2出典:総務省統計局 平成25年人口動態調査 上巻 乳児死亡 第6.9表 世帯の主な仕事別にみた生存期間別乳児死亡数・率(世帯の主な仕事別出生千対)及び百分率

(中略)

発展途上国の都市部において、富裕層と貧困層の間で最も大きな保健格差がある10カ国は、ルワンダカンボジアケニアベトナム、ペルー、インド、マダガスカル、ガーナ、バングラデシュ、そしてナイジェリアです。ルワンドとケニアは乳幼児の死亡率を下げることに成功している国ではありますが、都市における保健格差は約2倍となっています。


■「2歳未満の子供にはテレビを見せないで」、米国小児科学会が指針 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News http://www.afpbb.com/articles/-/2836362
【10月22日 AFP】米国小児科学会(American Academy of Pediatrics、AAP)は18日、2歳未満の子供にはテレビを見させるべきではないとする指針を発表した。1999年に出した前回の指針を改定した。
 学会は、子供のテレビ視聴に関する50以上の研究のうち、テレビ視聴が言語発達の遅れに結び付く可能性を示したものが複数あると指摘している。
 学会は、親のテレビ視聴が子供に悪影響を及ぼす可能性についても警告している。指針をまとめた小児科医のアリ・ブラウン(Ari Brown)氏は、AFPの取材に対し、「テレビがついていると、親はあまりしゃべりません。子供のおしゃべりの時間が短ければ短いほどその子の言語発達が遅れるという科学的証拠もあるんです」と話した。
 なお、指針が対象とするのは、ビデオゲームなどのインタラクティブ(双方向性)なゲームではなく、テレビやパソコン、携帯電話などで受動的に眺めるメディアだ。


■蚊から身を守るために知っておくべき8つのこと « WIRED.jp http://wired.jp/2014/07/16/mosquito/

だが、(1)ニンニクが蚊だけでなく他の虫(例えばダニ)を遠ざけるのにある程度の効果を発揮することは、多くの科学的研究によって裏付けられた(ニンニクオイルの効果を評価した研究・PDF)。

これは、すべての種類の蚊に効果があるわけではないが、汗や息を通してわたしたちの体から発散することで、蚊を遠ざけるのを助けてくれる。またフロリダ大学の研究者たちによると、(2)高濃度のヴィタミンB(B1とB6)やヴィタミンCを含む食品は、わたしたちの汗を蚊が嫌うよう変化させる効果をもっているという。

これに対し、(3)蚊を惹きつける匂いとして挙げられるのが、オランダのチーズ、リンバーガーやその他の熟成チーズのものだ。その要因はこれらのチーズが含む細菌にあると、ヴァーヘニンゲン大学の2006年の研究が特定した。

これは、足やくるぶしの皮膚上にいる細菌とよく似たものだ。このことから、なぜ体のこの部分が最も蚊にかまれる場所のひとつなのか(そしてなぜ「チーズのにおいがする」と言われるか)に対する説明となる。

ビールを飲むと、蚊に噛まれやすくなる?

他にも裏づけの取れた真実がある。(4)ビールを飲むと、それが小さなコップ1杯であっても蚊に噛まれる可能性は高くなる、というものだ。

こう主張しているのは、「PLOS One」で公開されたフランスのある研究だが、他のアルコール類でも同じ効果があるかどうかは不確かなままだ。

その理由はまだ詳しくは分かっておらず、研究者たちは、ビールが汗と一緒にエタノールの分泌を増加させる、だとか、蚊を惹きつけるのはアルコールで上昇した体温によるものだと仮定した。しかし、どちらの理論も確かなものとして裏づけられているわけではない。ビールが蚊を惹きつける理由は秘密のままだ。

また一般的には、(5)食べすぎは、蚊を引き寄せることになるとも言える。蚊は自分の標的を見つけるのに、標的が吐き出す二酸化炭素の流れを追う(蚊のもつ特殊な器官は、50mの距離からの追跡を可能にする)。つまり体重過多で、より多くの二酸化炭素を吐き出す人は、より標的になりやすい、というわけだ。

また、(6)スポーツをする人も、危険度が高い。蚊は、その犠牲者を見つけだすのに、乳酸や尿酸、アンモニアのにおいを追うからだ。これらはまさに、運動中、わたしたちが体外に放出しているものだ。さらに熱せられた体も、蚊を惹きつける。

別の研究でわかったことだが、(7)蚊は、O型の血液型により惹きつけられ、A型と比べてほぼ2倍だ。一方、B型は1.5倍と数字は落ちる。

また、蚊は、わたしたちを見つけだすのに視覚をも用いる。(8)黒、青、赤が、彼らの「お気に入り」の色だ。


■マクロビ論文③マクロビで育っている乳幼児の栄養状態について マクロビオテック初心者/ウェブリブログ http://macrostarter.at.webry.info/200905/article_4.html
<植物性食品のビタミンB12
植物性食品に含まれるビタミンB12量の報告は微生物学的測定法によるものであり、本当のビタミンB12を測れるものではない。
そこで別の研究で3)、マクロビ社会ではよいビタミンB12源として提唱されている40品目の植物性食品について競合タンパク結合分析を用いて分析を行った。
しかし大豆食品(テンペ、しょうゆ、たまり、麦みそ、米みそ、豆腐)、他の発酵食品(甘酒、梅干、ザワークラフト)、全粒穀物にも測定可能なビタミンB12を見出すことはできなかった。
ある種の海藻類には十分なビタミンB12が検出されたが(海苔、スピルリナ、昆布、わかめ)、ビタミンB12欠乏症の乳幼児にこれらの食品をたっぷり食べさせても異常な血液学的指標(RBC、MCV)の値は改善されなかった(魚をとっていた乳幼児はそうではなかった)。最近のアメリカでの研究では、マクロビ実践者である大人の海藻消費とビタミンB12の状態には関連がないことが示されている。4)


カジノ法案とギャンブル依存。の巻‐雨宮処凛がゆく!-第333回 | マガジン9 http://www.magazine9.jp/article/amamiya/18813/
まず、日本のギャンブル障害者は536万人。韓国や米国と比べて3〜6倍。しかも、国内のアルコール依存の109万人、ネット依存の421万人より多いのだ。そんな日本には、世界のギャンブル機器の64%があるのだという。
 男性というイメージが強いギャンブル依存だが、女性の場合も深刻だ。有病率は男性8.7%、女性1.8%とやはり女性の方が少ないが、


■人間の体内にも寄生している寄生生物が宿主の行動や性格をゆがめていることが判明 - GIGAZINE http://gigazine.net/news/20150327-parasite-manipulate-behavior/
チェコプラハにあるチャールズ大学に務める寄生生物学者のヤロスラフ・フレグル氏は、10年以上に渡って2500人の被験者の人格評価を続けるという大規模調査を行っています。この調査結果によれば、トキソプラズマに感染している人間の行動にはしばしば同じ特性がみられるそうです。例えば、トキソプラズマに感染している男性は内向的で、疑い深く、反抗的。女性の場合は信頼性があり従順な人が多いそうです。さらに、単純な反応時間を測るテストを行ったところ、トキソプラズマに感染している人々は感染していない同年代の人々よりも反応時間が遅いという特徴もみられました。

他にも、2009年にチェコで3890名の新兵に対して行われた調査では、トキソプラズマに感染している陰性の血液型を持つ兵士は、感染していない陽性の血液型を持つ兵士の6倍も多く交通事故を起こしていたことが明らかになっています。陰性の血液型、つまりはRhDタンパク質の有無がトキソプラズマとどのように関係して交通事故の発生率を高めているのかは定かではありませんが、これらが何かしら作用していることは明らかです。

さらに、ネズミと同じようにネコのニオイに人間が反応することも明らかになっています。2011年に行われた調査では、トキソプラズマに感染している学生34人と感染していない学生134人にさまざまな動物の尿サンプルのニオイを嗅いでもらったところ、トキソプラズマに感染した男性は感染していない男性よりもはるかにネコの尿のニオイに好意的な反応を示したことが明らかになっています。ただし、女性の場合はこれとは反対の反応が現れているようで、男女で異なる特性を持つというのはフレグル氏の性格調査の結果と同じものです。

他にも、トキソプラズマ症と統合失調症の間にある潜在的なつながりも指摘されています。Stanley Medical Research Instituteの精神科医であるE・フラー・トーリー氏とジョンズ・ホプキンス大学のロバート・ヨルケン氏による調査によると、初めて統合失調症を発症した患者の中には、トキソプラズマに感染している人の数が非常に多いそうです。

性格は「腸内細菌」によって決まる:研究結果 « WIRED.jp http://wired.jp/2015/05/01/bacteria-and-mental/
クライアン教授によれば、マウスを使った研究では、腸内細菌が行動にまで影響を与える場合があることがわかっている。例えば、腸内細菌をまったくもたないように繁殖させたマウスは、通常の腸内細菌をもつマウスと比べて非社会的な行動が多くなり、ほかのマウスと過ごす時間が少なくなるという。
同様の影響は、動物の糞を別の個体に移植して腸内細菌を移す「糞便移植」を行ったケースでも見られている。不安傾向の強いマウスに大胆な性格のマウスの糞便微生物を移植したところ、移植されたマウスはより社交的な行動をとるようになったことが確認されたそうだ。

腸内細菌が「不安」「うつ病」「気分障害」の治療にも、「サイコバイオティクス」に動き | Medエッジ http://www.mededge.jp/a/psyc/9977
 妊娠中に高熱が続いた女性は子どもが自閉症になる確率が7倍という研究結果に着目したある研究では、妊娠中に発熱状態を誘発した雌ネズミの子が、コミュニケーションの低下や反復行動など人の自閉症に似た特徴を示した。腸壁の透過性上昇(バリア機能の低下)まで見られた。自閉症の子どもでは40〜90%が胃腸障害を伴うという。

 さらにこのネズミでは腸内細菌叢に異常が見られたが、抗炎症作用が知られているバクテロイデス属の一種を投与すると、腸壁透過性が改善して細菌叢が正常になったばかりか、反復行動とコミュニケーション低下の緩和が見られた。マウスの結果とはいえ、自閉症の症状は逆転できることが証明された。

ニュース - 科学&宇宙 - 自閉症、腸と脳のつながり明らかに - ナショナルジオグラフィック式日本語サイト(ナショジオhttp://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141117003&source=rss
Melissa Pandika
for OZY
November 17, 2014
 一方、頼もしい手掛かりが腸で見つかっている。これまでの研究により、自閉症児と健常児では、微生物叢と呼ばれる腸内に生息する膨大な数の微生物に著しい違いがあることがわかっている。そして今回、カリフォルニア工科大学で行われた研究の結果、微生物が自閉症の一因となる可能性が初めて明らかとなった。「Cell」誌に先月掲載された論文によると、試験的なプロバイオティクス療法によってマウスの自閉症様行動が軽減し、すでに臨床試験の準備に入っているという。

 現在、自閉症に対しては主に行動療法による治療が行われている。しかし、今後はプロバイオティクス(ヨーグルトなどに含まれる、生きた“体に良い”微生物)による治療に取って代わる可能性が出てきた。

 自閉症は、コミュニケーション及び社会相互交渉の障害、反復的な行動という3つの基本的特徴を有する一連の疾患を指す。

 自閉症を持つ子どもに最も多い健康上の訴えは胃