健康知識 精神病

■社員の死は「会社のせい」と言い切れるのか?検死医が明かす遺族と人事部の“覆い隠された苦悩”|悶える職場〜踏みにじられた人々の崩壊と再生 吉田典史|ダイヤモンド・オンライン http://diamond.jp/articles/-/43915?page=8
高木その職業について私はわからないが、もしかすると地域的な要因も何らかの影響を与えているのかもしれないと思うことがある。たとえば、私の知人の医師が勤務する大学病院はかつて精神病院だった。その地域は当時は田舎で、人があまり住んでいなかった。

その病院の付近には、精神科に通う人やその家族、さらに入退院を繰り返す人が住むようになった。そうした環境の中で結婚などをする人が増え、家族となり、やがて人口が増えていった。ところが、その地域に住む家族の中で、新たに精神疾患になる人が現れるようになった。知人の医師は、「その地域は周辺と比べても、重い精神疾患になり、不幸にも死を選ぶ人が多いように思える」と話す。


統合失調症は兄弟姉妹でも起きてくるか? | Medエッジ https://www.mededge.jp/a/psyc/18736
 研究グループは、子どもの時期に統合失調症を発症した人と兄弟姉妹の脳画像を比べて検証した。

 脳のMRIによって、子どもの時期に統合失調症を発症した人の12歳から24歳の脳の画像について調べている。

 その上で、統合失調症ではない兄弟姉妹について時間とともに脳に同じ変化が現れるかを比べた。

 統合失調症ではない兄弟姉妹は、成長中に脳の働きに似たような遅れが見られた。

 その変化については、発育は通常の若者に追いついていった。

 精神的な異常があっても脳の回復力で問題が起きてこない。そうした変化の秘密を調べると治療につながるかもしれない。研究グループはそのように見ている。


盲目であることは統合失調症から人を守るという可能性が研究で示される - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20190211-blind-schizophrenia/
西オーストラリア大学の研究者によって、1980年から2001年までの報告の中に皮質盲の患者が統合失調症を発症するケースがゼロだったことが明らかになりました。このデータは西オーストラリアで暮らす46万7945人の子どもを対象としたもので、全体の0.4%にあたる1870人の子どもが統合失調症だと診断されていました。サンプル全体のうち66人の子どもは皮質盲でしたが、統合失調症患者は一人もいなかったとのこと。

この研究はサンプル数が非常に大きいこと、そして統合失調症に関する新しい側面を示している可能性があることで注目を浴びています。

「先天的な皮質盲をケーススタディーで観察した結果、保護現象があることがわかっていました。そして今、我々が保証する慎重な臨床調査によるデータは、この結果を支持しています」と研究者たちは述べています。

ただし、「証拠がないことは『存在しないこと』の証拠ではない」といわれるように、この調査結果は「皮質盲が統合失調症を減らすカギになるという証拠」を示すものではないという点には注意が必要とのこと。また今回の調査は14~35歳の人々を対象としており、人生の後半に統合失調症を発症する人はデータに含まれていません。

盲目であることと統合失調症の関係は今後のさらなる研究を必要とする分野ですが、現段階では「統合失調症患者において機能不全がある部分、つまり音の認識や注意力、記憶力、そして言語使用をカバーする部分の力を、先天性の盲目は増大させている」という仮説が立てられています。一方で、周辺視野障害の患者も統合失調症となる確率が通常に比べて少ないことが示されましたが、周辺視野障害は皮質盲と違って脳を変化させません。


■緑の少ない場所で育った子どもは精神疾患のリスクが55%も高い - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20190228-green-space-mental-health/
最も緑地レベルの低い場所に暮らす子どもたちは、緑地レベルの高かった子どもたちに比べ、他のリスク要因を考慮しても精神疾患にかかるリスクが55%も高かったそうです。


■CNN.co.jp : 創造性の「暗黒面」 抑鬱や狂気が天才を生み出す? - (1/3) http://www.cnn.co.jp/career/35044129-2.html
スウェーデンカロリンスカ研究所のシモン・クヤガ氏の研究チームは、約120万人に及ぶ精神科患者とその親族を調査。ダンスや写真など、創造性が要求される分野で活動している人は、双極性障害を発症する可能性が8%ほど高いことが明らかになった。この傾向は特に作家に顕著で、一般よりも121%増大する。


■オバケは、あなたの脳内にいる:研究結果 Page2 « WIRED.jp http://wired.jp/2014/12/25/robot-ghost/2/
例えば以下のことを考えてみて欲しい。健常者にとって自分自身をくすぐるのは非常に難しいだろう。どうくすぐられるのかが事前にわかると、人はこそばゆさを感じないものなのだ。しかしフリスの発見によると、統合失調症の患者には自分自身をくすぐることが可能だという。これは、患者自身が始めた動作を、あたかも別の何かが起こしたもののように認識するためだと考えられている。同じように脳障害を持つ人々は、自身の心の声を何らかの存在に置きかえて認識してしまうのかもしれない。妄想症が頻繁に起こるゆえんである。


カジノ法案とギャンブル依存。の巻‐雨宮処凛がゆく!-第333回 | マガジン9 http://www.magazine9.jp/article/amamiya/18813/
まず、日本のギャンブル障害者は536万人。韓国や米国と比べて3〜6倍。しかも、国内のアルコール依存の109万人、ネット依存の421万人より多いのだ。そんな日本には、世界のギャンブル機器の64%があるのだという。
 男性というイメージが強いギャンブル依存だが、女性の場合も深刻だ。有病率は男性8.7%、女性1.8%とやはり女性の方が少ないが、


東京新聞:窃盗症は治療を 「服役しても改善できぬ」:社会(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014111602000104.html
国内の万引犯に占める窃盗症患者の割合ははっきりしていないが、米国では、窃盗で摘発される者のうち4〜24%が窃盗症に該当するとの推計もある。窃盗症の治療を専門に行う赤城高原ホスピタル(群馬県渋川市)の竹村道夫院長(69)は「日本でもそれなりの数がいるのでは」との見方を示す。


■『うつヌケ』対談前編 吉田豪が考える、一番病みやすい職業は? | カドブン
https://kadobun.jp/talks/1
吉田:田中さんのうつスイッチは外気温の差によるもの?
田中:みんながそうではないと思うけど、ぼくはそうですね。「死にたいかも……」と感じ始めたときに天気予報見ると「あ!」と思う。逆に、週間天気予報をチェックすると「今週くるな」と身構えることもできる。仮に違う原因があるにしても、自分の気持ちに折り合いがついているので、いいんです。
吉田:知り合いの女性アイドルで、雨が降るとどうにもさびしくなりすぎてデリヘル呼んじゃうという子がいましたね。人肌が恋しくて呼ぶんだけど「女性は無理」と言われて出張ホストを呼んで……みたいに。雨もそれくらいやばいんでしょうね。
田中:気圧の差もすごいし、湿気があってジメジメしますしね。梅雨時に雨がつづくと、普通の人でも楽しくないじゃないですか。ぼく、台風のときも厳しいな。真上を通り過ぎるときとか、全く密閉された部屋にいてもわかるくらい気圧が変わる。本当にしんどいときは意味もなくジャイアンツ戦を観に行こうと思いますね。東京ドームって人工的な高気圧だから。シーズンオフに「低気圧ダメな人ツアー」やってほしい(笑)。
吉田:Twitterでアイドルをたくさんフォローしてると、夜中に同時多発的にみんなが病む日があるんですよね。
田中:どういうときですか?
吉田:断言はできないですけど、「月の満ち欠け」が関係している説は正しい気がしてます。スーパームーンのとき、みんな病みツイートしてたんですよ。本当にみんな一斉に「死ぬ」「死ぬ」つぶやいてるときがあって。
田中:自分ひとりだけの感覚じゃない。そういうの、やっぱりあるんだな。


■「自傷する女性を救うのは異性ではない」。精神科医師の実感 - messy|メッシー http://mess-y.com/archives/32402/
学校の先生の中でも、とりわけ保健室の先生には問題意識を持っている方が多いです。ですが、大人に相談できる子どもはわずかです。我々は1割ほど自傷しているという統計を持っていますが、保健室の先生や教師が把握している数は、中学生だと0.3%、高校生だと0.38%。つまり、30分の1の生徒しか学校の先生にアクセスできていません。

(中略)

養護の先生は500人の学校に1人配属される程度です。ですが、自傷経験者は学校内に1割いて、そのうちの58%は10回以上やったことがあります。つまり全校生徒が500人いるとしたら、学校には50人の自傷経験者がいて、30人は10回以上切ったことがあるということになります。それを養護の先生が1人で継続的で見られるのかと言うと……医者でも匙を投げたいほどですよ(笑)。そう思うと、0.3%という学校保健のデータが独り歩きしているのも問題でしょうね。

(中略)

自傷している子どもは、大人に失望しています。96%が大人に相談しません。35%が友達に相談しているんです。友達が一番のゲートキーパーなんですね。

(中略)

これは余談ですが、郊外の新しくできたキャンパスの生徒の自殺率は高くなるんですよね。学校で勉強する以外楽しい場所がないような場所は、学校の人間関係で息詰まると居場所がなくなります。本当は学校の外に呑み屋や雀荘のような場所があって、いろんな人たちが多様性に触れることができたらいいと思います。

(中略)

人間は人生の中で3割ほどの人がうつ病の診断基準に満たす状態になると言われています。それくらい、メンタルヘルスの問題はありふれているのです。


松本俊彦さん 「自傷」患者への助言(5)あきらめずに、人との関わりを : こころ元気塾 : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞) http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=118168
 「また、ヨーロッパの自傷と自殺を巡る研究で明らかになっているのですが、ハンガリーという国は自殺が非常に多いのに、10代の自傷が少ない。逆に、イギリスでは自殺は少ないのですが、10代の自傷はとても多いのですよ。でも、これは不思議な結果です。というのも、自傷は長期的に見ると自殺の危険因子なのですから。実際、10代のときに1回でも自傷をしたことがある人は、そのような経験がまったくない人に比べて、10年以内に自殺で死亡する確率が数百倍高いという報告もあります。なぜこのような関係になるのでしょうか? これは僕の勝手な思いこみかもしれませんが、自傷をすることがもしかすると周囲に対するSOSとなって周囲の支援を引き出し、結果的に自殺しないで済んでいる。一方、自傷をすることも許されない環境では、SOSも出すことができず、最終的に自殺へと追い詰められやすいのかもしれない……そんなふうにも思えます」

 ――今、日本では自殺の数は減ってきていますが。自傷は増えているのでしょうか。

 「今年度の自殺のデータは詳しく検討していないですが、平成24、25年度のデータを分析すると、団塊の世代の自殺が減っているんですよね。若い人たちの自殺は全然減っていない。若者の自殺って、中高年以上の自殺と何が違うかというと、リストカットや過量服薬のような、致死性の低い自傷行為を繰り返しながらだんだんエスカレートして、そのエスカレートの果てに最終的に自殺で死亡しているという傾向があるんです。内閣府が提唱する自殺対策のあり方も、この2、3年、若年者対策に力を注ぎつつあります。しかし、若年者対策に関しては、いまだに日本では科学的根拠があるものがありません。例えば私たちの研究では、睡眠キャンペーンみたいなものは中高年以上にはいいのですが、若い人にとって不眠は自殺の危険因子とはならないことが明らかにされています。若年者の自殺の危険因子としては、自傷行為のような致死性の低い自己破壊的な行動に注目するというのも一つの方策なんじゃないかとも思います」

 ――今、人との関わりが、若い人では、直接の対面の関わりではなく、ネットとかスマホでのやり取りが増えていることはストレスを増やしている気がするのですが、自傷との関係はどうでしょうか。

 「もしかすると多少は関係しているのかもしれませんね。よく自傷をする患者さんのなかで、自分の自傷した傷の写真や動画を自傷系のサイトに掲載している人がいますが、そうした写真は自傷予備軍の若者にとっては、自傷へと背中を押す刺激となり得ます。見ているうちに自傷に肯定的になり、慣れが生じて、だんだんと自傷に対する抵抗感が薄れてしまいます。また、昔自傷していて、今はしなくなった人でも、そのような写真を見ると久しぶりに自傷したい気分が高まってしまうこともあります。こうした写真や動画は、自傷を周囲に伝染させる重要な要因になり得ます。知っておいてほしいのは、自傷には伝染性があるということです。どの学校でも学校全体で調査を実施すると、自傷経験者は中高生の約1割なのですが、クラスごとに見てみると、めちゃくちゃ多いクラスとめちゃくちゃ少ないクラスの差が激しいんですよ。この結果は、自傷が『教室』という単位では伝染が起こっている可能性を示します。


医師が語る 自殺する人と、踏みとどまる人の違い|ヘルスUP|NIKKEI STYLE https://style.nikkei.com/article/DGXMZO27917660Z00C18A3000000?channel=DF140920160927
 月別の自殺者数はその時代によっても変わってくるのですが、厚生労働省が発行している「平成29(2017)年版自殺対策白書」の「月別自殺者数の推移」を見ると、近年はほとんどの年で3月、次いで5月に自殺者が多くなっていることが分かります。


5月の自殺者を急増させる「約束破りの効果」とは?(河合薫) - 個人 - Yahoo!ニュース http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawaikaoru/20160428-00057147/
5月は「自殺者」が増える、魔の季節だ。
以下は、1997年の2万4391人から1998年の3万2863人へと、自殺者が急増した1990年代後半の自殺者の月別発生割合である。春になると年平均値から10〜25%ほど増え、その後はゆっくり下落。秋になるとわずかな上昇を示すものの、冬になると急下降する
この季節曲線は現在も続いていて、2000年代以降は、特に30代、40代で多くなる傾向が認められている。
しかも、これはどこの国にも存在する季節変化。最初に注目されたのは19世紀だった。
なぜ、春に自殺者が増えるのか?

世界中の研究者が解明に努めてきたが、残念ながらいまだに一貫した回答は得られていない。 

ただ、春は日照時間が急激に長くなる季節だ。これがメラトニンビタミンDの生成量の変化に関係するのではないか? 花粉の飛散がサイトカインという免疫物質を引き出し、炎症反応を強めるのではないか? ――などなど、“太陽の功罪”を疑う意見は多い。
その一方で、最近注目されているのが、「約束破りの効果(broken promise effect)」だ。草木や動物だけでなく、実は、人間にとっても春は成長の季節で、春先に「希望」を抱く心理が存在し、その希望と現実とのギャップが、自殺の引き金になるのでは?と考えられているのである。


「気温が上昇すると自殺が増える」という研究結果が発表される - GIGAZINE https://gigazine.net/news/20180725-temperature-suicide/
メンタルヘルス地球温暖化との関連性に着目した近年の研究では、アメリカとメキシコの気温と自殺について分析が行われました。結果として、平均月間気温が1度上昇した場合、自殺率はアメリカで0.7%、メキシコで2.1%増加したとのこと。分析は季節変動や貧困レベル、さらには自殺に影響する可能性がある有名人の自殺に関するニュースまで考慮に入れて行われ、裕福さや地域の気候帯の要因などにかかわらず暑い時期になると自殺が増えることが発見されました。


自殺傾向は、血液分析でわかる / Sputnik 日本 http://jp.sputniknews.com/science/20150822/789954.html
2015年08月22日 23:20
インディアナ州のメディカルスクールの専門家らは、自殺を図ろうとする人の血液に特殊な生物学的マーカーが検出されることをあきらかにした。実験に参加した217人のうち、37人が過去に自殺を図った経験を持っていた。

科学雑誌「ポピュラー・サイエンス」にはインディアナ・メディカル・スクールでの実験結果が掲載された。研究者が精神病の診療所をベースに精神病に苦しむ患者217人の血液を調べたところ、37人の血液から特殊な生物学的マーカーが検出された。これらの患者をさらに調べたところ、いずれも自殺未遂の経験者だったことが判明した。実験結果をさらに確証付けるため、研究者らは地元警察へ問い合わせ、自殺者26体の血液を集めたところ、やはり自殺未遂の精神病患者と同様、血液に特殊な変化が見られた。
血液分析で自殺を図ろうとする意図が見抜ける確率は92%。現在、研究者らは、病院での血液総合検査の際に平行して自殺傾向を調べるテストが行われるよう、実験分析プロセスの簡略化に取り組んでいる。こうした実践によって自殺の統計値を著しく下げることができるようになる。


妊産婦の死因、3割は自殺…産後うつが影響か : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞) https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180906-OYTET50005/
 2015〜16年の2年間に死亡した妊産婦のうち自殺は102人で全体の3割を占め、死因として最多だったとする調査結果を国立成育医療研究センター(東京都)の研究チームが5日発表した。無職世帯や35歳以上の女性が産後に自殺するリスクが高く、産後うつの影響がうかがわれた。妊産婦の自殺に関する全国の実態が分かったのは初めて。

 研究チームは、各自治体に提出された12〜60歳の女性の死亡届や出生届、死産届を基に死因を調査した。

 妊娠中から産後1年未満に死亡した妊産婦は357人(死産を含む)。死因を調べたところ、自殺は102人(妊婦3人、産婦99人)で、がん75人(妊婦はゼロ)、心臓病28人(産婦27人、死亡時期不明1人)が続いた。

 産後に自殺した92人の背景を分析すると、無職世帯の女性の自殺率が最も高かった。年齢別では、35歳以上が45人と半数近くに上り、29歳以下(21人)を大きく上回った。研究チームは自殺の要因として、経済的な困窮や高齢出産、産後うつなど心の問題の関わりについて指摘している。


生活保護受給者の自殺者数について http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001ifbg-att/2r9852000001ifhr.pdf
平成22年
10万人あたりの自殺者数
生活保護受給者 55.7人
全国 24.9人


伊吹太歩の時事日想:自殺ドキュメンタリーを作った外国人が「すぐに死にたがる日本人」を語る (2/2) - Business Media 誠 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1310/24/news007_2.html
『Saving 10,000』では、日本の自殺が世界と違う理由の1つに「消費者金融」の存在があると言う。2005年には、5000人の自殺者に支払われた保険金が、遺族ではなく消費者金融に直接渡っていたことを日本政府が問題視したことを紹介し、その先には「闇金」というさらに酷い高利貸しが人を自殺に追いやることもあると指摘する。

 加えて、精神科医の絶対的な不足についても問題提起をしている。欧米の映画やドラマに登場することも多い精神科医によるカウンセリングは、欧米人の多くが利用する。人材不足の日本では、カウンセリングよりも、投薬や精神科への入院で済ませてしまうケースが外国の先進国などと比べて多いのだ。

 その上で、ダイグナンはこうした現実を改善するヒントとして、フィンランドの例を筆者に示した。「フィンランドではかつて日本と同じくらい自殺が深刻だったが、国家レベルでさまざまな試みを行い、今では改善した。1つにはアルコール依存症対策だ。フィンランドでは自殺者の50%の血液から高濃度のアルコールが検出されている。アルコールの影響をあまり問題視しない日本は、アルコール依存やギャンブル依存などの問題から取り組みを始めることもできる」


■平成22年度研究報告書「親子心中」に関する研究(1)―先行研究の検討― http://www.crc-japan.net/contents/guidance/pdf_data/h22_oyako.pdf
稲村(1977)は、欧米諸国での心中発生状況について検討し、次のように紹介している。「欧米諸国のうち、殺人後自殺した者の比率でとくに高いのは、イギリスとデンマークである。イギリスでは殺人者全体の22.5〜36.1%を占め(Gibson,E.& Klein,S.,1961;West,D.J.,1965;McKenzie)、デンマークでは実に51.8〜80%(Siciliano,S.,1968)である。これらの諸国は、他の報告からもわかるように、親子心中の多い国であり、ここにあげた数値の多くが親子心中で占められる模様である。殺人後自殺をした者の比率が中間的な数値を示すのは、西ドイツの20〜25%、オーストラリアの17〜22%などである。またシプコベンスキー(Schipkowensky,N.,1970)によると、比率がとくに低いのは、カナダの10.8%(Fattah,E.A.,1972)とアメリカの3〜4%(Wolfgang,M.E.,1958;Phels;Dublin,L.I.& Beuze1,B.,1933)である。これらの数値は、各国とも、殺人時に自殺を試みるものが非常な高率を占め、そのうち、心中が相当数あることを示唆している」


■「酒飲みのことを何故左党、左利きというのか?」について考える - 団塊オヤジの短編小説goo https://blog.goo.ne.jp/tudukimituo1028/e/80d2bca9e34788711a62e6d1eafa44a6
某大学の医学部でアルコール依存症患者二十数名について調べたところ、アルコール依存症患者の左手にはある共通の特徴が見られたとのことです。

人差し指には、同心円型や蚊取り線香型の指紋の出現率が、普通の人よりも2割以上も多かったそうです。

小指の渦状の出現率は3割を超えたそうです。

また左手親指の付け根の膨らみ、拇指球部にヘアピン状の紋(パーム・サイン)が多く、出現率は普通の人の倍以上になっていたそうです。

さらに小指の付け根や薬指と小指の間にも、このパーム・サインがある人が多かったとのことです。