アニメ版 ロードス島戦記

★編集終わり 平成29年10月16日

点数:2/5
分類:ファンタジー エルフ 魔法
粗筋:呪われた島ロードスにてレイリアに取り憑いた英雄カーラによるカーディス復活を阻止する
総評:典型的な王道の冒険譚。丁寧に作られているが話全体が駆け足。特に人間関係が部分的にしか描かれず、少し交わっただけの間柄で何故冒険を共にするのかが疑問として残る。カーラは何故ロードスを見守ってきたのか。何故カーディスを復活させようとしたのか。

原作未読

平成29年9月14日
1
6人が寝起きの悪いドラゴンを倒す
・ディードは盗掘したり光苔ではしゃいだりと一人だけ気楽。

平成29年9月15日
2
操られたゴブリン達に村が襲われバーン達が冒険に出かける
・村人は何故かゴブリンよりもバーンの事を嫌っている。バーンも家を燃やしているあたり村に未練は無いのか。
3
ディードリットと再会しマイス軍に囚われダークエルフ達に攻められる
・みんな寝る時は普段着の儘。

平成29年9月21日
4
ドワーフはファーン王の娘フィアンナ王女を攫おうとしたレイリアと再会する
・僧侶は幼馴染であるという理由が有るが、何故他のみんなはバーンについて旅をするのか。

平成29年9月26日
5
バーンは憧れるフレイムのカシュー王がファーン王の元でレイリアに襲われた後調査を推薦される
・ディードは可愛い。バーンを意識する理由が分からない。
・キャラクターデザインが格好良く成った。

平成29年9月28日
6
バーンはカーラを調べて戻り聖騎士団に入り戦争が始まる
・バーン達はいきなり戻っている。何か冒険が有ったらしいがそれは省かれている。
・それぞれの人間がどういう目的で行動しているのかが分からない。まるで5話と6話の間の話が飛ばされたかの様に話についていけない。

平成29年10月3日
7
ウォートからカーラの本体は額のサークレットだと告げられファーン王とベルドが死ぬ
・キャラクターデザインが丸く成った。
・回想が回想だと分かり難い。
・大将が死んだだけで戦争が終わっている。

平成29年10月4日
8
傭兵に襲われギムが殺され正気に戻ったカーラのサークレットはウッドチャックに取り憑く
・ギムは木と短刀から簪を作っていてかなり器用。
9
バグナードとカーラが再会しドラゴンシューティングスターが目覚め傭兵2人が仲間に成る
・16:00「まけのいろ、あるじが代わった事が分かるか。闇の魔剣よ」とは何と言っているのか。
・何故傭兵女はバーン達の居場所が分かったのか。
10
カシュー王と合流しアシュラムは支配の王笏を奪われピロテーサと共に死ぬ
・あっさりカシュー王と合流している。
・アシュラムはあまり見せ場が無い儘死んでしまった。
11
アシュラムはカーラと会いカーディスの宿ったバグナードがディードを攫う
・解説はみんながシューテングスターに勝ったと見做している。
・シーリスはバーンとディードの仲を見て去っている。
・シーリスの1枚絵を上下に動かすだけで歩行しているかの様に見せるのは無理が有る。
・オルソンの服は妙に筋肉が浮き上がっている。
・20:00シーリス「それとも、私と相棒じゃ役不足?」

平成29年10月16日
12
カーディス復活を止める為アシュラムとバーンとカシュー王達がマーモ島に集う
・バグナードはディードの体に合った女物の服を儀式の為に調達したのか。
・永遠の命を持っているハイエルフは人間からすれば魔王並に扱いに困る存在なのではないか。
13
カーディスはアシュラムに殺されたバグナードを見捨て復活は阻止される
・アシュラムがバーンに戦いを挑む理由が分からない。お互いの剣の元の持ち主の遺志が反映されたのか。
・氷の中で目覚めた緑色のドラゴンは目が覚めただけで活躍していない。
・カーディス復活に失敗したカーラは未だウッドチャックの体を得た儘次の陰謀を企んでいるのか。


点数:3/5
分類:魔法 姉弟 国家 戦争 エルフ
粗筋:
総評:単に剣と魔法が出て来るだけという世界ではなく、きちんと利に適った行動原理や哲学が有り、頭を使った脚本に好感が持てる。OVA版に比べて作画はがっかりだが話はOVA版より質が高い。戦争が描かれているが、どう戦いどう勝つかは軽く扱われ国家論に重点が置かれている。

OVA版とは登場人物は共通だが関係や物語や声優は違う。カシュー陛下の出番が多い。
・誰もアシュラムを悪く言ってはいない。アシュラムはたまたまマーモに生まれたので対立しているだけで、あまり主人公達と対立する必然性が感じられない。
・小ニース親子はあまり会話が無い。

1
パーンは暴走したオルソンからセシルを守りスレインからドラゴン退治を依頼される
・名前が文字として表示されているが、登場人物が多くて覚えるのが大変。それぞれがどんな性格で他人とどういう関係なのかちゃんと描写されている。
・眠りの呪文は便利過ぎる。
2
秘宝を守る5匹のドラゴンをマーモのアシュラムより早く倒す為フレイムのカシュー陛下を頼る
・何も知らない傭兵を仲間に加える事で人間関係が自然に説明される。
3
スレインはせいりゅうとうに行くリーダーにオルソンを選ぶ
・地図の文字は英語。
・一応カシュー陛下にも理屈は有るが、住処に勝手に村を作られたシューティングスターに非は何も無い。
カシュー陛下は立派。「民と苦しみを分かち合うのが王の務めではない。民を苦しみから救うのが国王の務めだ」
4
パーン達は火竜を狙いオルソン達とアシュラムは水竜エイブラのいるライデンを目指す
・2話と3話で落ちた作画が復活した。
・オルソンが怒りの精霊から解放される事が、カーラに支配されていたレイリアの心が癒やされる事に繋がるという理屈は分からない。
5
パーン達は火竜に負けライデンを目指しオルソン達はアシュラムに負ける
・作画が1話並に戻った。
・単なる傭兵や村の自警団がドラゴンスレイヤーの戦士アシュラムに挑むのは無謀。
6
オルソンは感情を取り戻しアシュラムはエイブラを倒し魂の水晶球を手に入れる
・盗賊の神ガネードの御加護は強力。部屋の中に誰もいないどころか魂の水晶球をあっさり手に入れられている。
7
オルソンは好きなシーリスを守る為再びバーサーカーの力を手に入れ死ぬ
・作画が良く成った。作画監督恩田尚之中澤一登
ディードリットはアシュラムの魔剣の特徴について知っている。
・自殺 シーリス オルソンに自分を斬る様に言い「一緒に死んであげる」と発言 オルソンが自分の為にバーサーカーに成ったから 未遂 オルソンが死ぬ
8
シューティングスターを倒しアシュラムは支配の王錫を追って溶岩に落ちる
・条件が違うとは言え前回あれだけ強かったシューティングスターはあっさり倒されている。
・第一部完。バグナードは陰謀を企むだけで発揮せずに終わった。
・7〜8話は結構駆け足。
9
10年後スパークは騎士に成れずレイリアはニースの娘ではなくナニールの生まれ変わりと判明
・他の騎士候補の中でスパークの青い髪は目立つ。
10
バグナードがカーティス復活を企み邪神の祭器を盗みスパークは親書を委ねられる
・作画がまた落ちた。
・前回は活躍の無かったバグナードと魂の水晶球の出番が出来た。
・カストゥール王国の秘宝といい2つの鍵1つの扉といいこの国はやけに厄介な道具が多い。
・騎士見習いのスパークに与える仕事は重要で、やはり贔屓に思える。剣の筋が良いなら何故騎士に任命されないのか。
11
小ニースがスパークの後をつけ怪物を倒す
・人間を養分にして動く割には怪物は巨大。
12
ギャラックはスパークを監視する貴族と判明しダークエルフを発見する
・作画が良く成った。
・物語に進展の無い日常回。
作画監督の表示箇所が脚本家と同じ箇所ではなく原画家と同じ箇所に移った。
13
ダークエルフを倒すも囮と判明しライナは盗賊だと告白し小ニーナは悪夢に襲われる
・姿を消せる能力は無敵に思えるがダークエルフは簡単にやられている。
・ライナ達が誰から何を盗んだのかは話に関係無いのか。
14
運び屋が行きそうな町バリスを目指す
・話の都合に合わせて、運び屋が行きそうな都市が説明され、バグナードは魔法を連続して使えないという設定にされる。
・ホッブは見た目に変化無し。
マンガ肉

平成30年3月15日
15
パーンはアシュラムに負けラビドはレオナに殺される
・7:00「けんぎの呪文にてお救いしたのも」とは何と言っているのか。
・ピロテースは声が可愛い。
・ホッブは未だアシュラムに未練が有る。
16
スパークはエト王からカシュー王が出した帰還命令を伝えられマーモの傭兵志願者に成り済ます
・また眠り魔法が便利。
・終盤は尺余り。
・作画が落ちた。
17
モス王国は内戦が終わりかけスパークはジーンに出会いバリス王国が攻められる
・小ニースはやけに大人びている。
・スパークは騎士道に基づいて、町で行った行為を言うか言うまいか苦悩しているが、単に人を騙す卑怯者にしか見えない。スパークが後少し早くエト王に正直に告げていればバリス王国は襲撃前に備えられたのではないか。
18
生命の杖が奪われスパーク達はマーモへ向かう
・小ニースは生命の杖がどんな見た目なのか知っている。
・作画が部分的に良く成った。
19
カノンにてパーンと再会する
・過保護が描写され傭兵と小競り合いをしているだけの回で話が進まない。
・製作者一覧で、作画監督が脚本家と同じ画面に並ぶ様に戻った。
・作画が良く成った。作画監督北爪宏幸
20
小ニースがバグナードに攫われる
カシュー王は殺し屋の真似事迄している。
・マーモ軍兵士の服装は『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブルと似ている。
・「なんと」
・耳を動すディードリットは可愛い。
・久し振りのマール。
・スパーク達がカシュー王の伝令書に従って帰還していれば小ニースは攫われずに済んだのではないか。
・ギャグ回。
・作画が別作品の様に良く成った。三白眼で睨む表情が多い。作画監督中沢一登、渡辺浩二。中沢一登は「沢」の字が7話の正字から略字体に変わっている。
21
カーラが現れスパークは要職を任される
・ギャラックは飛び道具について「有ると無いとじゃ大違いだ」と語っているが、ならば何故今迄誰も飛び道具を作らなかったのか。
・今回は話が進まない。
・また作画監督の表示箇所が脚本家と同じ箇所ではなく原画家と同じ箇所に移った。
22
カシュー王とレオナー王が同盟を結ぶ
・マールも戦っているが戦力に成るのか。伝令係か何かとして来ているのか。
・リーフのパンツが見えた。
・あまりにもあっさりと勝てていて味気無い。
・アシュラムは常に民の事を考えているが、兵士は見捨てている。
・作画は微妙に良く成った。製作者一覧で、作画監督が脚本家と同じ画面に並ぶ様に戻った。
23
魔法使い組と剣士組とに逸れてハートランド公国シーリス王妃と邪龍ナースが参戦する
・部隊は大所帯と化している。
・10年間に傭兵から王妃に転じたシーリスの人生については「数奇な運命」の一言で片付けられている。
・作画は悪く成った。
24
カーラが立ちはだかるも取引を拒否する
・シーリスのパンツが見えた。
・カーラの持ちかけた国家全体に影響を齎す取引をスパーク一人で決めている。
25
ホッブとマールはアシュラムに付いて行き邪神カーディスの力がバグナードに宿る
・マールは戦いをただ見守るだけ。戦いの行く末を見ようともせず、挨拶すらせずパーン達と今生の別れを選んでいる。
26
ギャラックを殺したバグナードをスパークは殺し邪神カーディスは復活する
・カーラの体の持ち主は誰なのか。
・今回は作画は良いがまた作画監督の表示箇所が脚本家と同じ箇所ではなく原画家と同じ箇所に移った。作画監督北爪宏幸、しまだひであき。
27
地母神マーファの力でギャラックが生き返る
・もう一人の小ニースは簡単に消えてしまった。
・唐突に世界平和か仲間の命かという選択が提示されさして迷いもせず選択している。
・ご都合主義でもギャラックが生き返ったのは良かったが、こんなにあっさり都合の良い奇跡が起こるのならそもそも死なせなくても良かった気がする。
・作画は良かった。作画監督恩田尚之、阿部邦博。

ロードス島戦記-英雄騎士伝-」21話〜27話一挙放送 /30周年記念『水野良』出演生特番 - 2018/04/13 20:00開始 - ニコニコ生放送 http://live.nicovideo.jp/watch/lv311503660
・1:35:00 出渕裕を選んだのは編集者で、水野良はメカの人という認識だった。絵について指定は特に出していない。
・1:40:00 水野良山田章博のデビュー作のサイン会に行ったのが初めての出会い。山田章博の描く英雄に負けないように文体を変えた。