は長い方がよい|Medical Tribune https://medical-tribune.co.jp/kenko100/articles/190503529529/
 女性が生涯で認知症を発生するリスクは、男性に比べて50%以上も高いといわれている。それには、更年期における女性ホルモン(エストロゲン)分泌量の急激な低下が影響していると指摘されている。エストロゲンが多く分泌されているのは、初潮から閉経までの月経がある期間(生殖可能期間)だ。この点に着目したPaola Gilsanz氏(米・カイザーパーマネンテ)らは、同社の保険を利用している人を対象に研究を行い、生殖可能期間が短いと認知症発症率が高くなることを明らかにした。研究内容はNeurology(2018年3月28日)に掲載されている。

初潮は13歳、閉経は45歳、生殖可能期間は32年

(中略)

ハイリスクは初潮が遅い、月経が早い、生殖可能期間が短い 
 初潮年齢が16歳以上の人では、13歳(平均)の人に比べて認知症を発症するリスクが23%高かった。また、閉経年齢が47歳未満の人は同47歳以上の人に比べて認知症発症リスクは19%高かった。

 生殖可能期間については、34年未満の人では34年以上の人に比べて20%、子宮摘出術を行った人では行っていない人に比べて8%、認知症発症リスクが高かった。


■「生理が来なくなって一人前」の幻想 ――10代スポーツ女子をむしばむ月経周期異常 - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/feature/948
大学生の女子選手と運動をしない一般の女子大学生を比較したデータがある(能瀬医師らによる日本産科婦人科学会国立スポーツ科学センターの2014年調査)。それによると、無月経の割合は一般大学生が1.8%だったのに対し、日本代表レベルの選手で6.6%、全国大会レベルで6.0%、地方大会レベルで6.1%と高かった。

競技別では、体操・新体操やフィギュアスケートなど審美系競技の選手は16.7%に達し、無月経の選手の割合が一般大学生より10倍近くも高く、陸上中・長距離や自転車の長距離などの持久系競技の選手は11.6%で、一般大学生よりも6倍以上も高いことが分かっている。


■【女性必読】生理にまつわる知られざる4つの真実 - IRORIO(イロリオ) http://irorio.jp/sousuke/20150512/227886/
実際、米アダムズ州立大学のR. Nathan Pipitone氏らが、男性被験者に対し、声を聞いただけでその女性が月経中であるかどうかを当ててもらう実験を行った。その結果、男性たちは4割近い確率で月経中の女性を当てたという。


男性は排卵期の女性には甘く気前よく金を使う(米研究) | 世界の三面記事・オモロイド
http://omoroid.blog103.fc2.com/blog-entry-118.html
ニューメキシコ大学で心理学を教えるジェフリー・ミラー助教授率いる研究チームは、地元のナイトクラブ(複数軒)で働くストリッパーたちがラップダンスから得るチップと彼女たちの排卵周期を照らし合わせたのであるが、両者の間に明瞭な相関関係があることを発見したという。

彼女たちは、排卵期(つまり、妊娠可能な時期)には一時間当りおおよそ70ドル(約8,150円)のチップを得ているのに対し、月経時にはその半分の35ドル(約4,075円)しか得ていなかった。そのどちらでもない時期の稼ぎ高は50ドル(約5,820円)であった。

ミラー助教授は、排卵周期に合せて、女性の体臭、ウエスト・ヒップ比、顔つきが変化するため、チップ額にこのような差が出ると見ている。

ストリッパーたちは、男性客に対し最大限の媚を売っているはずであるが、客をダンスに誘う時の口調や仕種、そしてダンスそのものにも排卵周期により微妙な違いが出るのではないかと同助教授は論じる。

また、研究チームはピル(経口避妊薬)の服用がチップ額に影響を与えるかどうかも調べているが、結果はクロであった。ピルを服用しているダンサーは一時間当り平均37ドル(約4,310円)のチップを稼いでいるのに対し、服用していないダンサーは53ドル(約6,170円)稼いでいるのだ。

避妊ピルは妊娠初期と似たようなホルモンバランスを作るので、ピルを服用している女性は男性から見ると心をそそられる対象ではなくなってしまうようである。従って、避妊中のダンサーは、年間何千ドルもの損をしている可能性がある。


■生理休暇って各国でどうなってるの?|「マイナビウーマン」 http://woman.mynavi.jp/article/130809-029/
生理休暇を法的に認めている国は多くはなく、日本、韓国、台湾、インドネシアなど一部の国で定められています。


令和2年度雇用均等基本調査|厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/71-r02.html
この白書では産業の種類は
102ページ
日本標準産業分類に基づく 16 大産業
の分類を採用している。

30ページ
男女及び職種別正社員・正職員割合
女性率
運輸業,郵便業 11.2%
医療,福祉 63.4%

産業別女性労働者の内生理休暇を請求した者の割合
94ページ
産業総数 0.9%
鉱業,採石業,砂利採取業 5.8%
複合サービス事業 0.1%

56ページ
男性のみ採用の理由別企業割合(M.A.)
女性の応募がなかった
不動産業,物品賃貸業 34.8%
医療,福祉 100.0%

60ページ
セクシュアルハラスメント防止のための取組の有無及び取組内容別企業割合(M.A.)
取り組んでいる
製造業 78.6%
複合サービス事業 100.0%


生理休暇取得率年次推移
生理休暇取得1%割れ 男女雇用機会均等法も影響 - 産経ニュース https://www.sankei.com/article/20170526-FU7EXBPLH5M3RK46JLVV765JEU/photo/RIGC3N2CZ5OBPFB5GMESVA6SZ4/


■そうだったのか 『生理用品の社会史 : タブーから一大ビジネスへ』 - HONZ https://honz.jp/articles/-/32260
明治時代の女性の月経回数について、もその一つである。その頃は現代よりも初潮が2年遅く、閉経が2年早かった。また、子供の数も多かったし、授乳期間が長くてその間も無月経だった、などを考えると、生涯月経回数はわずか50回程度であったらしい。


(3ページ目)ホリエモン“公約本”の「ピルで女性の働き方改革」 大ブーイングを浴びた2つの理由 | 文春オンライン https://bunshun.jp/articles/-/38336?page=3
この約100年で人類が生涯に産む子供の人数が減った上に、栄養状態が良くなって初潮が早まったことで、昔は生涯で約150回だった月経回数が約450回になったと言われています。


女性が一生涯に経験する生理は約450回 「生理3.0」を生きる私たち https://telling.asahi.com/article/13367429
現代の女性が一生涯に経験する生理は約450回と言われており、初潮も遅く、複数の子どもを産み育てるのが当然だった戦前の女性と比べるとなんと9倍にもなっているという。


【出産減で生理回数10倍に】“多すぎる生理”で「卵巣がん」増加 「低用量ピル」で予防可能!|FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/articles/-/463099?display=full
昔の女性が生涯で経験する月経の回数は、約50回程度だったと見られている。
一方、現代女性はそれよりもはるかに多く、約450~500回と推測されている。
何と、生理回数が9~10倍にも増えているのだ。


月経回数は100年前の9倍に 「望まない妊娠」から守られない現代日本の「女性の身体」:塚原久美 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト https://www.fsight.jp/articles/-/49364
 明治期の女性は、初経(初めての月経)とほぼ同時期の15、16歳くらいから20歳までに結婚していた。結婚したらすぐに子どもを産み始め、生涯に平均5~6人くらいは産んでいた。いったん子どもを産むと数年間は母乳で育てていたので、その間は排卵が抑制されるので妊娠しにくくなる。子どもが乳離れし、月経が戻ってくると、またしても妊娠する。その頃の女性の平均寿命は40代前半だったので、数人子どもを産んだ後、閉経して更年期を経験する間もなく、命の尽きる女性たちも少なくなかった。その結果、生涯に巡って来る月経周期数は、せいぜい50回だったと言われている。

 一方、現代の女性は栄養と発育がよくなったために、初経年齢が10~15歳と早まり、閉経は50歳前後と後ろ倒しになっている。婚姻年齢は遅くなり、結婚して子どもを産んだとしてもせいぜい1人か2人。たとえ母乳育児をする場合でも、1年ほどで「卒乳」することが多いので、月経の戻りは早い。こうした身体の変化と社会文化的な変化のために、現代女性の生涯の月経周期数は、なんと450回にまで増えているそうだ。


平凡社 東洋文庫
431南島雑話 幕末奄美民族誌
135 『婦人月経短し。』と一行だけ書かれているが、具体的に何日なのかは書かれていない。


■生理中のプール授業 医学、人権上問題は? 副読本に「大丈夫」の表記で半強制的に 「休む」選択肢必要 「りゅうちゃんねる0号」 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース https://ryukyushimpo.jp/news/entry-787226.html
 万が一、何らかの感染症に感染している生徒の経血が漏れた場合、他の人へ感染するリスクはないのか? 県立中部病院感染症内科の高山義浩医師は「ヒトの肛門周辺には平均0・14グラムの便が付着している。つまり100人の子どもがプールに入れば14グラム程度の便がプールに溶け出していることになる。遊泳用のプールの衛生基準はこれらを前提として、塩素濃度0・4〜1・0ppmを保つようにするなど定められている」と説明する。


■世界中の女の子が「初めての生理」を経験したとき https://www.buzzfeed.com/jp/bfjapan/21-first-period-traditions-from-around-the-world-1


日本で生理用品が進化しなかったわけ 昔の女性も悩んでいた https://www.buzzfeed.com/jp/akikokobayashi/femtech9
民俗学者の大森元吉氏が、1972年に世界各地の月経禁忌について報告しています。コスタリカでは月経中の女性と同じ食器を使った人は死ぬと信じられていました。インドやアフリカには、月経中の女性は鍋や釜を他の家族と別にする慣習のある地域がありました。

アメリカで1970年代に報告された内容では、ヨーロッパでも月経禁忌の慣習が広く見られ、イタリア、スペイン、ドイツ、オランダでは、月経中の女性が花や果物に触ると萎びる、などと言い伝えられていた農家がありました。


20代女性社長が起こした生理用品革命!日本の大発明、使い捨てナプキン開発秘話 | 和樂web 日本文化の入り口マガジン https://intojapanwaraku.com/culture/85514/
例えば、インドやアフリカでは月経中の女性と同じ窯や鍋を使わないなどの慣習を持つ地域もあったらしい。同じ食器を使うと死ぬと信じていた地域もあるそうだから笑い事ではない。キリスト教は比較的血のイメージをも持つが、オランダやドイツ、スペインやイタリアでは月経の女性が花や果物を触ると萎れると言われていたこともあるという。

面白いことに、平安時代は月経中の妻がいる夫は昇殿できなかったという記録もある。現代でいえば生理休暇だ。

古代の儀式について記された「雑穢事」「九条年中行事」などの儀式書の一部に「穢事」として以下のような記述がある。

ー宮女有月事。祭日前退下宿慮。不上殿
ー只一人身為穢。同及同処人皆為穢
(一部抜粋)

月のものになったら下がって昇殿しないこと。その一人だけではなく家族も同様である、と書かれているのだ。つまり、自分だけでなく家族が穢れている時期は来るな、ということ。


女性の社会進出を促した一番の功労者は「生理用ナプキン」だった(田中 ひかる) | 現代ビジネス | 講談社(1/3) https://gendai.media/articles/-/59966
また、貴族の女性たちは真綿をナプキンのようにして使っていた。そして、月経中は「穢れの身」であるため参詣を慎んだ。

あまり知られていないが、「血の穢れ(経血を忌むこと)」は、平安時代の『貞観式』(871年)や『延喜式』(927年)に規定されたのが最初である。

以後、仏教や神道の教えも相まって、月経不浄視に基づく慣習が、1872(明治5)年に法令で廃止されるまで脈々と受け継がれた。

「血の穢れ」が廃止されたきっかけは、大蔵省を訪ねたお雇い外国人が、妻の「出産の穢れ」を理由に休んでいる役人に呆れ、抗議したことだと言われている。

公に廃止されたあとも、地域社会では月経小屋への隔離や、「別火(穢れは火を介して移るという考えから、炊事や食事を別にすること)」といった慣習が続けられていた。1970年代まで月経小屋が機能していた地域もある。


ソロモン諸島のカツオの位相: 与論島クオリア http://manyu.cocolog-nifty.com/yunnu/2016/01/post-1aa5.html
 カツオに重要な価値が与えられていたことは、カツオをめぐる多くの禁忌があったことからもうかがうことができる。とくに、カツオ漁には女性のかかわりが徹底的に拒否された。もしも月経中の女性や妊婦がカツオを食べると、島にカツオがやってこないとか、カツオはその眼がみえなくなり、釣りばりにかからないとも考えられた。また、ハワイ諸島では、カツオは司祭や王、あるいは首長のみが初物を食べたり、禁忌を解除したさいに食べることのできる神聖な魚とされていた(Titcomb, 1972)。(秋道智弥『海洋民族学』)


■生理前にチョコが食べたくなる科学的な根拠って!? https://www.cosmopolitan.com/jp/beauty-fashion/health/research/a3899/craving-chocolate-before-period/
<The Telegraph>は、生理前に特定の食べ物が欲しくなる現象について、チュニジアの国立栄養・食品技術研究所の研究者らが実施した研究の結果、ホルモンレベルの増減が原因であることを紹介している。なんと、そのせいで女性は1日に500キロカロリーも余分に摂取してしまうんだそう。

『内分泌学』という年刊学術誌に発表された研究で30人の女性を対象に調べたところ、生理前に平均して0.3キロ体重が増えていることが判明したそう。加えて、彼女たちは大盛りのパスタをはじめ、ケーキやチョコレートなど、糖分の多い食べ物が無性に食べたくなったのだとか。研究者は「女性は、この時期になるとやたらに食べ物、とりわけ甘いものやチョコレートへの欲求が高まる傾向がある」と解説。

とは言うものの、このような食欲の変化は食べるものの味とは関係がないんだそう。生理前には感情のバランスを左右するセロトニンという化学物質のレベルが下がるので、生理前には感情の起伏が激しくなるという。そのセロトニンの分泌を促すのが炭水化物で、体が本能的に気分を良くしてくれる食べ物を欲しがる、という理屈なのだとか。また、生理前にチョコレートを欲しがるのは、気分をハッピーにする必要があることを体が訴えているということを意味していると言えそう。


生理中は無性に食べたいその理由は?
https://www.womenshealthmag.com/jp/wellness/a72622/why-you-have-period-cravings-20171117/
お菓子のことばかり考えてしまうのにはワケがある。こんな欲、生理中にしか感じない?スニッカーズや大盛のパスタが食べたくなるのは月経前症候群 (PMS)?その内容をアメリカ版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

認定管理栄養士のジャスティン・ロスによると、その答えはイェス。「生理中は体が生理的に変化する。ホルモンバランスが乱れ、特定の栄養素を欲するようになる」

マウント・サイナイ・アイカーン医科大学産婦人科および生殖科学科の助教授あるスザンナ・フェンスク医学博士いわく、この原因は体内のアミノ酸結合体である内因性オピオイドペプチド (EOPs) の存在だとする説がある。生理中または妊娠中といった特定の期間には、EOPsが活性化する。フェンスク医学博士は 「100%確かではない」 としながらも、「このEOPsの存在によって欲が増すという理論がある」 と語る。

だから生理中にチョコレートをパクパク食べたくなっても驚く必要はないのだ。フェンスク医学博士によれば、生理中に最も欲しくなるのは間違いなくポテトチップスのような塩辛いものかチョコレートなどの甘いもの。

事実、科学情報誌PLOS ONEが掲載した文献は、アメリカ国内の女性の約50%が生理中にチョコレートが欲しくなると述べている。他国から米国にやってきた女性がチョコレートを欲する確率は、一代目と二代目のアメリカ人に比べて圧倒的に低くいことから、文化的背景の影響を指摘する声もある。でも、この欲求を物理的に解釈することは可能。ロスによると、ココアには生理中の体に不足しがちなマグネシウムが豊富に含まれているそう (ミルクチョコレートには欲求を満たしてくれる栄養素が含まれていないので、ダークチョコレートを選ぶことが大切)。


知っておくべき! 生理中に避けたい食べものは… チョコ・チーズ・コーヒーのどれ? | Oggi.jp https://oggi.jp/6192696
また生理中は、血管や子宮を収縮させる成分、チラミンが含まれる食品は避けるのがベスト。具体的には、チョコやチーズ、コーヒーなどです。さらにカフェインはカラダを冷やすといわれているので、特に生理中は避けるといいかもしれません。


杉田水脈も口にした「女性はいくらでも嘘をつく」…言い出したのは誰なのか? | 2020年の言葉 | 文春オンライン https://bunshun.jp/articles/-/42301
 ロンブローゾは19世紀後半に活躍したイタリアの犯罪人類学者で、「犯罪者の多くは隔世遺伝によって生来的に犯罪的素質を持っている」という「生来性犯罪者説」を唱えたことで有名だが、女性犯罪論も執筆している。

 彼は女性全般の精神的特徴として、冷酷、短気、不道徳、不誠実、復讐心や虚栄心の強さなどを挙げ、これらは通常、母性、同情心、低い知性、弱さなどによって「中和」されているが、もし「中和」されずに犯罪者となった場合、その犯罪行為は男性犯罪者とは比較にならないほど悪魔的で、殺人を犯す場合にも、被害者が苦しむ過程をたっぷりと味わうと説いた。

 そして、「公務執行妨害」で現行犯逮捕された80人の女性のうち71人が月経時であったという自らが見聞した数値と、フランスの医師ルグラン・デュ・ソールが報告した、パリで行われた56件の女性による万引きのうち35件が月経時であったという数値を示し、「犯罪における月経要因説」を女性犯罪論の一大テーマとして位置づけた。


■ライオンのメスは排卵を同調、ヒトの生理と異なる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/082500315/
 人間でも、一緒に暮らしている女性の生理が同調するという根強い都市伝説がある。この話は、寮などに暮らす女性たちの生理周期が重なるというマーサ・マクリントック氏による1971年の研究に端を発して流行したが、その後に発表されたいくつかの研究によって、いまでは信用されなくなっている。(参考記事:「ヒトは無意識に異性を「嗅ぎ分ける」」)

 2006年にゼンウェイ・ヤンとジェフリー・C・シャンクの両氏は、マクリントック氏らの研究結果も含めて統計的な検証を行い、一緒に住んでいる女性2人の生理周期が重なる確率は、他のどの女性と重なる確率とも変わらないことを明らかにした。

 生理周期の長さは女性によって少しずつ違うので、2人の女性の周期を長いこと追っていれば、いずれは重なることもある。

「不規則なリズムと、周期が異なるリズムが重なり合う数学的なものに過ぎません」とシャンク氏は言う。「何かが一致するときは気づきやすいですが、一致しないときには気づきにくいのが人間の性です」