アニメ版 狼と香辛料

原作未読

点数:2/5
分類:獣娘 腹ぺこ 商業
粗筋:行商人のろれんすは狼の神であるほろと共に故郷であるよいつを目指す
総評:展開が遅い。切り詰めれば半分の話数で済む筈。本筋と無関係の無駄な会話が多い。登場人物数が少ない。登場者はみんな個性が薄く一歩引いた現実的な性格の人間ばかりなので魅力に欠け話が盛り上がらない。おそらく文字としてじっくり読む為の物語をアニメーションにしているからか話が分かり難い。香辛料がそこまで関係無い。OPの曲だけは良い。

・会話は無駄に比喩に富んだり言い回しが湾曲だったりでうざったい。率直な物言いをする人間がいない。
・作画は低い。男も女も体が変に細長い。
・推理物の様な構造。

・ろれんすが女の物の服を集めていた理由や、くろえ達が何をろれんすから買い取ったのかは不明な儘。
・ほろは借金を返さない儘で、あまーてぃに返して貰っている。
・ほろは口調が変。「黙りんす」と「ろれんす」は似ている。

平成28年3月21日
1
行商人ろれんすは神である狼女ほろに懐かれる
・ほろは全裸だが乳首は描かれていない。ほろは細い体だが狼の遠吠えの声が出せている。体に対して尻尾がでかい。
・「ぬしおる。酒等ないかや」とは何と言っているのか。
・ろれんすは神として信用したからかほろが傍に居る事を認めている。
・ろれんすは何故女物の服を10年かけて集めていたのか。
作画監督は4人中2人が韓国人。
2
ほろと宿に泊まり敢えて怪しい儲け話に乗る
・「人の育てた野菜はくのうのようでうまいな。しおとーすとという発想も好きじゃ」とは何と言っているのか。
・狼がじゃが芋を食べている。時代と舞台はメキシコからじゃが芋が伝来したドイツ辺りなのか。
・「時は金なり」というベンジャミン・フランクリンの言葉が引用されている。
3
儲け話をした男と契約し両替商の友達の元で銀貨を確認する
・ろれんすは独り言がわざとらしい。金融の話を偉そうにほろに話している。
・「大商会の支店でな」は聞き取り難い。
・ほろは小娘の癖に喋り方が偉そうでむかつく。高値で買い取っては貰えたが、あまりに高値で買い取らせると商会との今後の取り引きに差し支えるのではないか。
・ほろは儲け話を持ちかけた男に顔を見せても平気でいる。
・「こまりんす」
4
ぜーれんがめでぃお商会と組んでいると気付きみろーね商会と組みもほろが攫われる
・ろれんすは眠ったほろに毛布をかけているがコップを片付けていない。
・「走りんす」
・商会の人間はほろが神だとあっさり信じている。
5
みろーね商会の手を借りてくろえからなじられたほろを奪還する
・町は大分狭い。
・よく分からない儘話が進む。教会と王の関係や、みろーね商会の責任が分からない。取引先が異教徒の神だっただけで商会にも累が及ぶ程異教徒弾圧が強いのか。くろえは何故ほろを敵視するのか。
・ほろは何故隠せると言った耳と尻尾を隠さなかったのか。
・商会はやくざの様に秘密組織化している。
・くろえは元々ほろの実在を信じていたらしい。
6
くろえが殺せと命令したろれんすをほろは変身して助け儲けは銀貨120枚に留まる
・くろえは結構さばざはしている。
・伏線 めでぃお商会はろれんすから銀貨1000枚で何かを買う
・戯曲の話には何の意味が有ったのか。
・結局命をかけた苦労と銀貨20枚とで銀貨1000枚分の胡椒を手に入れている事に成る。
7
北に行く準備として服を値切って買う
・「飯の味を落としんす」は聞き取り難い。
・ローブは可愛いが防寒用ではない。
・服を買うやり取りはよく分からない。安い物を高い値で買えば高い物を安く売って貰えるという話なのか。
8
香辛料の買い手の詐欺を見破り羊飼いと出会う
・狼に甘味が分かるのか。
・世界観が長々と語られる。
・「わっちは昼寝!」
9
狼に襲われる事無く故郷に帰り羊飼いと別れる
・羊を連れながらの旅は現実的なのか。食費も羊と犬の分が嵩むし馬に乗っているのに徒歩並の速度に成ってしまわないか。
・ほろは「ふん!荷台等でやっていたら」と尻尾の毛繕いを荷台で行う事に抵抗を見せているが理由は何だったのか。
・「羊毛取り引き」は聞き取り難い。
・ろれんすは酔っぱらい女を商館に連れて行っている。
10
らとぺあろんが債権譲渡を行い破産しかける
・ろれんすに脅された香辛料の買い手は、武具が暴落している事を利用してろれんすを騙したという事なのか。
・47リュミオーネと3/4という借金は長距離貿易用の船を10年漕いで返せるらしいが、日本円だと2000万円位なのか。
11
ほろは羊飼いを利用した金の密輸を企む
・ほろは面倒臭い女。
・集められた金は3リュミオーネと2/7。借金はあと43と5/7。窓から捨てられた小銭は結構な額なのではないか。
・羊飼いのベストはボタンが右側に有る。
・「葡萄酒も殆ど口にしません」と言っていた羊飼いが飲んでいる炭酸飲料は酒ではないのか。
・金の密輸という計画を人の多い屋外で話している。
12
金を貰い帰り道で巨大狼に狙われれみりお商会がろれんすを裏切る
・金は粒で貰っているが延べ棒で無くても流通させられるのか。
13
借金を返済する
・ほろは巨大狼に頭を下げて帰って貰ったのか。
・「乗りんす」
・羊飼いに預けた金が教会の人間に取られる危険性は考えていないのか。
・ほろは酒場のコップを外に持ち出している。
・「黙りんす」
・借金がどう返されたのかいまいち分からない。

2期
・キャラクターデザインと製作会社が変わって作画が良く成った。
・1期よりは面白いが展開の遅い点は変わっていない。
・ほろ達はいつも1リットルは有りそうな杯で酒を飲んでいる。
・話を盛り上げるという脚本家の都合の為に何でも無い事で無理に2人の仲を拗らせている。

平成28年3月30日
1
新しい村に泊まり早く故郷に帰りたがるほろにろれんすは傷付く
・「ぞんがい?そのヨイツって村どう成っちゃったの?」とは何と言っているのか。
・外国語
・寝台がでかい。
・「このほっぺたという物には」
2
文盲のほろの開いてをあまーてぃに任せ故郷の場所に関する話を聴き黄鉄鉱で儲けを企む
・この世界には錬金術士や魔法を研究している人間はいるとの事だが魔法は有るのか。
・「きんどしの深き森」とは何と言っているのか。
3
あまーてぃはろれんすに決闘を申し込み文字が読め結婚を申し込まれたほろは故郷が滅んだと知る
・占い師から黄鉄鉱を競り落としたあまーてぃは占い師と組んださくらだったのか。
・ほろは何故文字が読めないと嘘をついたのか。ろれんすもそこを問うてはいない。
・ろれんすは本当に初めから故郷が滅んでいたと知っていたのか。
・ろれんすが嘘をついていたにせよほろは頭の中で物語が出来上がっていて面倒臭い女。
4
あまーてぃの黄鉄鉱を暴落させると決め信用売りで黄鉄鉱を売り付ける
・ほろは文字が読めても書けないらしい。
・この世界の字はアルファベット。
・あまーてぃは実力の有る商人らしいが信用買いを知らない。
・れろんすの友達は世間体を気にして儲け話をふいにしている。金にも成らない事についてろれんすの世話を焼いている。
5
錬金術士から黄鉄鉱を買う
・ろれんすは変な喩え話で錬金術士に無理な要求をしている。
・「この物語の主役はお前なんだ」
・らんとという名前で北の生まれだと分かっている。
・村の黄鉄鉱高騰は祭りの熱狂という域を超えている。数日の祭りともう居ない占い師にそんなに影響力が有って村人はそんなに踊らされ易いのか。相場表が飾られているという事は村人は日頃から投機が好きなのか。
6
獣人でぃあなの当ては失敗し買った人がらんとが好きなほろと判明し勝負に勝つ
・ろれんすは子供に大金を持たせている。
・信用買いの毒を良く知っている大人であるろれんすが、昨日今日信用買いの説明を受けたあまーてぃを嵌める事はよく考えれば酷い話。そもそも信用買いの毒についてはあまーてぃは取引を持ちかけられた時点で気付いていた筈。
・相場の動きの興奮が描けている。
・ろれんすは相場の動きで計画を変えていてみっともない。
・ほろは結果的には理知的に動いているが、癇癪を起こしていた時との落差が激しい。
・話は綺麗に落ちがついているがあまーてぃが信用買いにうっかり乗っからなければただほろが断るだけで終わっていた。
7
商人を規制する町で古い話を探す
・「万物の頂点に位置する等とわっちも思わぬ」という件の話は何を言いたかったのか。
・ろれんすはひげを剃る動作をしていたが、ひげはその儘。
・ろれんすがいつ取り乱すのか、という件もよく解らない。ろれんすはほろが構ってくれなく成ると構ってくれない事に焦り出す、という事なのか。
・「そうかやー。そんなに構って欲しかったのかやー」
・革鞣しのぼるた婆さんは「物知りだった」と過去形だからもう死んだという事なのか。
8
毛皮の買い付けは阻止されるとの話を得ぼらんと雑談する
・「ほえんす」
・こじゃれた会話はうざったい。
・初めの酒場では酒2杯に銅貨1枚支払ったのに、次の酒場で酒1杯に銅貨2枚支払ったのは話代か。
・ろれんすはほろに弁当当ての勝負を挑んでいたが、ほろが外したとしてろれんすは何をほろから得るのか。
俺女
・ぼらんとろれんすは何度も座る位置を変えている。
・ぼらんはいかにも胡散臭い。
9
りごろから50人会議は終わったと聞きぼらんはほろを売って金を貸してくれと頼む
・ほろを一晩放ったらかしのろれんすは怒られて当然。ろれんすは徹夜で語っていたらしいが眠くないのか。
・りごろの家の召使いらしい女は何故修道女の服を着ているのか。
・りごろも初対面の人間に対して、心を見抜いて見せる等面倒臭い。
・「んふふふぅ〜」
・ほろが豚の丸焼きを食べ終わって笑った時の顔の動画が滑らかではない。
10
50人会議で毛皮を外地商人に売ると決まりぼらんは塩商人と判明し提案に乗る
・作画がやや良い。作画監督は4人。
・「拭きんす」
・ろれんすはほろを質草に出すという提案をすぱっと断らず悩む守銭奴。一度取り引きで失敗して痛い目を見ているのに反省していない。ほろも何故か危険な賭けに
・「持たざる者は幸いであると神も言っている」と乞食が言っているのでこの世界にはキリスト教が有る。
・「腹の底がふわふわする」
・外套を頭から被った状態の奴隷に値段が付くのか。
11
旅を終えようというほろの提案に同意し石像が塩で出来ていると気付き武装蜂起が起きる
・トレニー銀貨2000枚よりリュミオーネ金貨60枚の方が大幅に価値が有るらしい。
・自殺 ぼらんの夫 先物買いで破産したから ナイフで喉を突いて
・ぼらんは没落貴族で売られた身だと語っていたが、結婚式の時にはじいが居たらしい。
・ほろの別れようという提案にろれんすは希望通り取り乱しているが、結局提案に同意してしまっている。ほろにはそこまで執着していないのか。
12
ぼらんは裏切り金を奪われ宿屋の権利書で売ったほろを取り戻し好きだと告白
・「職人や商人ががばに入って」とは何と言っているのか。
・4階に泊まって長毛種の馬を連れている北の毛皮商こるかくーすがやっと登場した。
・変な終わり方。ぼらんと宿屋の店主のその後は描かれないが、OPには燃える町を前に船に乗っているぼらんが描かれている。宿屋の店主は被害者なのか共謀犯なのか。
・ED無し。
作画監督5人だが作画は良くない。