アニメ版 巌窟王

原作既読

点数:3/5
分類:空想科学 恋愛 貴族 フランス 女装 メイド 執事 継母 オッドアイ 寝取られ ロボット 近親相姦
粗筋:
総評:デザインも物語もとても美しい傑作。アルベールの思い込みの激しさで話が成り立っている。思慮深かったら話に成らない。フランツがあまりにも良い奴。

・デザインはお洒落。
・作画は安定している。背景は細かい。
・物語の大まかな筋は『白髪鬼』。
マルセイユがやたら嫌われている。
・電話もインターネットも無い世界らしい。部分的には現代以上だが全体的な文明は19世紀前後のフランスで止まっている気がする。
・良い話に仕立てられているが、マクシミリアンの誘拐は只の犯罪。ヴァランティーヌからすれば、数回しか会った事の無い相手に介護されていた事実は恐怖でしか無い。

・フランツの母は全然出て来ない。フランツの想い人はアルベールの様に思えたがユージェニーであってもおかしくない気がする。
・メカクレ ヴァランティーヌ 左目 髪
・貴族はみんな遊んでばかり。働いている様子が描かれた人間は判事位。
・みんな伯爵に一目惚れしている。
・気絶する女が多い。
・眼鏡男は全然出番が無い。
・銀行家だけ復讐の手間が段違いに大きい。
・鼻でか男は事件のあらましを知っているというだけで特に悪人ではなかった。
・ペッポをアルベールの内通者として使いたいなら、別に男だと教えなくても良かったのではないか。
・伯爵は運任せで助けた殺人犯を自分の手下の盗賊団の一員にしているが、これは自分の手下が余興として死刑囚の振りをしていただけで、どのカードを選んでも殺人犯を助けるという趣向だったのだろうか。


平成27年11月26日
1
ルナでモンテ伯爵に一目惚れしたアルベールは時計を拾い女に騙され銃を向けられる
・友情デザイン 小林誠
・会話が気取っている。
・背景群衆は使い回し。
2
フランツはモンテ伯爵を頼り盗賊団に攫われたアルベールは時計を貰う
・アルベールの身代金 五千万デュカート
・みんなパリの貴族らしい。
・フランツは当てに成らないにしろ警察を一度は頼るべきではないか。
・アルベールは性格が軽い上に八つ当たり迄していてフランツが可哀想。
・アルベールは身を挺して自分を助けてくれた相手との会う約束を、男だと知っただけで反故にしている人非人
3
婚約者とハイキングに行き伯爵と再会しペッポがメイドとして勤め父母と会う
・自殺 モンテクリスト伯 未遂 悪魔の手が引き止めた
・女達は何の為に男達に付き合って来ていたのか。
4
母の秘密が気に成り伯爵の家に行く
・伯爵は料理を出される前に、料理は要らないと一言断りを入れておくべきではないか。
・ペッポはベランダでの伯爵の会話が食堂から聞こえていたのか。
・大した人数の客が来た訳でも無いのに皿の枚数が多い。
・ペッポは図々しい。
5
アルベールはマクシミリアンと決闘し婚約者を愛しているかと問われ悩む
・伯爵の家はテーマパークの様。
・4人はみんな性格が違うがどういう繋がりなのか。
・何の脈絡も無くいきなり決闘が始まっている。
6
ユージェニーの母が娘の友達と浮気し伯爵がみんなをオペラに誘う
・アルベールと父は耳栓をしないでクレー射撃をしている。
・今回は劇場アニメの様に動きが滑らか。背景は遊び心を出す余裕が有る。
・ユージェニーの親は個性が出ている。
7
マクシミリアンはヴァランティーヌに告白し伯爵の部下は囚人を解放する
・アルベールは親友であるフランツの婚約を妨害している。フランツは許可してもフランツの親は困るのではないか。
・背景の木は写真の様。
・マクシミリアンの思い込みの激しさも面白い。
・ヴァランティーヌの母親が動いた時服の模様がずれた。
・ヴァランティーヌの母親と伯爵の接近が早過ぎる。
8
別荘にみんなを家族毎招きアンドレアを紹介し伯爵は病をアルベールに明かす
・伯爵は突然大勢を呼び寄せて肝試しをやらせて失礼。
・マクシミリアンは父の形見を押し付けていて、やはり相手の気持ちを考えたりはしていない。
9
フランツは伯爵が巌窟王と知り想い人の存在を明かしヴァランティーヌが毒で倒れる
・「いえ。邪なのは自分ですから」
・アルベールが倒れたのに親は来ていない。
10
各親がエドモンダンテスからの手紙で集い3人がヴァランティーヌを攫う
・棺桶の中に有った死体は判事の密偵なのか。
・誰がヴァランティーヌを攫ったのかはどうせ後でばれてしまうのだから、義母に見付かっても押し切ってしまえば良かったのではないか。
11
ヴァランティーヌを攫い判事は義母を毒で病院送りにしアルベールは婚約を破断される
・アルベールはフランツの推理に感情で反論している。何故そこまで伯爵に心酔できるのか。フランツはお爺さんの指の動きから義母が毒殺犯である事に気付いたのかと思ったが、推理ではその点は披露されなかった。
・義母の診察に医者が来ていたが、お爺さんは生きているのか。
・「待て、然して希望せよ」という予告編のセリフ。
12
アルベール等は互いの想いを自覚するも妨害され判事は伯爵を参考人として捕まえる
・女たらしに出番が出来た。
13
判事の妻を使い逮捕を除け失職した判事は伯爵暗殺を謀るもアルベールに阻止される
・初めて帝国との戦争下だと明かされた。
14
フランツはルナ行きを決めアルベールも伯爵と宇宙に行く
・マクシミリアンはお爺さん迄誘拐している。若し判事と鉢合わせた場合どう挑むつもりだったのか。
・アルベールはいつも一人合点して自ら不幸に成って行っている。
・ユージェニーは術中に嵌っているとしても軽く口説かれている気がする。
15
エデはアルベール父が親の仇のモンデゴだと明かしフランツはお爺さんの記憶を覗く
・伯爵が初めて感情を露わにした。
16
マクシミリアンの家でエドモンダンテスの手がかりを得ペッポが裏切りを明かす
・新聞記者が有能。
・一気に謎が明かされた。
17
伯爵が事情を明かしアルベールは決闘を申し込む
・アルベール母は25年前に20歳前後だったとすると現在45歳前後なのか。
・アルベールはフランツに対し、忠告を聞かなかった事を反省していたが、その直後のフランツの決闘を止めろとの忠告は無視している。
・唐突にロボットが登場。
・伯爵の髪を結っている金髪の男は初登場な気がする。
18
フランツが決闘で死に伯爵は心臓を突かれても生き続ける
・鎧は町中で見かけると驚くものらしい。
・鎧の動きはこま撮りの様で面白い。
・どちらがどちらの鎧に乗り込んでいるのか分かり難い。
・心臓だけは不滅ではないという理屈は解らない。
・生身で闘うのなら鎧での闘いは意味無いのではないか。
19
アンドレアはユージェニー母と姦通し株が暴落する
・アルベールはフランツの鞄を貰っている。
・白昼夢描写が長い。
・眼鏡男が久し振りに登場。
20
アルベールはユージェニーとキスしニューヨークに行かせアンドレアが逮捕される
・ユージェニー母は箱を見てから臥せっていたのにアンドレアに抱かれて復活している。
オペラ座でピアノ演奏をした人間が学校から誘われている。オペラ座はプロの演奏する場所ではないのか。
・ユージェニーは何だかんだで父に言われるが儘。
・好きな人の愛の為に自分の愛を犠牲にするペッポは切ない。
・アルベールは折角助けたユージェニーを独り外国に送ってしまった。
21
ユージェニー父が逃走中伯爵を撃ち判事は息子アンドレアに刺され狂う
・銀行前の背景群衆は実写。
・伯爵は撃たれても服すら傷付いていない。
・事の経緯がはっきりした。
・座席の下が金だったら座り心地が悪く無いか。
・何故ユージェニー父は伯爵に置いて行かないでくれと言ったのか。あの宇宙船は誰にも操縦されず放浪してしまうのか。
・アルベール父が久し振りに登場。
22
アルベール父が政府転覆を図りアルベール母とアルベールを撃つ
・まさかの急展開。
・「世の中こんなもんかよ」
・リーゼント男が格好良い。
・自殺 モンデゴ 銃を口に咥えて 未遂。途中で止める
23
エデは伯爵に告白しリーゼントは撃たれ伯爵は死にアルベール父は自殺し家が崩壊
・OP無し。
・2度目の鎧対決。また生身で闘っている。
・アルベール父は息子の為に哀願しているが、エデを人質に取る卑怯者たし、さっき自分で息子を撃ったばかりなので、懇願に説得力が無い。
・何故抱き付かれただけで巌窟王が消えているのか。
・判事の妻と息子はずっと伯爵の家に居たのか。
・自殺 モンテゴ 銃で撃って
24
5年後和平が進みペッポはモデルに成り墓に参る
・帝国と王国の和平、帝国と地球の和平と言われているが、地球王国という国が有るのか。
・アルベールは父親が政府転覆犯なのに地球からの大使秘書補佐官に成れている。
・アルベール母は恐らく50歳の筈なのにまだ30代に見える。