アクエリオンEVOL

総評:前作が評判の割につまらなかったので期待していなかったが、今作は別物の様に面白い。ギャグが滑っておらず綺麗に纏まっている。前作に続いて使われない設定や活躍しない登場者が居る。前作の落ちを台無しにするとんでもない展開。前作と合わせこの物語は24000年不動一人が引っ掻き回していただけ。前作のアポロは要らぬとばっちりを受けている。

・前作のキャラクターも含めてキャラクターデザインが大きく変わった。男は『うたの☆プリンスさまっ♪ 』に、女は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』似ていると思ったら、前者は原作のキャラクターデザイナー、後者はアニメ版作画監督が本作でそれぞれを担当していた。
・キャラクターデザイン協力 ジミー・ストーン
・コンセプトデザイン ロマン・トマ
メカニックデザイン ブリュネ・スタニスラス
・作画が良くなった。特に背景の作画が細かい。
・柏手の効果音が格好良く成っている。
・前作とは、一部背景画像や背景音楽、恥ずかしい副題、第二期OPが過去の映像から構成されるという点、アマハレ元気が共通している。

・ドーナツネタが多い。
・駄洒落というか言葉遊びが上手く使われている。
ラテン語風の架空言語の他に中国語と日本語とアラビア数字が使われている。

・掃除をする男
・前作から受け継がれた登場人物設定が有る。女好きはピエールに代わりアンディ。ハッカーはジュンに代わりジン。ゴスロリはリイナに代わり理事長。絶望予知はレイカの不幸とジュンの念写に似ている。
・アンディは前半陽気で明るいが後半暗く深刻に成る。
腐女子サザンカは可愛い。
・健気で報われないゼシカは可哀想。
・ドナールの鬼教官らしい描写は初めの数話だけ。
・女教官の存在感が薄い。
・紙袋の女の子は只奇妙な格好というだけで終わった。
・主人公の父母の掘り下げが足りない。母親はもう少し引っ張って欲しい。
・理事長は結局不思議な存在なままで終わり。
・ミカゲは始終謎めいていたのに終盤追い詰められると安っぽい悪役に成る。カグラはみこのの事をすぐ見付けられたのに、ミカゲは司令がアポロニアスだと最後迄見抜けなかった。
・何故主人公はみこのにこんなに執着するのか。惚れる理由が欲しかった。
・ドナールの相方は敵国で男に成っているのかと思ったらそんな事は無かった。
・司令は飼い犬の現世に対して特に愛情を見せる事は無かった。

平成26年1月15日
1
客の女の子とデート中アブダクターに襲われる
・映画館のおじいさんは客が1人入っているのに気付いていない。
・聖天使学園女子部
・先生は自分自身も天空の乙女と呼んでいる。
・運河にも信号が有る。
・主人公は後ろ向きで暗いのに女の子は明るい。
・司令が男なのに先生は男の悪口を言っている。
・主人公はあっさり順応している。

平成26年1月16日
2
主人公はみこのの手の柔らかさに喜び敵を追い返す
・「見せ付けてやんよ!」
・また月が敵のついでに傷付けられている。
・1話と2話は同時放送の為EDも1本。
3
2人は学園に所属し主人公は模擬訓練で土下座する
・主人公の幼い頃は可愛い。
・みこのは土下座されて赤くなっている。
4
窮地に掃除夫を演じていた総司令とみこのが来てベルリンが破壊される
・シュレードとカイエンは三蔵法師孫悟空の様。
・主人公はすっかりアクエリオンや同級生に馴染んでいる。
・「正体不明のショータイム」
・ジンはシュレードに似ている。
・副指令が無能な点は前作と同じ。
・無限拳の伸びる効果音はコミカル。
・「ラブって夏MAX」
5
生徒はデートで訓練をしていると敵が人間体で現れる
サザンカ腐女子感情は恋愛感情とは違うのに制限を受けている。
ゼシカの左を向いた際の胸の線がおかしかった。
6
みこのが攫われかけシュレイドが戦い倒れる
・幼いシュレイドは可愛い。
・「天の月のビブラート、水の月がアレグロビバーチェスすれば」「人の月はその命をアジタートに歌い上げる!」
・バイオリンの達人
・原画は3人。
7
怪談の後恥ずかしさで透明に成っていたユノハが搭乗する
・「絶体絶命浴びせたい」
・「こんな状況はシミュレーションには無かった」
・透明に成るという、前作14話の敵の様な戦い方を主人公側がしている。
8
服が脱げる度に敵の弾を除けられる様に成る
・男だけが生き残った星という直球な同性愛設定。
・「異性に観られる事によって体が火照っているのね。分かるわ」「えっ!」「んんっ」
9
ミックスとアンディが合体する
・敵方は易々と失う訳にはいかないジンを何故戦闘に参加させるのか。
・ミックスは真面目なのではなく只の我侭。
・アンディは名言を述べている様でかなり無理が有る。
・敵に一切触れずに倒してしまった。
10
ジンが転校して来てユノハと仲良く成る
・敵があっさり侵入できている。
・今回は戦闘無し。
11
ミカゲはアポロンとシルフィの記憶が眠るカグラを脱走させる
・「麦茶!」
・平気で街を壊している。
・主人公の告白はやはりはっきりとせずもどかしい。
12
主人公の母はアリシアだと判明しユノハにジンの正体がばれる
腐女子仲間が増えている。
・みんな靴を履いたまま絨毯や座布団に乗っている。
・ユノハは結構積極的。
13
ミカゲとカグラを撃退するが学園側に寝返ったジンは殺される
・予備機が有るなら2体同時合体ができるのではないかと思ったら本当にそう成った。
・シュレイドがまた乗っている。
・ジンの心変わりの理由はユノハの涙なのか。浅薄な気がする。
・ミカゲはジンを殺したくてカグラを脱走させたのか。
14
葬式の後訓練としてみんなで墓穴に埋まる
・先日来たばかりの密偵が仲間割れで死んだだけなのにみんな悲しんでいる。
・みこのは床に食べ物を置いている。
・この国は土葬文化圏。
・みこのは能力が無いとされているが、人の気配を感じる能力は有る。
・同監督の『地球少女アルジュナ』様な命の循環説明。
・主人公は土に埋められる事と母に抱かれる事を同じだと言っている。
・墓穴に埋められるだけの回。
・「ハッピーバースデー」

平成26年1月17日
15
シルフィであるみこのはアポロンであるカグラに攫われるが赦す
・エアバイオリン。
・文明が発達しているのに人探しは人力と原始的。
・EDが変わる。
16
模擬戦の最中過去の映像に触れゼシカは愛を告白する
・OPが変わった。
・アンディもミックスも互いを認めている。
ビアンカ腐女子なので腐食能力。
・ドナール教官の顎が縦に動いた。
・戦闘中の堂々とした愛の告白は『オーバーマン キングゲイナー』の様。
・恋愛禁止を堂々と破った。片思いしただけで島を一つ吹き飛ばしている。
・前作の映像が流れる。製作者一覧に前作の映像の声優が載っていた。
・「えっ、嘘嘘、来週って水着回なの?」
17
湖に行きみんなでアクエリオンに乗る
・みこのの外出禁止令はもう解除されたのか。
・アンディは水着でも帽子。
・「ボクノー、アダムガー、センネンヲトメルー」
・先生は解説役。シュレイドとアンディは仲間外れ。
ゼシカの全体的には上品だが服は胸の露出が下品な位増えている。
18
敵司令が攻めて来る
・ミックスは前回の訓練は遠足だとはっきり述べている。
・シュシュがミックスに懐いている。
・前作と違い敵は市民生活といった政治的な理由で侵攻を計画している。
19
ミックスを助けに行き封じられた母親と再開する
・アンディは一人埋まって戦闘を人任せにしていたのに結果に不満を持ち主人公に八つ当たりしている。
・副指令が久し振りに登場。
アクエリオン以外の機体にもユノハの透明効果が及んでいたのか。
・ユノハは自分以外の人間は透明化させられないのか。できるのなら侵入はとんでもなく簡単に成った筈。
20
男体化していく世界で母だけが変化しない素質を持っていた
・何故ゼシカはミカゲとの接触を隠すのか。
・14年前に女性が絶滅した程度で世界が変わり過ぎではないか。
・アンディは至近距離から撃たれたのに被弾していない。
・「ボーイズ合体」
・男に成ったミックスは全然顔が変わっていない。
・副題は名前と性染色体をうまく掛け合わせている。そもそもMIXという名前は性転換展開前提で付けられたのだろうか。
21
ゼシカにキスされた主人公とカグラは同じ人間だと判明
・そういえばシュレイドは何故命令違反を犯して敵国に向かったのか。自分の旋律を完成させたいが為だったのか。
ゼシカは普段着の儘寝ている。
・「アマグラだ!」
・寝間着の学園長は可愛い。
ゼシカの告白は気が長い。
・主人公は、同じ状況でみこのは助けたのにゼシカは助けられなかった。
ゼシカのキスは単に肉欲の赴くままではなく、相手の命を慮った自己犠牲という意味が有る点が美しい。
22
神話型アクエリオンが復活し攫われたみこのをみんなで追う
・どんな原理で司令は主人公等の喧嘩を映し出せているのか。
23
過去が語られシュレイドは死にミカゲはゼシカの体に乗り移る
・OP無し。EDが以前のものに戻る。
・司令が眼帯を外す。
・敵はカグラと一緒に真実のイブ迄攻撃している。
・みこのはシルビアの来世にしては性格が大人しい。
・アポロニアスの来世は誰なのか。
・トウマとミカゲは見た目が同じだが魂の同じ別人。
・司令やシュシュは誰かの来世だったりするのか。
・シュレイドは意味有りげな素振りをしつつ死んでしまった。
・羽根無しという言葉が久し振りに登場。
・みこのもゼシカも敵国に着いたのに男体化が起きていない。
24
ミカゲはカグラに父イズモと母アリシアを殺させる
・OPとED無し。
・母親の行動はとどのつまり子供より上に夫を置いた育児放棄でしかない。
・母親が起きて会話している間に男体化を始めたら面白そう。
・虫にすら雌が生まれないのなら、食べ物すらも作れなくないか。
・虫の交尾
・カグラは両親の顔も知らずに可哀想。
25
ミックスとアンディは基地に戻されミカゲは恋人の女を寝取る
・新旧アクエリオンの闘いは燃える。
・ミックスの男嫌いという設定が、男に性転換するという展開によく効いている。
・主人公はゼシカの指摘した通りの理由でみこのに惚れている。
26
アンディとミックスは合体し主人公とみこのでアクエリオンLOVEが誕生
・OP無し。
・戦闘から外されるモロイが不憫。
・折角アンディとミックスが念願の合体を果たしたのにその重みが物語の盛り上がりに埋もれてしまっている。最終話迄引っ張ったのだから感想を述べて欲しかった。
・前作の登場者が登場。トウマは過去の行動に満足気だったがミカゲの考えは違うのか。
ゼシカとカグラがミカゲの意識世界から操縦席迄瞬間移動してアンディとミックスはどこかに消えている。
・何だか良く分からない力で敵が倒されている。
・敵国のイブの呪いが解けた為かミックスの胸は戻っている。
・シュシュがゼシカにも懐いている。
・アポロニアスこと司令に取り込まれたミカゲはそれてで満足なのか。